2015年11月22日

倶知安保健所から負傷のミックス犬を引き取りました!


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11月18日、倶知安保健所より推定10歳のミックス犬のオスを引取りしました。

この子は、10月29日の早朝に仁木町北町の国道で、
ぐったり横たわっているところを警察に保護されました。

おそらく交通事故に遭ったのでしょう。
一旦最寄りの余市保健所に収容されましたが、その日のうちに倶知安保健所に収容されました。

発見された時には首輪をつけていたので、飼い犬だったと思われます。
迷子犬で、仁木町役場で公示されましたが、
残念ながら飼い主からの問い合わせはありませんでした。





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1週間は寝たきりだったそうですが、その後、自力で立ち上がり、歩けるまでに回復しました。
迎えに行ったときも、犬舎から出てきてくれました。





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とても人懐っこく、保健所ではお世話してくれる職員さんに特に懐いていたそうです。
ほとんど吠えることもなく、ご飯の要求のときに鳴く程度だそうで、
食餌の最中も傍にいても大人しく、素直で従順な子です。





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左足先も擦れて皮膚が見えて痛々しく、保健所では塗り薬をつけてくださっていました。





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早速、保護された仁木町に因んでニッキーと命名しました!

動物病院までの道中は、時折起き上がって姿勢を変える以外は、ずっと静かに寝ていました。

早速かかりつけの動物病院に直行、診察中もとても大人しくしていました。





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レントゲンの結果は、想像していたより怪我が酷い状況でした。

右後足の脛骨と腓骨が完全に真横に骨折していました。
また、睾丸が傷ついていて、事故の影響かもしれませんが組織が分厚くなっていました。





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左後足は大腿骨の骨折。
骨盤は麻酔をかけないと撮影出来ないため現段階では分かりませんでした。

顎が折れたのが曲がってついたようで口が歪んでいますが、古い傷のようです。
また、左目の角膜が損傷していて、これも古傷でした。
飼い主が病院に連れて行くことはあったのでしょうか・・・。

身体は辛いはずなのですが、人が傍にいると嬉しそうにしっぽを振って近付こうとしてきます。

早く元気になってもらって、思いっきり遊ばせてあげたいです!





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保健所では親子で収容された猫もいました。
3頭で収容されましたが、1頭はすぐに貰われて行きました。

母猫は大人しくじっとしていましたが、子猫のほうはまだ少し人が苦手なようです。

それでもだいぶ馴れてきてはいるそうで、出会いを待っていました。

当会では猫の収容数が多くなり、今回連れて帰ることは出来ませんでしたが、
皆さま、どうかお迎え入れの検討や情報の拡散、シェアをお願いいたしますm(__)m





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羊蹄山の雪も、だいぶ麓まで降りてきました・・・これから北海道に厳しい冬がやってきます。

外で暮らす動物たちが少しでも健やかで逞しく生き抜いてくれますように・・・。



posted by しっぽの会 at 17:05 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする