2015年04月07日

人間に翻弄された犬たち


3月30日、江別保健所から犬4頭を引き取りました。

犬たちは市内の会社の敷地で飼われていましたが、
会社が倒産し21頭の犬が取り残されました・・・

江別保健所では、収容場所も限られていることから7頭を保護されましたが、
残りの子は殺処分となり、人間に翻弄された沢山の命が消えてしまいました・・・



当会は、江別保健所からうち4頭を引き取りし、3頭は江別保健所で飼い主を募集しました。

全ての犬たちを助けることが出来ず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・




<江別保健所で睡眠薬が覚めず眠る3頭。このまま当会で引き取りしました。>
001.jpg

003.jpg

002.jpg

しっぽで保護した4頭は、元気、勇気、和希、光希と名付けました。

江別保健所に引き取りに伺ったところ、和希以外の子たちは睡眠薬で眠っていました・・・

3頭の目が覚める事を祈るばかりでした。





007.jpg

しかし、光希は眠りから覚めることなく、そのまま天国へと召されてしまいました。

身体も小さめで、すぐに出会いがありそうなかわいい子でした・・・

本当に残念でなりません。





004.jpg

和希は現場で睡眠薬入りのご飯を食べませんでしたが、檻に入り繋がった命でした。

翌日、健康診断等のため3頭を病院へ連れて行きました。





006.jpg

元気は緊張していましたが、大人しく診察を受けていました。





005.jpg

勇気も緊張していましてが、看護士さんに抱えられるとなんだかちょっぴり嬉しそうにしてました。

和希も緊張しながらも大人しく看護士さんに抱えられていました。

和希は疥癬が酷く、顔の毛がほとんどありません。
お腹も肢も赤く禿げてとっても痒そうです。

この日から和希の治療が始まりました。
今後変わっていく和希に注目です。

引取りしてから1週間・・・3頭はしっぽの生活にも慣れてきて、少しずつ落ち着いきました。

勇気はとても人懐っこく、
かまって欲しくてすぐにお腹を見せて嬉ションを飛ばしてきます。

みな可愛いので早く新しい家族が見つかりますように・・・


先日は旭川市内で50数頭の犬の多頭飼育放棄がありました。

札幌市でも昨年98匹の猫が放棄されたり、犬の多頭飼育放棄も複数ありました。

今回は様々な不利な条件が重なり、全ての命を救うことが出来ず、
代表、スタッフともども悲壮感と無力感でいっぱいです・・・

ご支援くださっている皆さまにも本当に申し訳なく思っています。

飼い主が増やしてしまった事実の他に、頼まれ引き取ったとの話もありました。
世話のできる数の犬だけを責任を持って飼養していれば・・・
また、周囲も安易に依存することは結局動物を苦しめています。

人間の都合で犠牲になるのはいつも動物たちなのです・・・

江別保健所の職員さまも、何とか1匹でも多く助けたいと尽力くださいました。
当会もこの教訓を胸に刻み次に繋げていかなければ、
無念にも死んでいった子たちが一層浮かばれないと感じています・・・

札幌には多頭飼育の届出制が条例に盛り込まれる予定ですが
北海道も多頭飼育抑止のために、
多くの犬や猫を飼育することに規制を設けるべきだと思います。

人の勝手で増やし、人の勝手で殺される・・・・

頭数が少なければ対処できることも多いのです。



posted by しっぽの会 at 11:57 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする