今日の札幌市動物管理センターには犬12匹、成猫13匹、子猫3匹が収容されていました。
犬は6匹が大型犬です。
このまま収容数が増え収容限界となるのが懸念されます。
収容犬180、シーズーのオスは厚別区上野幌3条1丁目で保護されました。
身体中毛玉だらけで汚れています。
収容期限は今日まででしたが、飼い主の迎えは、、、思った通りありませんでした。
収容犬183、ミックス犬のオスは厚別区厚別北4条2丁目で保護されました。
落ち着いた静かな子のようでした。
明日で迷子の収容期限が切れてしまいます。
この子の飼い主も現れないつもりなのでしょう・・・。
飼い主を信じ、一途に再会を待つ犬の気持ちを考えたことはあるのでしょうか!
収容犬185、柴犬のオスは西区発寒7条5丁目で保護されました。
人懐こい子のようで、檻から鼻先を出して挨拶してくれました。
赤い首輪を着けていますが・・・お迎えはあるのでしょうか。
収容期限は6日(火)です。
収容犬188、ゴールデンレトリバーのオスは東区北30条東19丁目で保護されました。
身体は小さく痩せています。
落ち着かない様子で、歩き回っていました。
収容期限は8日(木)です。
収容犬060401、7歳で放棄されたミックスのオスは、初夏に収容され季節はもうすぐ冬です。
時折り、人恋しそうにしています。
飼い主に放棄され5ヵ月あまり・・・このまま命を繋いでいけますように。
収容犬142、推定6〜7歳のミックス犬のオス。
お散歩が大好きな愛嬌たっぷりなフレンドリー犬です。
家族になってくれる人を待っています。
収容犬100201、推定12歳で放棄されたミニチュアダックスのオス。
人懐こく甘えん坊な子のようです。
12歳といっても小型犬は大型犬に比べると寿命が長めです。
お散歩も楽しんでいますし、まだまだ元気です。
優しい家族を待っています。
収容犬168、推定10歳以上のビーグルのメスは飼い主のお迎えはありませんでした。
慣れない場所で不安なのか、人がいなくなると寂しいのか、吠えるそうです。
収容犬101601、手前は放棄された9歳の避妊メス。
奥が101602、放棄された8歳の避妊メス。
黒ラブが101603、放棄された7歳の避妊メス。
3匹は親子です。
2週間前の収容時と比べると、自己表現できるまで元気になりました。
初めて会った時より若々しく見えるようになりました。
収容犬102901、放棄された7歳のミニチュアシュナウザー の去勢オス。
環境に慣れず緊張しているようです。
放棄の理由は飼い主の都合によるものばかり。
言葉を持たない動物たちは、人間のなすがままに翻弄されています。
収容ねこF94、推定4〜5歳のサビ色のメス猫。
撫でて欲しくて檻から手を出してきます。
暖かいお部屋でノビして暮らせる日を待っています。
収容ねこF95、推定3〜5歳の茶白のメスは寝ていることが多く、人見知り気味です。
でも、愛情が欲しいのはシャイな子も同じです。
収容ねこF136、推定7〜8ヵ月の茶黒白のオス。
人慣れにはもう少し時間が必要なようです。
収容ねこ146、推定1歳前後の黒猫のメス。
首輪を付けた飼い猫でしたが、飼い主の迎えはありませんでした。
収容ねこF152、推定1歳弱の茶黒のオス。
まだ警戒心はあります。
これまで怖い思いをしてきたのでしょう。
収容ねこF156、推定3〜4歳の茶黒の去勢オスは存在感たっぷりです。
身体も大きく元気な子のようです。
収容ねこF157、推定2〜3歳の茶黒白のメス。
慣れてくるとゴロニャンと心を許すようになります。
収容ねこF148、推定2歳前後の黒白のメス。
まだ若く綺麗な子です。
収容ねこF103002、推定4歳の放棄された茶(ヨモギ)のオス。
収容されたばかりで緊張していました。
今日は石狩保健所にも行きました。
10月18日に石狩市花川南で、
繋がれたワイヤーをぶら下げたまま迷子になっていた柴犬のメス。
飼い主のお迎えはなく、新たな飼い主も募集しましたが、
今日の収容期限を持って「命の延長なし」とのことでした。
先日亡くなった風太に良く似ていて、
少し徘徊行動も見られますが、お散歩が大好きで食欲もあります。
犬を放浪させたままにするのは遺棄したも同然です。
無責任な飼い主に翻弄されたおばあちゃん犬ですが、風太が結んだご縁かもしれません。
今晩NHKで放送された「地球でイチバンペットに優しい街」では、
ドイツ・ベルリンでは犬に人権ならぬ“犬権“が認められ、犬が生活の中に溶け込み暮らしていました。
確かに犬に自由が与えられていましたが、
そうなる前に社会の一員として、厳しくトレーニングされています。
殺処分はゼロ。
犬・猫に虐待をした飼い主を取締り、ペット専用の孤児院「ティアハイム」まである。
こんなにペットが多い日本なのに、ドイツと比べて余りのギャップに悲しくなりました。
しかし、そんなドイツも動物愛護の歴史は200年前からだそうです。
日本も動物が大切にされる心豊かな社会になるよう、
出来ることから実行していけたらと思いました。