今日の札幌市動物管理センターには犬9匹、猫4匹が収容されていました。
3月は引越や新生活のと環境が変わる時期ですが、センターは放棄された犬が増えています。
若い子や飼いやすい子はご縁があり、続々と貰われていく一方で、
215番や267番のように、相変わらず出会いがなく取り残された犬たちもいます(><)
来月から新年度になりますが、この子たちの行く末が気になっています・・・。
収容犬283、ミニチュアシュナウザーの去勢オスは中央区南9条西11丁目で保護されました。
疲れ切ったようにひたすら眠っていましたが、やっと頭をあげました。
飼い主のお迎えはあるのでしょうか・・・。
収容期限は28日(水)です。
収容犬215、推定8〜10歳の北海道犬系のオス。
顔見知りになり、柵の前まで来て挨拶してくれるようになりました。
でも、その後はいつものように後ろに下がり孤独にふけっているように見えます(;;)
迎えに来ない飼い主を思っているのでしょうか・・・。
誰にでも懐く訳ではありませんが、飼い主さん一筋に尽くす子だと思います。
いつも寂しそうな表情を浮かべるこの子に、
もう一度、笑顔で過ごせる犬生を与えては貰えないでしょうか・・・。
出会いを待っています・・・。
収容犬267、推定3〜5歳のチワワ系のオス。
本当は臆病なのに勝気に振る舞うのは、必死に生きてきた証でしょう。
この子は慣れた職員さんには抱っこもされて甘えますが、
初対面の人には特に「ガウガウ!!」と吠えるので敬遠されてしまいます(><;)
でも、こうなったのはこの子のせいではありません。
この子に向き合ってくださるご理解ある飼い主さんをお待ちしています。
放棄犬022902、9歳の去勢オスのコーギーは経済的理由で放棄されました(><)
一緒に収容されていたハスキー系の子が貰われたので、
一匹になり寂しそうでしたが、いつも変わらぬ穏やかな態度で迎えてくれる、いい子です。
謙虚で大人しいので目立つタイプではありませんが、飼いやすい子だと思います。
今度はこの子が幸せになる番ですね!
放棄犬031401、14歳にもなって飼い主の転居と経済的な事情で放棄された、マルチーズのオス。
歯肉炎で抜歯されていたそうですが、食欲もあり元気です。
残された犬生を共に過ごしてくださる、優しい方との出会いを待っています。
収容犬279、推定3〜5歳のミニチュアシュナウザーのメス。
とてもフレンドリーで可愛い子です。
寂しがり屋なせいか鳴いてアピールしますが、かなり声が高いので、
飼い主さんになってくださる方は、
集合住宅にお住いの方より、一戸建ての住宅にお住いの方がいいと思います。
とてもいい子です。
どうぞ会いに行ってあげてください。
放棄犬031902、12歳のビーグルのオスは転居のため放棄されました。
とてもいい子です。
年齢も高いですし、人の側で残りの犬生を過ごさせてあげたいものです。
放棄犬032101、14歳のシーズー系のミックスは飼主が病気になり放棄されました。
人は病気になれば、治療も出来ますし、入院することも出来ます。
犬も家族の一員と言われる今日この頃ですが、
最終的には行き場がなければ放棄とは酷すぎます(><)
体格は中小で、大人しくて人懐こいいい子でした。
収容犬278、ドーベルマンのメスは痩せていてあばら骨が見えていました。
これから飼い主さんに返還されるそうで、お迎えを待っていました。
幸多く暮らして欲しいですね!
収容ねこF234、黒茶トラのオスは厚別区もみじ台東4丁目で保護されました。
野良生活が長かったのか険しい表情ですが、
センターの表記も危険から注意に変わり、この子自身も少しは環境に慣れたのでしょう。
この子が捨てられ野良猫になっていなければ、今頃はお腹を見せて甘える猫だったはず。
人間は自分で努力して生き方を変えることが出来ます。
しかし・・・動物たちの運命は出会った人次第です。
動物を幸せに出来ると、その人自身も幸せになれるのに・・・残念ですね(;;)
収容期限は23日(金)です。
収容ねこF235、白黒灰トラは性別不明、東区栄町913番地で保護されました。
つり上がった大きな目が可愛い子です。
収容期限は27日(火)です。
飼い主のお迎えはあるでしょうか・・・これからいいご縁がありますように。
収容ねこF239、白茶トラの性別不明猫は中央区北6条西21丁目で保護されました。
外での厳しい生活を連想するような身体つきでした(><)
収容期限は27日(火)です。
どうか幸せになりますように・・・。
収容ねこF232、推定3〜5歳のキジトラ猫のオスは北区屯田町1027番地で保護されました。
人懐こくて本当にいい子です!
この子の後両肢は壊死していて、骨が見え出血していますが、
前肢にも同じような兆候が見えています(;;)
壊死した足首を切断しなければ壊死がどんどん広がってしまいます。
凍傷になったためか・・・あるいは糖尿病の合併症によるものか・・・
耳先もカラカラに乾いていて、いずれにせよ、診察が急がれます。
しっぽの会には飼い主募集の猫が40匹あまりいて、収容スペースも限られています(><)
しかし、この子は一刻も早く治療が必要です。
今日はこの子を引き取りし、この後病院に向かいました。
「飼ったなら最期まで愛情と責任を持つこと。」
今月これ以上、犬猫が放棄されませんように・・・。
追記
F232番の猫の診察結果が出ました。
血糖値の検査の結果は正常値で、
壊死した肢はおそらく事故によるものではとのことです。
後右肢は、パットがある方が歩行時に肢への負担が少ないので、切断せずに様子見、
後左肢は先がちぎれてブラ下がっている状態なので、
早めに去勢手術と一緒に切断することになりました。
耳先は凍傷によるものと分かりました。
寒い冬に事故に遭い、凍傷にもなり、どれだけ辛かったことでしょうか(><)
最悪、4本の肢の膝から下は失うと思ってましたから、本当に良かったです!!
ただ、残念ですが猫エイズ感染症でした。
でもこうして明日へ命が繋がったことは何より嬉しいことですね!