保護した野良の子犬たちを教育する保護犬アケボノとモリオの活動のレポートを
いただきましたのでご紹介させていただきます。
アケボノとモリオは、野良子犬たちを教育、
社会性を身につけるため、代表の片腕のようにがんばっています

賢く頼もしい2匹の様子をご覧ください☆
ドッグレスキューしおんの会
http://dogrescuezion.ninja-web.net/

ちょっとシャイなアケボノです☆

おとぼけなモリオです☆
アケボノとモリオの兄弟は野犬が生んだ子で、
昨年2月に、農家さんの小屋に潜んでいたところを捕獲保護しました。

他の兄弟と合わせて全部で5匹の子犬(生後2ヶ月過ぎくらいだと思います)を
私の家に連れて来て2階の部屋で世話をしましたが、
子犬が5匹も居るのに、最初の三日間は物音一つしませんでした。
子犬に触れるようになるまで一週間くらいかかり、
抱っこをするたびに2ヶ月くらいは嫌がってギャーギャー鳴き叫んでいましたが、
今はどこを触っても大丈夫で、大きい図体をして抱っこが好きです(-o-;)
3ヶ月くらい私の家で過ごした後、預かりボランティアさんのところに居て、
これまでに人馴れしていない野犬の子犬16匹のケアをし、
13匹の子がアケモリ兄弟のところから、飼い主さんの元へ旅立っていきました。

アケボノと子犬のユナです。

モリオと子犬の大志(たいし)です。
人が居ると犬小屋から出て来ない子犬を、
くわえて引っ張り出してかまうので、
次の日には人が居ても子犬は周りで遊ぶようになり、
人だけでは何日もかかるところをアケモリは一日でやってしまいます。
また、子犬と一緒にごはんをあげていますが、アケモリは先に食べ終えると座って待ちます。
おやつもオスワリしてもらい、
最初はうるさく飛び跳ねていた子犬も自然にアケモリを見習い待つようになり、
基本的なしつけがしやすいです。
子犬のケア、兄弟2匹で居るからできるのかもしれませんね。
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伺って驚きましたが信じられないことに、
浜中町では野良犬をハンターが撃つことが認められているそうです!
野良犬は元はと言えば人間が作り出したものです。
捨てる人間を取り締まることをしなければ問題はエンドレスです。
犬猫の殺処分や野良猫などの問題も全て問題の根源は
身勝手な人間にあることを理解していただきたいと思います。
保護した野良の子犬たちのリーダーとして立派に役割を果たしているアケボノとモリオ。
これからも保護犬の使役犬としてがんばって欲しいですね!!
2匹ががんばって社会勉強をさせた子犬の飼い主さんも募集していますので、
ブログもぜひご覧ください★
http://d.hatena.ne.jp/zion_hamanaka/