7月22日、倶知安保健所に飼い主に放棄された8歳のミックス犬の引き取りに行って来ました。
当日はあいにく雨のお天気で、蝦夷富士と呼ばれている羊蹄山は見えませんでした。
倶知安保健所は後志総合振興局の庁舎内にありますが、
9時過ぎに着き、犬舎に案内されるとちょうどお散歩から帰ってきたところで、
お世話している職員さんと一緒に出迎えてくれました。
この子は元の飼い主さんが死亡し、お店の従業員の方が少しの間お世話したそうですが、
6月22日に放棄され、一緒に放棄されたポメラニアンは高齢で白内障もあったとのことで、
即日処分されていました・・・
保健所では、老犬やハンデがある犬や猫は、譲渡の対象にならず、
人知れず殺処分されることもあり、救えなかったポメラニアンが可哀想でなりませんでした・・・
この子はアンナと名付けました。
しっぽフリフリで挨拶してくれる人懐こい子で、お座りもお手もできるお利口さんです。
背中やしっぽの付け根あたりを触られるのが好きなようで、自分から体を向けてきました。
頭や顔まわりを触られるのが苦手だと伺っていましたが、初対面でも撫でさせてくれました。
ただ、少し緊張しているのが分かりましたから、いきなり触ると怒るかもしれません。
収容された当初は環境の変化もあり、食欲にもムラがあり、食べたり食べなかったりしたそうです。
また、おなかに大きなヘルニアのような膨らみがありました。
バリケンに入るのはとても嫌がり、お尻を押して入れましたが、
嫌がるものの、噛んできたりはしませんでした。
職員さんに見送られ、病院へと向かいましたが、不安からかずーっとピイピイ鳴いていましたが、
病院では特に激しく抵抗することなく診察を受けてくれました。
鼠径ヘルニアがあり、避妊手術のときに一緒に手術することになり、
たくさんあるイボは脂腺膿腫のようで、一番大きいものは診察中にとれてしまいました。
また、尿検査では細菌が多くみつかり、膀胱炎の一歩手前の状態とのこと。
早速薬がでました。
さすがに疲れたのか、病院から会へ向かう間はとても静かにしていましたよ☆
以上、倶知安保健所の引き取りのご報告でした。
皆さま、ぜひアンナに会いにいらしてください♪
飼い主さん募集 アンナ
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