2013年11月24日
今までありがとう!ミミ太が虹の橋へ旅立ちました。
11月22日、ミミ太が虹の橋へ旅立ちました。
ミミ太は2013年9月に家庭の事情により
当会にやってきました。
当時から食欲にムラはありましたが
突然の環境の変化にも負けまいと
15歳と高齢ながら懸命に生きていました。
ゲージの中ではあまり動くこともなく大人しく
新しい環境に戸惑っている様子にも見えましたが
次第に人には心を開いてくれるようになり、
撫でるとスリスリ甘えてくれました。
検査では腎臓が悪く闘病生活を続けてきましたが、
11月に入り気温もグッと落ち込んだ頃、
体調が悪化、食欲もなくなってしまいました。
貧血や脱水もひどく歩行も困難になり
食事も自分ではとれなくなってしまったため
点滴での治療となりましたが、
保護当時3.7kgあった体重も1.9kgまで
減ってしまいました。
高齢なミミ太にとって、
飼い主さんと離れて施設で暮らすことや気候の変化は、
体調を崩す大きな原因となってしまいました。
15歳まで大好きな飼い主さんと住み慣れたお家で暮らしていたのに
最期にひとりぼっちで天国へ旅立たせてしまうのは可哀想・・・
スタッフがミミ太を自宅へ連れて帰ることにしました。
フカフカのベッドを用意してあげると気持ちよさそうに眠ってくれましたが
人が近くに居ないと不安なのか甘えた声で鳴き、
動けない体で這いつくばりながら人の近くへ行きたそうにしました。
それからは、夜はミミ太のトイレをすませてから
同じ布団で一緒に朝まで眠ることにしました。
ですが翌日は、体を起こした状態にするだけでも辛そうで
呼吸をするだけで精一杯な様子でした。
それでも「 ちゃんと近くに居てね 」と
人の顔を見つめてくれるミミ太でした。
話かけると、しっぽをパタパタさせて
話に応えてくれているようで
ミミ太をとても愛おしく想いました。
その日の夜は、呼吸が不安定になったりすることが多く
翌朝までミミ太が生きていてくれるのか、
眠っている間にひとりで息を引き取ってしまうのではないかとても不安になり、
ミミ太の異変にちゃんと気付いてあげられるよう
ミミ太の手がすぐ触れられる場所におき眠りました。
11月22日 午前1時過ぎ、ミミ太の呼吸が不安定になったため
ミミ太の手を握り身体を抱きしめてあげていると
5分も経たないうちに静かにゆっくりと息を引き取りました。
ミミ太にとって大好きな飼い主さんの分までの
心の穴埋めにはならなかったと思いますが
人が大好きなミミ太でしたので
最期はひとりぼっちで旅立たせることなく
人の腕の中で旅立たせることができたのでよかったです。
ミミ太を自宅に連れて帰り、たった3日間でしたが
一緒に生活ができ、本当によかったです。
生まれ変わったら、今度は幸せになれますように・・
寂しい想いをしませんように・・・。
よく頑張ったね、ミミ太
皆さまと、ミミ太のご冥福をお祈りいたします。