2014年04月15日

犬猫の殺処分 最少 読売新聞

yomiuris.jpg

<画面クリックで大きくなります>


本日15日、読売新聞朝刊地域版に札幌市動物管理センターの
昨年度末の犬猫の収容状況と殺処分数の記事が掲載されました。

犬猫共に収容数も殺処分数も過去最少となっていています。

札幌市動物管理センターでは「愛護精神が浸透し、飼育放棄が減少、
新たな飼い主になるなど引き取りも増加したためと分析されています。

札幌市動物管理センターは犬猫の収容期間を最大限延長、
引き取りまでの期間を長くすることで、
出会いのチャンスを広げてくださっています。

また、高齢やハンデがあってもご理解ある方との出会いに期待、
先月も1月に飼い主に放棄された後肢麻痺のミニチュアダックスが
約3ヵ月収容ののち家族の一員に迎えていただいたり、
多頭飼育で放棄された98匹の猫の譲渡先に奔走されるなど、
本当に一生懸命努力されていました。

もちろん理解ある飼い主希望者、ボランティア、
愛護団体の協力がなくては叶わなかったことだと思います。

今年も4月〜11月の第2、第4土曜日、
平日に犬猫の面会や見学に来られない方にも来ていただきたいと、
札幌市動物管理センター福移支所を開けられます。

しっぽレポート関連記事
「がんばる行政 札幌市動物管理センター」
http://shippo-days.seesaa.net/article/394239295.html


しっぽの会から提案です。

■飼い主放棄犬猫の引取り料有料化

■犬猫譲受希望者には、「犬・猫の飼い方」講習会実施と必須条件に

■再放棄防止策として譲渡犬猫にマイクロチップ挿入

■迷子返還の飼い主負担減額

■飼い主のいない猫(野良猫)のガイドライン作成と啓発

■将来的には譲渡対象犬猫の混合ワクチン接種他、避妊・去勢手術実施

■手術代など実費費用負担のうえ譲渡

そうすれば、タダだからと安易に連れて行く心無い人から
犬猫たちを守ることも出来ますし、
新たに生まれる命を遺棄・放棄されることもなくなります。

結果、収容数、殺処分数が減り、
「人と動物が共生できる社会」が実現可能になるのではないでしょうか。





FILE_000.jpg

そして、環境省で以下のサイトが立ち上がりました。
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/project/

環境大臣政務官 牧原秀樹氏をリーダーにしたプロジェクトで
牧原プランと呼ばれています。

殺処分をできる限りゼロにしたい。
そして、人と動物が共に幸せに暮らし、
優しさあふれる社会を実現したい、
そんな思いから本プロジェクト
「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を
平成25年11月に立ち上げました。

と記載されています。

先日、当会にご寄付くださった滝川クリステルさまのブログやfacebookでも、
牧原大臣政務官と話し合いされた記事が掲載されています。

ブログ
http://ameblo.jp/takigawa-christel/entry-11802352647.html

facebook(3月22日投稿)
https://www.facebook.com/ChristelTakigawaOfficial



札幌市動物管理センターさま、
これからも「人と動物が共生できる社会」の実現のために、
行政の指針となりますようリーダー的な存在でいてください。

当会も心から応援しています!


posted by しっぽの会 at 17:02 | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする