2012年11月22日

11月22日のセンターは

今日の札幌市動物管理センターには、犬14匹、成猫7匹、子猫7匹が収容されていました。

猫の繁殖期が終わり、成猫も貰われやすくなりました。

しかし、今日は放棄と迷子で犬の収容が一気に増えてしまいました!





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収容犬202、ビーグルのオスは手稲区前田7条11丁目で保護されました。

同室のビーグル、コーギーと仲良くしていました。

フレンドリーな性格のようです。

今日で4日目ですが、無事にお迎えがあるといいのですが。

収容期限日は28日(水)です。





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収容犬060401、放棄された7歳のミックス犬のオスは人懐こくなりました。

季節柄、アレルギーも落ち着き皮膚の状態も良くなりました。

哀愁が漂って地味な印象ですが、飼い主さん一筋に懐いてくれそうです。

良いご縁が生れるといいのですが。





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収容犬142、通称ワサ夫、推定6〜7歳のミックス犬のオス。

最近は構って〜″と柵の間から手を出してくるほど懐こくなりました。

ワサ夫くんにも家族が出来ますように。






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収容犬101603、7歳の放棄されたラブラドールレトリバーの避妊メス。

今日まで一緒だったラブにご縁があって、一匹になり寂しそうでしたが、
きっと、次はこの子に家族が出来ることを願っています。

性格は元気で明るいです。





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収容犬102901、7歳で放棄されたミニチュアシュナウザーの去勢オス。

自己アピールが少なく、すぐ後ろに下がってしまいます。

とても大人しいこです。

皮膚疾患があるそうですが、ご理解のうえ飼い主になってくださる方を待っています。





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収容犬192、迷子で収容された推定10歳前後のコーギーのオスに
飼い主のお迎えはありませんでした。

収容時はかなり衰弱していたそうですが、随分回復して元気になったようです。

センターの職員さんたちのご努力のお陰です。

痩せてますが、これから回復が進み体調が整ってくれば安心です。

明るくてフレンドリーなとてもいい子です。





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収容犬112001、飼い主の事情で放棄された推定12歳のポメラニアンのメス。

高齢になってから家庭とは全く違う環境に順応することは、
人間が考えるより犬には大変なことです。

とても人懐こい子です。

今度こそ、終生可愛がってくれる飼い主さんを待っています。





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収容犬112002、飼い主の事情で放棄された推定8歳のコーギーの去勢オス。

飼育の途中放棄された動物たちは混乱しながらも必死に生きています。

嬉しい時ははしゃぎ、悲しい時はしょんぼり落ち込み、豊かな感情を持つ犬猫たちは、
私たちの5〜6倍の早さで年を取ります。

短い生涯が幸せであるようにと心から思います。





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収容犬196、推定7〜8歳のミニチュアダックスのオスに飼い主のお迎えはありませんでした。

札幌市動物管理センターに収容され、飼い主のお迎えがあるのは半数。

2匹に1匹の割合で、みなしご犬になっているのです。

寂しくてかまって欲しいのか吠えることが目立つそうですが、フレンドリーな性格です。





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今日、迷子で収容されたミニチュアダックスのメス。

この寒さですから体力も消耗したことでしょう。

隅で固まってひたすら耐えているような姿でした。





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本日放棄されたビーグルのオス。

あまり若くはなさそうです。

同室のビーグルやゴーギーたちと交わって健気にがんばってました。





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本日放棄されたチワワとポメラニアンミックスのオス。

柵の前で飼い主を待つようにじっとしている姿がいじらしかったです。

飼い主はこんなで待っていることは知る由もないのでしょう。

人間の諸事情で放棄される犬猫たち。

人間は動物たちに見切りをつけて新しい生活をスタートさせますが、
この子たちがいったい何をしたというのでしょう!

全ては人間の身勝手な行動に小さな命は震え胸をつぶされる思いをしているのです。





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収容ねこF147、推定1歳前後の黒猫のメス。

シャイなところもありますが、撫でると気持ちよさそうにしています。

首輪をしていたので、飼い主さんの迎えを期待していたのですが、残念です。

猫を外に出すのは交通事故や猫同士の喧嘩、人間の虐待に遭うなど、
本当に危険だらけなのに、可愛い愛猫を表に出してしまう心理が分かりません。





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収容ねこF152、推定1歳前後の茶黒のオス。

警戒心もだいぶ取れました。

もう少し人慣れすれば、家族の一員になれる日も近いのでは。





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収容ねこF103001、推定5歳の黒猫のオス。

初めての人には「シャー!」となりますが、職員さんには慣れて喜んで身体を撫でさせます。

愛情が欲しいのはどの子も同じです。





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収容ねこF080602 K1119004、推定2〜3歳の母猫と2ヵ月の子猫のメス。

保護時、妊娠していたため福移支所で出産しました。

センターでは、お母さんと一緒で安心して過ごせました。

これからは、人の愛情と管理のもとで暮らせるのが一番の幸せです。






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収容ねこF124、推定2〜3歳の灰黒の母猫。

子育て後で痩せていますが、しっかり子育てした証です。

今度はこの子が幸せになる番ですね。

美人さんで人懐こく可愛い子です。





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収容ねこF082901 K1119010-12、推定3歳の母猫と2ヵ月の子猫3匹(オス3)。

保護時、妊娠していたため福移支所で出産しました。

子猫同士遊んだり、母猫に甘えたり家族一緒でしたから、社会性も身につけています。

これから、それぞれに巣立っていくわけですが、この子たちの将来が幸せでありますように。

そして、その先に新たな行き場のない命が生み出されませんように・・・。


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猫は生後5〜6ヵ月くらいになっても愛くるしい仕草をするので、
飼い主は猫の思春期の変化に気づきにくいのですが、
最初の発情は猫は生後7ヵ月くらいにやってきます。

計画性のない望まれない出産は、行き場のない命を産み落とすことになり、
母猫や子猫を不幸にします。

子犬や子猫も手術に適した大きさに達すれば早期不妊・去勢手術が可能です。

しっぽの会では犬猫の健康状態に問題がない限り、子犬・成犬・子猫・成猫の全匹に
不妊・去勢手術、混合ワクチン接種、マイクロチップを挿入しています。

※子犬、子猫の早期不妊・去勢手術については、2009年4月から実施しています。



posted by しっぽの会 at 21:25 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする