今週は咬むと躾が出来ない飼い主からフレンチブルドッグが、
また飼い主の死亡により高齢の北海道犬が放棄されました。
飼い主を失った放棄された犬たちは、新しい環境に慣れようと健気にがんばっていました。
収容犬181、2月22日、白石区北郷7条7丁目で保護されたシーズーの去勢オス。
右目が病気なのか怪我によるものか、塞がっています。
とても懐こくて大人しい子です。
収容期限は3月3日(火)です。
収容犬91、推定8歳の北海道犬のオスは、
ここ数日暖かいので日中はベランダで過ごしているそうです。
しっかり番犬を務めていましたが、職員さんには吠えないお利口さんです。
収容犬150、推定6歳前後の柴犬の去勢オス。
収容当時より緊張は取れてきましたが、まだリラックスしている感じはありません。
頭がいい子なのだと思いますが、心配性で先回りしていろいろ考えてしまうのでしょう。
元の飼い主が神経質なタイプだったのかも知れません。
収容犬013001、1月30日放棄された9歳の柴犬のメスの名はチコちゃん。
環境にも慣れ、人待ちスタイルです。
甘えん坊でヤキモチやきなかわいい子です。
アレルギーがありますが、掻いている様子もなく、
収容当初より良くなっているようです。
犬とゆっくり過ごしたい方にはぴったりな子ではないでしょうか。
収容犬021301、飼い主の入院が理由で放棄された8歳のボーダーコリーのメス。
収容される前に、興奮し咬んだとのこと。
ただ、興奮したのはケージに入れられる、車に乗るなど、
慣れていないことをしたことが原因だったようです。
これまで、外のガレージのような場所で飼われていたそうで、
社会経験も少なく、驚いて興奮したのだと思います。
先週のようにソワソワする様子もなく、職員さんに甘え、食欲もあって元気でした。
普段は甘えん坊で人懐こくとてもいい子だそうです☆
今度こそ、終生大切な家族で迎えられますように・・・
収容犬021302、推定10歳以上の白薄茶のオスは、下記のシーズーと
飼い主の入院が理由で放棄されました。
毛も伸び放題で毛玉だらけでしたが、先週、愛護推進員さんにカットしていただき、
可愛くなりました!
高齢で両目とも白濁して白内障になっています。
大人しくて、トコトコ歩く可愛い子です。
収容犬021303、推定10歳以上の白灰のオスも、上記のシーズーと一緒に放棄されました。
両目とも萎縮していて視力はありません。
ケージから出すと、トコトコと結構歩くそうです。
くっついて眠る仲良しな2匹。
一緒にお迎えいただけたら、この子たちもどんなに嬉しいことでしょうか。
収容犬022301、5歳のフレンチブルドック の去勢オス。
咬み癖があり躾が出来ずに放棄されました。
現在、経過を観察していますが、散歩から帰り、リードを外そうとした時に、
向かって来たそうです。
自分の物を取ろうとしたり、絡み付いたリードをほどこうとすると
怒って歯をむくことがあったそうです。
収容犬022401、飼い主の死亡により放棄された12歳の北海道犬。
最近の放棄理由で特に多くなっているのが、飼い主の死亡、入院、施設への転居・・・
どれも背景には、高齢化社会と核家族の問題があります。
この子は、大人しくて穏やかで、のんびりスローな本当にいい子です。
どこを触っても大丈夫な、とてもいい子で、
誰にでもフレンドリーで、お散歩も楽しんでいるそうです。
オヤツタイムです☆
外のベランダから戻ってきた91番の北海道犬は、
オヤツの際のオスワリ、マテのコマンドもバッチリです!
150番の柴も、しっかり言うことを聞いて、オヤツには目がない様子です(笑)
ボーダーコリーのラブちゃんも、オヤツを待ってました!とばかりに食いついてました^^;
放棄されたチコちゃんは、オヤツにも好き嫌いがあって、
今日のササミジャーキーはお気に召したようですw
フレンチブルドッグの太郎くん。
頭のマル柄がユニークです。
この子はオスワリ、マテ、オテ、オカワリのコマンドも完璧です!
言われる前にオテの次にオカワリをして、オヤツ早くちょうだい!とアピールしていましたw
収容犬022401、北海道犬のりょうくんは、オヤツを食べるのものんびりです。
みんなオヤツを貰えるのをとても楽しみにしていました☆
収容猫F111、推定10歳前後の白猫のオス。
四肢を伸ばしてリラックスしています☆
時間はかかりましたが、環境にも慣れ、人にも慣れて来ています。
ここまで置いてくださった職員の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
手足も伸ばせるくらい、慣れるようになりました。
時間はかかりましたが、人にも慣れて来ました。
いい出会いがありますように・・・
収容猫F112、推定5歳前後の黒灰のオス。
奥で固まっていることが多かったのですが、
ケージの手前で落ち着くことも出来るようになりました。
こうして譲渡まで時間をかけて観察してくださる行政機関はそうないと思います。
ぜひ、ハードの面でも新たな施設が建設され、動物の愛護と福祉が充実されるよう、
皆様のご署名のご協力をお願いいたします!!
署名の詳細は、以下からご覧ください★
札幌市どうぶつ愛護センター建設アクション特設ページ
http://shippo.or.jp/syomei2015.html
1分かからずにご署名いただけます
署名サイトページ
http://goo.gl/lr0y1U
収容猫127、推定8歳前後の白黒のメス。
やっぱりトイレの容器の中が好きなようです^^;
慣れるまでもう少しですね!
収容猫F164、推定3〜5歳の黒白猫のオス。
チョビヒゲがユニークです。
威嚇することもありましたが、リラックスして休むようになれました。
F127、推定5〜8歳のメス。
11月から収容されていますが、シャイで引っ込み思案で、
なかなか慣れてくれませんが、幸せな出会いを待っています。
予備室で経過を観察しながら出会いを待つ猫たち。
収容猫F168、茶のオスは迷子でしたが、期限が切れました。
F142、キジトラ白の子も収容が長くなっています。
やっとシャーと言われなくなりました。
F174、収容当初は食欲旺盛でしたが、最近食べなくなったとのこと。
せっかく繋がった命・・・どうか元気になってくれますように・・・
F105、昨年9月26日に中央区で保護された白猫のメス。
F111と一緒の頃に収容されていました。
早く人慣れして出会いが生まれますように・・・
F134、昨年11月18日、西区発寒で保護されたキジトラのメス。
この子もありがたいことに長期収容で命が繋がっています。
F171、2月13日、北区屯田で保護された白黒猫のオス。
職員さんに伺ったところ、上記の発寒や屯田、手稲などは野良猫の多いところだそうです。
餌やりさんが多く、反面、不妊手術が進んでいないためですが、
猫の殺処分を減らすキーポイントは不妊手術、野良猫を地域住民で世話をする
地域猫の考えを取り入れるのが有効です。
札幌市に新札幌市どうぶつ愛護センターが建設されれば、
旭川市動物愛護センター「あにまある」のように、
こうした問題にも積極的に対応できるようになります。
札幌市に動物愛護の条例の制定が予定される時だからこそ、
施設建設の要望を声を合わせて後押ししていきましょう!!
F92、昨年の8月から収容されているキジトラのオス。
長らく収容して経過を観察してくださり、本当にありがとうございます!
身体も触らせてくれるようになりました!
頭上にはCDプレイヤーが置かれラジオが流されていました。
少しでも人に慣れるよう、ラジオで声を聴かせています。
職員さんの思いやりとアイディアに感謝です!
F89、上記と同じ頃、昨年8月25日から収容されている黒猫のオス。
もう半年の収容です。
その間、多頭飼育放棄も数件ありましたが、こうして生かしてくださいました!
2匹はオス同士ですが、惹かれあったように見つめ、ニャーニャーと呼び合っていました。
そうしたところ、F105の白ちゃんも、一緒になってニャーニャーと鳴きだし、
いつもはウ〜〜とかシャ〜〜とか聞こえる猫舎が、いっきに楽しい雰囲気になりましたw
もしかしてラジオ効果?と思ってしまいました(^^)
音量も耳に優しく、でも帰りはラジオを消して帰られるそうです。
F129、キジトラのメスも11月から収容されています。
猫風邪で右目が目やにで塞がっていましたが、点眼できれいになりました!
北斗市役所に1月22日に収容されたミックス犬のメスは、
北斗市追分3丁目3番地付近で保護されました。
迷子でしたが、飼い主の迎えはなく、出会いもありません。
色のあせた首輪を付け、痩せています。大人しい子です。
北斗市の犬の収容場所はゴミ処理場の一角にあり、
職員さんが工夫してくださっていますが、外の小屋ですので、寒さが厳しい状況です。
暖かなお家で家族に迎えていただけたらと願っています。
幸せになりたいのはどの子も同じです。
どうか生きるチャンスを与えてください!
北斗市役所:電話:0138-73-3111 内線122
http://www.city.hokuto.hokkaido.jp/modules/life/content0020.html
2月20日、倶知安保健所に収容されたキジトラ猫3匹は
野良の子猫でしたが、地域の餌やりの方が世話をして慣らし、
トイレも出来るようになりました。
3匹とも人懐こく、膝に乗りゴロゴロと甘えるそうです。
収容期限は3月6日(金)です!
また、岩内保健所には、2月23日、 先日岩内保健所から譲渡された2匹の
ミックス犬の兄弟と母犬が収容されました。
親子一家は、飼い主さんの死亡と配偶者の入院で
路頭に迷いましたがしたが、2匹が先に貰われ、
兄弟犬タローと母犬フユコが新たな出会いを待っています。
タローは少し臆病ですが人懐こい子で、10歳の母犬も穏やかで
誰にでも懐くとても愛想のいい子です。
本日、ご近所の方が世話をされていたタローの兄弟の9歳の去勢オスも収容されました。
飼い主を失い、行き場を失くした親子3匹・・・
どうか救いの手を差し伸べていただけたら幸いです。
3匹の収容期限は3月9日(月)です!
後志総合振興局:0136-23-1354
http://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/animal/atarasiikainusisagasi.htm
苫小牧保健所には、現在推定3〜7歳の茶白猫のメスが収容されています。
以下、飼い主募集のコメントを転記します。
『某通信会社のCMを彷彿とさせる置物系の猫です。
特段の用事がない限りジーッとしており、跳んだりはねたりはしません。
人慣れは十分で、膝の上でゴロゴロとのどを鳴らすこともあります。
腹部が異常にふくらんでいるので、 動物病院で診てもらったところ、
妊娠もしていないし病気の兆候もないとのことでした(ただし、精密な検査を
受けていませんので、 何らかの病気や障害を持っている可能性は否定できません)。
若干のカゼ症状が見られるので病院にて抗生剤の投与を受けました。』
病院のエコー検査では問題がなかったそうです。
大人しくて懐こい子です!
今度こそ幸せな家族になれるよう、ご理解ある飼い主さんをお待ちしています。
幸せになりたいのはどの子も同じです・・・ どうか生きるチャンスを与えてください!
胆振総合振興局:0143-24-9578
http://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/animal/jouto.htm
滝川保健所には、推定10歳のオスの シーズー系ミックス犬が新たな出会いを待っています。
ミックス犬は、飼い主の病気が理由で放棄され、
職員さんを咬み攻撃性があると譲渡対象外でしたが、
その後、慣れた職員さんにお腹を見せ甘えるなど フレンドリーなところが見え、
他の職員さんを咬むことも無くなったそうです。
飼い主との別離や大きく変わった環境に、 戸惑い怯えていたでしょうし、
ご理解ある方との出会いを待っています!
幸せになりたいのはどの子も同じ・・・家族になれるよう皆様のご協力をお願いします!
滝川保健所:0125-24-6201
http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/tth/kannkyo/kainushi270220.pdf
保健所では、犬猫達が救いの手を差し伸べられるのを待っています!
犬猫を迎え入れる予定のある方は、どうかお近くの保健所に収容されている犬猫に、
救いの手を差し伸べていただけたら幸いです。
☆ しっぽの会北海道保健所情報 ☆ http://shippo.or.jp/dekirukoto.html
※野良猫の保護に取り組んでいる地域住民の方へ
しっぽの会では、野良猫の不妊・去勢手術代の一部を助成しています。
しっぽの会の「飼い主のいない猫基金」をぜひご活用ください。
http://shippo.or.jp/noranekotoinoti.html
タグ:札幌市動物管理センター