2012年11月29日

11月29日のセンターは

今日の札幌市動物管理センターには、犬19匹、成猫8匹、子猫3匹が収容されていました。

本日一度に4匹の犬が放棄されましたが、本人の能力を超えた多頭飼育ではないでしょうか。

本当に動物が好きな人がすることとは思えません!


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収容犬205、ミニチュアダックスのメスは東区北18条東13丁目で保護されました。

収容されてからずっと体調が良くありませんが、食欲はあるそうです。

迷子で収容されましたが、比較的新しい乳腺腫瘍の切除跡があることから、
手術後捨てられた可能性があります。

もしそうだとしたら、よくそんな残酷で冷酷なことがよく出来るものです。

収容期限日は12月3日(月)です。





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収容犬206、ミニチュアダックスのオスは北区麻生町1丁目で保護されました。

フレンドリーな子のようです。

収容期限日は12月3日(月)、迷子になってから今日で1週間です。

飼い主のお迎えはあるのでしょうか。





収容犬207、チワワのメスは東区北7条東5丁目で保護されました。
痙攣を起こしたそうで、事務室で大事を取っていました。

収容期限日は12月4日(火)です。





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収容犬060401、放棄された推定7歳のミックス犬のオスは体型もスリムになって、
アレルギーも落ち着いているようです。

何やらいろいろ話しかけられました。

言いたいことがいっぱいありそうです。

家族が欲しいのはどの子も同じです。





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収容犬142、推定6〜7歳のミックス犬のオス。

カメラ嫌いなのか、なかなかいい写真が撮れません。

でもお世話してくれる職員さんを見たら嬉しそうな顔をしてくれました。

お散歩が大好きなワサ夫くん。

派手さはありませんが、素朴ないい子です。





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収容犬101603、推定7歳のラブラドールレトリバーの避妊メス。

親子3匹一緒に放棄されました。

母親たちは貰われひとりぼっちになったせいか寂しそうですが、
性格は明るく活発で元気いっぱいです。

この子にも幸せなご縁がありますように。





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収容犬102901、放棄された7歳のミニチュアシュナウザーの去勢オス。

アピールも少ないので目立たないのですが、とても静かで大人しい子です。

皮膚疾患があるそうですが、保護後診察しケアするなど、
ご理解ある飼い主さんとの出会いを待っています。





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収容犬192、迷子期限が切れた推定10歳のコーギーのオス。

保護時は衰弱が激しく、立つことも出来ませんでしたが、
元気になり、目にも輝きが出てきました!

センターの職員さんは、一丸となって保護動物に尽力されています。

しかし、ここはペットホテルでも終生預かり施設でもありません。

何か起きたら処分と背中合わせの環境と心しておかなければなりません。

動物を飼うことは、その命を預かることです。

最期まで飼う自信と責任を持てないなら、最初から飼わないことも愛情です。





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収容犬112001、放棄された推定12歳のポメラニアンのメス。

高齢ですがまだまだ若々しく、落ち着いている可愛い子です。





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収容犬112002、放棄された推定8歳のコーギーの去勢オス。

犬にも人にもフレンドリーな子のようです。

みんないい子なのに何故捨てられるのか・・・

動物にも人間と同じ命も感情もあるのに。





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収容犬112101、放棄された推定5歳前後のチワワ×ポメラニアンのミックスのオス。

収容時、怖くて少し攻撃性がありましたが、
環境に慣れだした今では身体をすり寄せて甘えて来るほどになりました。

初対面の人には怖くて吠えますが、時間が経てば問題ないようです。





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収容犬202、迷子期限が切れた推定7歳前後のビーグルのオス。

吠え声は大きいですが、とても人懐こく可愛い子です。

札幌市動物管理センターに収容される犬のうち、半数に飼い主の迎えがありません。





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収容犬112201、放棄された推定10歳以上のビーグルのオス。

一度は貰われたのに、再放棄されました。

高齢なのは分かっていることですし、動物を飼うことは費用もかかるのは当然のことです。

二度も放棄されたこの子の悲しみを思うと可哀想でなりません。




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今日放棄されたゴールデンレトリバー。





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今日放棄されたテリア系のメス。





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今日放棄されたチワワのメス。





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今日放棄されたミニチュアダックスのメス。

何と4匹は同じ飼い主に放棄されました。

放棄の理由も人間の都合によるもので、小さな命たちは為す術もなく翻弄されていました。





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収容ねこF175、黒灰やや長毛のオスは中央区南4条西19丁目で保護されました。

センターHPでは思いっきり「シャー!顔」でしたが、少し落ち着いた様子でした。

収容期限日は12月4日です。





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収容ねこF152、推定1歳弱の茶黒のオス。

警戒心が強いですが、人慣れまでにもう少しです。





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収容ねこF103001、放棄された推定5歳の黒猫のオス。

職員さんには懐いていますが、初めての人には「シャー! 」と警戒します。

少しづつ慣れてきているようです。



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収容ねこF080602、推定2〜3歳の茶黒のメスはセンターで出産、
子猫は全匹貰われ子育てが終了しました。

今度は自分が幸せになる番ですね。

性格のいい可愛い子です。


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収容ねこF124、推定2〜3歳の灰黒のメスもセンターで出産、
子猫は全匹貰われ子育てが終了しました。

一生懸命子育てし痩せていますが、元気で懐こい子です。





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収容ねこF082901、推定3歳の灰猫のメスもセンターで出産し、
子猫は全匹貰われ子育てが終了しました。

お母さん猫たちにも出会いがありますように。





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収容ねこF112801、推定15歳で放棄された黒茶のメス。

高齢になって狭いケージ暮らしで環境の変化に戸惑いも多いと思います。


最近は犬の迷子よりも飼育途中放棄が目立っていますが、動物には罪はありません。

当会の今日の保健所情報には、158匹の犬猫の情報を掲載しています。

http://shippo.or.jp/dekirukoto.html

一匹でも不幸な動物がいなくなるよう、情報を拡散していただけたら幸いです。



posted by しっぽの会 at 23:14 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする