飼い主に放棄された半身不随の犬を引取りされた飼い主さまから、
メールをいただきました。
行政機関に収容されている犬猫たちの現状や今後の課題など
多くの皆様に知っていただくことは、
行き場のない命をなくすため、
殺処分ゼロを目指すために大変大切なことと思います。
ご了承いただきましたので、ご報告させていただきます☆
写真は札幌市動物管理センターから引き取り後の車内で撮影したものです。
4月に癌でダックスをなくし、どこかでわんちゃんを1匹救いたいと思い、
何度かしっぽの会にお伺いしました。
ロッカやバーボンを見せていただきましたが、迷っておりました。
札幌市動物管理センターにも足を運んだところ、
6月6日の朝に放棄された下半身麻痺の雑種のわんちゃんがいました。
まだ3歳とのことでした。
あまりにもかわいそうで6月9日に引き取りをしました。
すぐに獣医さんにみてもらうと栄養失調、
床ずれがひどく体重も2キロしかありませんでした。
(理想体重は約3.5〜4キロとのことです。)
現在は治療中です。
名前はジュリーといいます。男の子です。
先日、再度血液検査をしたところ、すべの項目が正常値に戻っており、安心しています。
体重は徐々に増えてまいりました。
車いすを作ってあげたいのですが、もう少し体重を増やしてから、
という獣医さんの判断でした。
いまは、後ろ脚の補助ベルトを使って散歩をしています。
とても喜んで使っています。
我が家にも少しずつ慣れ、落ち着いて寝てくれるようになりました。
貴会を何度も見せていただき本当にありがとうございました。
他のわんちゃん、家族に迎えられず、ごめんなさい。
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飼い主さま、当会にお気遣いくださり、ご丁寧にありがとうございました。
不幸だった命が誰かの元で灯りをともすことが出来たなら、
お迎えはどこであっても、その分また誰かが救われていくことでしょう。
弱いもの、小さなものに優しい世の中であって欲しいと願わずにはいられません。
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