今日の札幌市動物管理センターには、犬12匹、猫8匹が収容されていました。
今週は、猫2匹が飼い主により飼育途中放棄されましたが、
理由は飼い主の都合によるものでした。
犬猫の放棄の三大理由は、
■ 引越し(経済的理由もともなう)
■ 本人、家族の病気
■ 本人、家族のアレルギー
各動物管理センターや各保健所に放棄するということは、
飼い主がリードを渡した瞬間から、その子の命の保証はないということなのです。
最大限の努力をした結果、本当に飼えないのか、
飼う意思がないのか・・・これは、大きな違いです!
収容ねこF177、推定4〜7歳の黒猫のオスはふっくら太って、
収容時とは見違えるようになりました。
臆病なところも少しずつ良くなってきています。
収容ねこF121401、放棄された推定7〜9歳のシャム系のオス。
まだ緊張していますが、「慣れるまであと一歩です。」と
お世話をされている職員さんが仰ってました。
飼い主に放棄され心を閉ざしてしまったのでしょうが、
職員さんたちは、一日でも早く家庭に貰われるようにと、努力しておられます。
収容ねこF187、推定4〜7歳の黒猫のオス。
やはり人懐きが良くなかったのですが、
大好きなオヤツをおねだりしていることもありました。
大きいので存在感たっぷりです。
収容ねこF191、推定歳の茶白のオス。
最近、トイレシーツの下に隠れることを覚えたようです。
こうすると安心なのでしょう。
まだ、慣れるまでには時間が必要なようです。
収容ねこF012920、一昨日 放棄された推定2〜4歳の白黒灰のメス。
大きな声で甘えたそうに必死で鳴いていました。
最期までそばで暮らせる飼い主さんに出会えますように。
収容ねこF013001、昨日放棄された推定7ヵ月の茶トラのメス。
急に生活が一変し、戸惑いを隠せない様子でした。
もう二度と悲しい思いをしませんように。
今日迷子で収容された白黒のオス。
センターに迷子で収容され、飼い主のお迎えがある子は年に数匹程度しかおらず、
ほとんどが自分の家に二度と帰ることが出来ないのです。
この黒茶白猫のメスも今日迷子で収容されました。
リードやハーネスもつけない飼い猫を、絶対に外に出さないでください!
交通事故や、猫同士の喧嘩、人間からの虐待など、外は危険がいっぱいです。
収容犬247、チワワのメスは清田区清田1条2丁目で保護されました。
音がする方をすぐに見て反応していましたが、
迷子になった23日から数えて今日で8日間、ずっと大好きな飼い主を待っていたのでしょう。
飼い主の迎えがなく、今日で迷子収容期限が終わりました。
収容犬248、ミニチュアピンシャーのオスは北区篠路2条2丁目で保護されました。
落ち着きがなく、走り、ジャンプし、吠えていました。
チワワと同じく、今日でで収容期限が切れました。
収容犬250、ミックス犬のオスは西区平和1条8丁目で保護されました。
立つのもやっとのこの犬が、どうして迷子などになれるのでしょうか。
収容期限は、2月4日(月)です。
収容犬251、フラットコーテッドレトリバーのオスは
中央区南26条西8丁目で保護されました。
大きな声で吠えていました。
収容期限日は2月6日(水)です。
収容犬252、柴犬のメスは西区西野3条2丁目で保護されました。
撫でて欲しそうにそばに寄って来ました。
フレンドリーでとてもいい子でした。
収容期限は2月7日(木)です。
収容犬142、推定6〜7歳のワサ夫似のミックスのオス。
大人しい子で、ずっと寝ていました。
収容犬122101、12歳になって放棄されたコーギー のメス。
私が一番!とばかり甘えてきました。
いつも人のそばにいたいような子です。
収容犬121701、推定11歳で放棄されたミニチュアダックスのオス。
甘えん坊で人懐こい子でした。
収容犬231、推定5〜8歳のミックス犬のオス。
声をかけると挨拶してくれる 健気な子です。
収容犬012301、放棄された9歳のミニチュアダックスのオス。
痩せてガリガリでしたが、元気に太って欲しいです。
とても大人しい子でした。
収容犬012401、先週3匹で放棄された9歳のポメラニアンのオス 。
今夕、貰われて行きました!
一緒に放棄された大きな乳腺腫瘍のあったシーズーやパピヨンに続き、
新しい家族になりました。
本当に良かったです!
収容犬120401、8歳で放棄されたシーズーのメス。
以下、センターのコメントです。
とても臆病で、収容時はけたたましく鳴いて、
さわろうとすればすぐさま咬みついてくるような子でした。
収容から2ヶ月近く経って、ようやく支所職員には自分から寄ってきて
さわらせてくれるようになりました。
新しい飼い主さんの環境に変わった時、どうなるかはわかりません。
慎重に、時間をかけて慣れさせていく必要があるかもしれません。
心を開いてくれるまでには時間が必要ですが、
育児は自分も成長できることから育自とも言いますが、
動物を育てていくことは自分自身の成長にもなります。
小さくても私たちと同じ、ひとつの命を持って生れてきました。
小さな命を大切に出来る社会が、真に豊かな社会だと思います。
皆に幸せが訪れますように・・・。
しっぽニュース