2012年02月29日
岩見沢保健所から犬を引き取りました。
岩見沢市郊外にある岩見沢じん芥処理センター(ゴミ処理場)です。
今年の岩見沢は観測史上始まって以来の豪雪でしたが、
ここ数日の暖気と排雪作業が進んでいるせいか道路は以外に走りやすかったです。
岩見沢保健所の犬の収容施設は、
このじん芥処理センターの敷地内にひっそりと建っています。
間口は狭いですが結構奥行があり、
新しくはありませんがブロックで作られたガッシリした建物です。
中は掃除が行き届き、床も水拭きされていました。
北海道の保健所の犬の収容所は老朽化したところが多く、
暖房のない施設も多いと伺っていますが、パネルヒーターで暖かでした。
この笑顔!最高です!
でも、このオスのシベリアンハスキーは迷子で収容されていましたが、
とうとう飼い主のお迎えはなく捨てられたのでしょう(><)
もともとは室内で飼われていた子でしょうか・・・毛並も綺麗で臭いもなく清潔でした。
でも、肛門の周りに腫瘍?のようなものがあり、新たな出会いもなかったそうです(;;)
職員さんに「ハッちゃん」と呼ばれ可愛がられていました^−^
最近まで一緒に収容されていた豆柴も長いこと貰われず、
職員さんも期限を延長されたりの努力で、ようやっと出会いがありました。
秋田犬の子犬も収容されていましたが、さすがに子犬!貰われるのが早いですね!!
ハッちゃんは大型犬ですが散歩の引っ張りもなく、アイコンタクトも取れるナイスガイです。
しっぽにGO!とばかりに車に乗る気満々(笑)
職員さんは「本当にハッちゃんを連れて行ってくださるんですか?」と、
涙ぐんでいらっしゃいました。
想像してみてください・・・
動物を愛し小さな命を大切にしてくださる方たちにとって、
生死の崖ぶちに立っている動物たちの行く末を案じることは、
どれだけ過酷なことか・・・
本当に無責任な飼い主に憤りを感じてなりません!
そして保健所に収容された犬猫たちは、
私たちの手が差し伸べられるのをいつも待っています。
今日の午前現在、北海道の保健所には60匹の犬猫が収容されていました。
また、譲渡対象とされずに死んでいく子もたくさんいます。
人間の身勝手な行動で小さな命は翻弄され続けています。
ペットショップに行く前に、
保健所にいる子たちにも目を向けていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
北海道の保健所情報
http://shippo.or.jp/dekirukoto.html
3月の足長対象犬猫アップしました。
年老いた子も、ハンデのある子もみんな幸せになりますように☆