2015年07月09日
小さな命安らかに・・・
潤(うるう)、潤希(うるき)、生己(うぶき)、羽之(うゆき)が虹の橋へ旅立ちました。
4頭は先日、石狩保健所より保護したシーズー犬の泉と祈(いのり)の子どもです。
泉と祈は保護時、すでに妊娠しており
7月1日に泉が3頭の子どもを出産しました。
しかし、母犬の泉は出産後臍の尾を切ることさえも出来ず、
1匹は羊膜に包まれたまま産まれてきましたが、
逆子で難産だったため、泉は舐めることもできなかったようです。
唯一助かった子も一時は危険な状態で、
マッサージをし、温め、なんとか一命を取り留めることができました。
祈は7月8日の朝、スタッフが出勤した時にはすでに2頭出産していましたが、
2頭共すでに亡くなっていました・・・
祈は出産で疲れ果て、
子犬を舐めることも臍の尾を噛みちぎることも出来ずぐったりとしていました。
祈に声をかけ体を起こすと、
祈は寝床へ行き血だらけになった自分の体を舐めはじめましたが、
祈だけでも助かって安心しました・・・
小さなシーズーにとって出産は命がけだと思いました。
泉と生き残った泉の子、
祈には亡くなってしまった子犬の分まで幸せになって欲しいと思います。