2014年09月24日
『2014動物愛護フェステイバル in えべつ』のご報告その1
9月23日(日)に江別酪農学園大学で開催された
『2014動物愛護フェステイバル in えべつ』のご報告です。
朝から雲一つない絶好の行楽日和で、日中の気温もグングン上昇、
久しぶりに半袖が爽やかに感じる秋晴れのお天気が一日続きました。
会場は飼い主さまと愛犬で賑わい、ご来場者は5,400名と過去最高だったそうです!
今年は猫連れの飼い主さまも多くお見かけしました♪
人混みや犬にも慣れた猫さんたち☆
首輪に迷子札やリードを付け、フェスティバルを楽しんくれたでしょうか^^
9月20〜26日は動物愛護週間ですが、
今年7回目を迎える江別市小動物開業獣医師会さまの動物愛護フェステイバルは、
北海道に生息する野生動物や自然環境と人との関わりについて考えるものでした。
当会のブースも開始の10時には、大勢の皆様でいっぱいになりました!
毎年当会のブースを楽しみに通ってくださる方や、
飼い主さんに連れられた当会の卒業ワンも大勢遊びに来てくれました♪
北海道地方環境事務所さまのブースでは、外来種問題普及啓発パネル等が展示されていました。
羽幌町役場町民課さまは今年初参加されました。
人と海鳥と猫の共生を目指して“ノネコ”対策を中心としたパネル展をされていました。
保護と共生と、難しい問題ですが、やはり猫の不妊手術が重要です。
ただ野猫となると不妊手術のための捕獲も難しく、現状は厳しそうです。
NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道さま、ニャン友ネットワークのブースでは、
猫とのふれあい、啓蒙グッズの販売がありました。
NPO法人北海道ボランティアドッグの会さまは、セラピー犬適正模擬検査や
セラピー犬と触れあうことが出来ました。
酪農学園大学動物附属病院の、獣医さん体験とペット健康相談のコーナーブースでは、
子どもたちが針を使って縫合の体験をしていました。
ここから未来の獣医師さんが生まれるかも知れませんね。
いつもお世話になっておりますm(__)m
生徒さんが実習で当会にボランティアしてくださっています。
北海道エコ・動物自然専門学校さまは、犬のリボン付けや体重測定をされていました。
また、イベントエリアでは、
北海道エコ・動物自然専門学校さまの鷹のフリーフライトのデモストレーションがありました。
お腹を空かせた鷹は、獲物に集中するため、周りに観客がいても気が散ることなく、
餌を目がけ迷うことなくフライトしていました。
スダジオWAN&札幌ワンズさまのドッグダンスショーは、
飼い主さまと愛犬の息が合ったダンスが見事でした♪
北海道札幌国際情報高等学校吹奏楽部さまのダンプレ☆
踊りながら演奏する新しいスタイルに見ていた子どもたちも嬉しそうでした♪
午後、北海道獣医師会会長の高橋徹先生より、ご挨拶がありました。
マイクロチップの挿入は、
全国で90万頭、うち80万頭が犬で、北海道は昨年まで6000匹の登録しかないそうです。
当会は、2009年5月より保護動物全頭にマイクロチップの挿入を開始しました。
昨年まで500匹以上にマイクロチップを挿入していますので、
当会の犬猫で全体の1割強を占める訳ですから、
北海道はまだまだ装着率が低い現状です。
いつ、身の回りに災害や不測の事態が起きるのか予想もつきません。
マイクロチップは、皮下に挿入するので外れる心配がありませんし、
動物の安全で確実な個体識別(身元証明)の方法として、
ヨーロッパやアメリカをはじめ、世界中で広く使われています。
マイクロチップをいれていますか?(環境省)
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html
当会代表稲垣も、挿入モデル犬の当会の保護犬3匹のプロフィールや、
犬猫の現状などお話させていただきました。
先日、保護したばかりの10歳のミニチュアダックスのオスのコロ。
緊張気味でしたが、大人しく上手に出来ました!
交通事故に遭って半身不随になった推定10歳のメスのミックス犬のキャンディ。
不測の事態にもマイクロチップが挿入されていれば安心です☆
3匹目は、多頭飼育されていた推定4〜6歳のハスキー系のミックス犬のメス、ルル。
大型犬で力も半端なくありますが、ルルも大人しく出来ました♪
挿入した瞬間も分からなかったようです(笑)
迷子になり飼い主さんの元に帰れないのは圧倒的に猫が多いですので、
来年は保護猫が挿入モデルになるのも良いかも知れませんね。
飲食は、江別酪農学園大学さまの生協2階の学食の他、
外の屋台では、お弁当やたこ焼き、野菜など販売していました。
シートを広げ愛犬と外で食事されている方も多くいらっしゃいましたよ♪
その2に続く