2014年09月29日
今までありがとう!紋音が虹の橋へ旅立ちました
<ボランティアさんからも愛されていた紋音・・たくさんの供花に囲まれて>
9月25日朝、入院先の病院で紋音(モネ)が天国へと召されました。
紋音は、今年1月、紋別保健所から引き取りした推定13歳の柴系のメスで、
保健所では一生懸命お世話してくださいましたが、
飼い主のお迎えも出会いもないため処分される運命でした。
当会でも数度に亘り保健所情報のSOSで情報拡散いたしましたが、
お迎えもなくやはり遺棄されたと思われました。
紋音は、引き取り時点でかなり老いは進んでいましたが、触られる事が苦手で、
指一本でも触れると恐がり逃げてしまい虐待にあっていたかのようでした。
しかし、最近では少し触らせてくれるようになり、表情も良くなってきていました。
6月末から体調を崩し、心雑音が酷く甲状腺も悪く、
食欲不振が続き、黒い便が出てどこかに腫瘍がある可能性が高いとの診断でした。
服薬して食欲が戻り、少し落ち着いて穏やかに過ごしていましたが、
9月に入ってからまた食欲不振で、コクシジウム症で駆虫の治療を続けました。
しかし、虫を落とせる抵抗力もなく、心臓もかなり悪いため弱っていき、
入院し治療を続けましたが、25日朝、入院先の病院で亡くなりました。
紋音の一生はどんなだったのでしょう・・・
当会に来てからの紋音を見ていると、
これまでどれだけ傷つきながら生きてきたのだろうと。
子犬時代に遊んでもらったり、
飼い主に可愛がられていた時期があったと信じたいです・・・
皆様とご一緒に紋音の冥福を心よりお祈りしたいと思います。