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本日8月31日付北海道新聞朝刊社会面に昨日死亡した札幌市円山動物園のマサイキリンの
死亡記事が掲載されていました。
マサイキリンのナナコは11歳のメスで、30日朝、獣舎の屋内部分で
横たわり死んでいるのを飼育員が見つけ、
北海道大学で解剖した結果、死因は誤嚥による窒息死とみられるそうです。
マサイキリンはの寿命は20〜30年だそうですから、あまりに早い死は残念でなりません。
先月はマレーグマの高齢の雌が同居訓練中に若い雄に攻撃され死亡、
先日23日は新施設のアフリカゾーンに移動する際に、
6歳の雄のグラントシマウマがストレスで死亡しています。
動物園に来場される方の多くは日々懸命に生きる動物達の姿に心励まされたり、
癒しを求めていると思いますが、ストレスを感じている動物を見ても癒されないと思うのです。
動物たちの健康と安全な環境を与えることは、動物園側の責任です。
同園には、現在いる1頭1頭の動物たちの命と向き合い丁寧な飼育を心がけ、
各々のQOLを上げ、天寿を全うできるよう感謝して扱って欲しいものです。
動物園に行くと生き生きした動物を見て、来場者が笑顔になれる・・・
そんな存在になって欲しいと心から願っています。