2014年02月09日
レディに助けられている見白〜(ケンシロ〜)☆
<左:レディ 右:見白〜>
1月24日、道南の渡島保健所森支所から引取りしたレディ(左)。
飼い主が面倒を看ることが出来なくなり、
新聞広告で新たな飼い主を募集しましたが貰い手はなく、
その後、保健所に収容、出会いもないため期限付きの命となっていました。
SOS!渡島保健所森支所に放棄されたミックス犬
http://shippo-days.seesaa.net/article/385694186.html
見白〜(左)は野良で子犬の頃から酪農家の牛舎に住み着き、
餌を貰い何とか生き延びてきましたが、
近所から「飼料を食べる」との苦情で北見市役所に捕獲されました。
その後、迷子として保健所に収容されましたが、
懐きの良くないこの子には出会いはなく処分が決まっていました。
人が怖くて慣れていないだけ・・・。
人の優しさに触れる機会もなく大きくなったのでしょう。
ただ虐待された印象はなく、根っから人が嫌いではないようです。
しっぽの会で、2匹は隣同士の犬舎いますが、
期限付きの命だった2匹は、互いに共感できるものがあるのでしょう。
人に飼われたことのない見白〜は、レディに助けられているようです。
ここにいる犬や人は怖くないんだ、
僕たちの敵ではなく守ってくれる人なんだ、
そんなことをレディから学習しているように感じます。
スタッフが犬舎の中に入りそっと優しくタッチすると、
戸惑っていた見白〜の緊張が少し緩んで、
ゆっくりですがお腹も見せてくれました!
人間の犠牲になった根っからの野良犬かも。。。と
覚悟を決めた見白〜の引取りでしたが、
案外思ったよりも早く人なれしてくれそうです。
1つ隣には同じく25日に美幌町役場から引取りした
美一(ヨシカズ)がいます☆
明るく懐こい美一を見て、見白〜は更に学習をしているようです
こうして見ていると、
犬同士はお互いを労わり助け合っているようです。
犬たちは、私たち人間に、無償の愛や一生懸命に生きること、
愛すれば愛してもらえることを日々教えてくれています☆
犬たちに助けてもらっているのは私たちかも知れませんね!
いつもありがとう!