2013年01月26日

繋がったシーズーの尊い命

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9歳のポメラニアンのオス。





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10歳のシーズーと10歳のパピヨンはどちらもメスです。

24日(木)に札幌市動物管理センターに、
飼い主の都合で同じ飼い主に一緒に放棄された小型犬3匹。

3匹とも大人しく静かで、いい子でした。





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シーズーのお腹には、良性か、悪性かは分かりませんが大きな腫瘍がありました。

飼い主は何故こんなになるまで放置したのかと憤りを感じました。

病気は犬のせいではありませんし、だれでも病気になるものです。

しかし、この子は譲渡は難しいと、センターの譲渡対象可能犬から外れてしまいました。

飼い主に放置、放棄されたあげくに、生きるチャンスも与えられないのは余りにむごいことです。

この子にも生きるチャンスを与えていただきたく、
当会HPの掲載許可を職員の方にお願いしたところ、快く了解してくださいました。

そして、しっぽレポートをご覧になったしっぽの卒業犬ニコ(旧カリナ)ちゃんの飼い主さまが、
昨日シーズーを迎え入れてくださいました!

以下、ニコちゃんの飼い主さまからご了承いただきましたので、
お写真とメールを掲載させていただきます。

本当に有難うございました。





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24日のしっぽレポートを拝見しました。
センターに居るということだけでも可哀想なのに、譲渡対象外で誰にも気づかれずに
処分されていく動物がいるなんてとても心が痛みました。

次の日 家族と話し合い、相談し、シーズー(なっちゃん)を引き取る事にしました。
センターからそのまま検査に連れていくと、心雑音も聞こえるらしく、
腫瘍の手術は経過を見ながらということでした。
悪性ならば心臓も弱いので難しいそうです。
もまた治療費もある一定の金額で抑えてくれると言って頂きました。
トリミングもしていただきとても感謝しております。
それ以外では歯も目も綺麗で、足腰もしっかりしていてとても可愛い顔をしています。





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家に着くと、そんな人間たちの心配をよそにとても落ち着いていました。
前からずっと一緒に暮らしていたように・・。
ご飯もよく食べ オヤツもスーっと近寄ってきておりこうさんにオネダリします。
家の中では まだ一度も吠えていません。
当然の事でしょうが悲しげな表情もします。
散歩が好きなようで、たまにこちらを見ながらしっかりと歩いていました。
ヤキモチ焼きのニコちゃんとの相性が気になりましたが、
「誰がきても一番可愛いのは私」と、いつも通りの様子でした。
意外に大物なニコちゃんです。(笑)
火曜日には実家のペコちゃんにも会わせに行きます。
ペコちゃんは人が寝ていると、おでこをおでこにグーっとくっつけたり、
そのまま顔の上で寝ちゃったりと相変わらずやんちゃで可愛いです。

 この子達に会わせてくれたしっぽの会様、本当にありがとうございました。
沢山の命を救い出会いを見つけ、とても素晴らしい活動をされていると思います。


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この度のセンターのシーズーのお引き取り、嬉しくて胸が熱くなりました!

センターの職員の方の辛いお気持ちも十分に分かりますし、
こうして尊い命が救われたことは何にもまして最高の喜びです!

ニコちゃんの飼い主さま、本当に心より感謝申し上げます。

私たちも今後も保護活動を頑張る勇気をいただきました!

本当に有難うございました。


しっぽニュース



posted by しっぽの会 at 21:21 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする