2014年09月18日

9月18日の札幌市動物管理センターは

今日の札幌市動物管理センターには犬10匹、成猫16匹、子猫4匹が収容されていました。

土曜開庁の譲渡会では、38名の方の面会見学がありましたが、
残念ながら、成犬、成猫には出会いはありませんでした。

しかし、今週、連休明けになって譲渡される子が増え、
今日は迷子期限が切れたコーギー、多頭飼育で放棄されたイエローラブのメス、
一番古株になっていたサビ猫、高齢のアメショー、キジトラ白猫と成猫3匹に出会いがありました!





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収容犬95、9月16日、西区発寒12条5丁目で保護されたシーズーのオス。

かわいそうに身体は汚れたモップのようです。

どちらが頭か分からないほど、悲惨な姿でした。

食欲はあるそうで少し安心しました。

収容期限は9月25日(木)です。





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収容犬082701、7匹で放棄された5歳の黒のラブラドールレトリバーのオス。

過酷な環境による緊張が取れたせいか、目元が優しくなり表情も穏やかになっていました。

いいパートナーになってくれそうです。





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収容犬082702、7匹で放棄された3歳のオスのラブラドール。

職員さんに甘え、コマンドも聞けましたし、さすがに頭が良さそうです。

しつけはされていませんが、若いですし伸び代はいっぱいです。





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収容犬082703、7匹で放棄された2歳のオスのラブラドール。

表情も別犬のように穏やかになっていました。





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職員さんとの散歩やスキンシップでこのように
甘える仕草を見せるようになりましたが、近いうちにこの子にも出会いがあるといいですね!





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収容犬090301、7匹で放棄された12歳のメスのラブラドール。

高齢で肢が弱くなっています。
右目の涙目は気にならなくなっていました。

高齢ですので、終の棲家は安らかでありますよう、ご理解ある飼い主さんと出会えますように。





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収容犬090302、7匹で放棄された4歳の黒のメスのラブラドール。

同室のイエローラブには出会いがあり、一匹になり少し落ち着いたように見えました。

職員さんが中に入ると、甘えてジャンプし、はしゃいでいました。

その姿は普通の人懐こいラブラドールと何ら変わりはありませんでした。





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収容犬090402、薄茶白の12歳のビーグルのメス。

一緒に放棄された10歳のビーグルには出会いがありました!

人懐こく人が大好きないい子です。




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収容犬091601、引越しを理由に放棄された推定9歳のパグのオス。

緊張して犬舎の奥で固まっていましたが、呼ぶと遠慮がちに前に出て来てくれました。

寂しくて仕方がなかったのでしょう・・・
人の優しさに飢えているような寂しく悲しい目をしていました。

なぜ人は弱い存在の動物たちを苦しめるのでしょう。

動物を放棄した人には、もう二度と動物を飼って欲しくはありません。





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収容犬091601、9月1日に迷子で保護されたオスのミックス犬。

捕獲時に人を噛んだとのことで観察中ですが、
言葉を持たない犬たちは弁明することが出来ません。





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収容犬091201、1歳で放棄されたブルテリア×フレンチブルドックの去勢オス。

眉毛柄があり、何ともユニークな顔立ちです。

放棄理由は攻撃性があり噛むとのこと・・・





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やはり興奮のスイッチが入ると攻撃的になるそうで、
掃除のモップやワイパーに特に激しく反応するそうです。

また、散歩から帰り、犬舎に戻す時も嫌がり攻撃的になったそうです。

ただ、まだ1歳ですから、力で抑え込むのではなく、
コミュニケーションを取りながら躾することは可能ではないでしょうか。





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収容猫F103、9月16日に豊平区平岸4条9丁目で保護されたキジトラ猫のオス。

収容期は9月22日(月)です。





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収容猫F7、推定2〜4歳のメスのサビ猫はすっかり人懐こくなりましたが、
ついに本日出会いがありました!

どうか幸せな毎日でありますように。





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収容猫F41、推定2〜3歳の白黒猫のメスは相変らずですが、
上記のサビ猫も心を開くまでには時間がかかりました。

猫らしくじゃらけたり、リラックスできる日が来ますように・・・。

ご理解ある人との出会いを待っています。





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収容猫F070801、放棄された推定10歳の茶灰白のオス。

猫風邪をひいて体調が良くありません。





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収容猫F062521、2匹で放棄された12歳前後の茶トラの去勢オス。

高齢なのでゆっくりマイペースです。

フードを好きな時に食べているようです。





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F70、迷子で保護された推定10歳前後の茶トラ猫のオス。

口に病気があるようですが、
腫瘍があるか酷い歯槽膿漏が原因で口角がとけたのではとのこと。

食欲はありますし元気な様子で過ごしていますが、なかなか出会いがありません。




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F64、推定10歳以上のアメリカンショートヘアのメス。

身体もやせ細り、高齢のせいもあって衰弱していましたが、
本日当会のスタッフが最期を穏やかに暮らせるようにと迎え入れました。





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収容猫F88、推定2〜3歳の白黒茶のメス。

緊張気味に過ごしていましたが、本日出会いがありました!

体調を崩し数日食欲が落ちていたそうですから、家族になれて本当に良かったです!





以下はセンターのHPに掲載されていない、観察中の猫たちです。





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収容猫F85、収容期限が切れたサビ猫のメス。

相変らず固まって動きませんでした。





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F100、茶猫の性別は不明です。

ずっと唸って警戒していましたが、攻撃したりはしませんでした。





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F73、キジトラのメス。





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収容猫F89、8月25日、中央区南3条東2丁目で保護された黒猫のオス。

収容期限が切れて経過観察中です。





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今日、引っ越しを理由に放棄された15歳のキジトラ白猫。





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収容猫F90、黒茶のオスはまだ小さく中猫のようです。





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F99、黒猫のメスは大変人懐こい子でした。

風邪気味で、涙目と鼻水が出ていました。

今日は3匹の猫に出会いがありましたから、
予備室にいる観察中の猫たちのうち、スムーズに移動できる子は、
猫部屋の広いケージに移ることが出来ます。





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ゴミ捨て場付近で保護された推定1ヵ月半のメスの子猫。衰弱が激しかったのですが、やっと立てるまで回復しました。柴犬雑種のメスも、衰弱していましたが、食欲はあり元気になってきました。高齢のためよたよたとしか歩けません。推定2ヵ月の兄妹子猫は、衰弱していたところを保護され、風邪も良くなってきています。8月14日に保護された高齢猫は、病気のため衰弱していましたが、動物病院で治療を受け元気になってきました。動物の遺棄は犯罪です!出会いのない5匹の犬猫たち。幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・一匹でも多くの子が家族に迎えられますよう皆様のご協力をお願いいたします。

オホーツク総合振興局:0152-41-0632 
http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/doubutsu-kainushisagashi.htm





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八雲保健所今金支所に収容されている放棄された推定6か月の黒の子猫3兄妹。3匹とも人懐こくトイレの躾も出来ています。猫風邪気味でしたが、良くなってきました。3匹とも出会いがなく、問い合わせもありません。9月23日(火祝)には今金町で檜山振興局主催の動物愛護フェスティバルが開催され、新たな飼い主さんを探す犬や猫の譲渡会が行われます。幸せになりたいのはどの子も同じです。 ご理解のある方との出会いを待っています!

八雲保健所今金支所:0137-82-0251
http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ykh/contents/eisei/kankyo/inunekojouhou.htm





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釧路保健所には、推定2ヵ月の子犬9匹(オス5・メス4)と推定5ヵ月のオスの子猫が収容されています。先日期限が切れた子犬に出会いがあり、安心したのもつかの間、また新たに子犬が遺棄されている現状です。5ヵ月の子猫は、スリスリ甘えん坊で人懐きのいい子ですが出会いがなく、標茶支所収容の推定1ヵ月弱のメスの子猫にも出会いがありません。釧路根室等の道東方面は子犬・子猫の遺棄も多く、救っても救っても新たに捨てられています。動物の遺棄は犯罪です!幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・一匹でも多くの子が家族に迎えられますよう皆様のご協力をお願いいたします。

釧路総合振興局:0154-43-9155 
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/jyouhou.htm

保健所では、犬猫達が皆様の救いの手を差し伸べられるのを待っています!犬猫を迎え入れる予定のある方は、どうかお近くの保健所に収容されている犬猫に、救いの手を差し伸べていただけたら幸いです。
☆しっぽの会北海道保健所情報☆
http://shippo.or.jp/dekirukoto.html



9月20日〜26日は動物愛護週間ですが、
「動物を愛し、動物と人間の絆を深めることを目的として定められた記念週間」で、
もともとはアメリカの動物愛護協会が1915年に制定したのがはじまりだそうです。

実際に、動物愛護週間だけでも、全国で殺処分を行わないとか・・・
動物たちに対する恩恵や配慮がされてもいいと思うのです。

飼い主のモラルが向上し、悪質な動物取扱業者がいなくならない限り、
問題はエンドレスです。

そのためにも『動物愛護管理法』が真に機能する生きた法律にならなければ、
絵に描いた餅と同じことと思います。

動物愛護週間期間、、、
どうしたら動物たちが幸せなるかを考える、いい機会になるのではないでしょうか。



posted by しっぽの会 at 20:18 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする