2011年10月08日

センターにいたバーニーズのご報告☆

当会のボランティアさんが、
先日札幌市動物管理センターに放棄されていた
2匹のバーニーズを引き取りされました。

3月にもセンターからニューファンドランド(ランドシーア)を
引き取りされた方で、室内で大切に飼われています。

犬たちの明るい表情から、人と生きていくことの喜びが伝わってくるようです。

ご報告本当に有難うございましたm(__)m



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一昨日のしっぽレポートにアップされていたセンターのバーニーズ君二頭が
我が家に仲間入りしました!

同じ犬種が先住犬でいるのでショックを受けました・・・。

異臭や毛玉や皮膚炎があり、
センターから真直ぐかかりつけの病院へ行きシャンプーしてもらいました。


まだ一歳ですし、これからの未来は長く大切に沢山愛してあげようと思います(*^.^*)

名前は左(翔君)右(銀君)に変えましたよ。

お部屋も使ってない部屋があったので8畳あまりですが与えました。

慣れて落ち着いたら先住バーニー達と遊ばせます♪




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力(ニューファンドランド)に続き 出会えてよかったです!!
家に来て7ヶ月経ちました!

すごくママっ子です(笑)

『たくさんの命を救うこと、たった一つの命を救うこと』
どちらも同じくらいに大切!!だと思います。


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今、センターは収容犬は数日前よりは少なくなっていますが、
譲渡される犬の数よりも収容される数、特に放棄が目立っています。

7日のセンターのHPの譲渡可能犬8匹のうち6匹が放棄犬です。
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/syuuyou_doubutsu/houkiken.html

飼い主が犬猫を放棄する理由は、引越、飼い主の病気や高齢、経済的な理由、
離婚や出産など人間の身勝手な都合によるもので、
理由は一つと言うより、たとえば引越するのは経済的な問題とか、
離婚で収入が安定しなくなったとか、理由が絡み合っています。

でも、人生にはリスクはつきものですし、
それなら最初から飼わないで欲しいと思います。

犬や猫は人に依存しなければ生きていけません。
どんなに貧しい生活だとしても犬猫にとっては
自分を思ってくれる飼い主と暮らすことが一番の幸せのはずです。

先日、センターを訪れた際、犬は22匹いて収容限界でした。

スペース、時間など余裕があれば、明日へ命を繋ぐ希望が持てますが、
高齢や重い病気などのハンデがあって譲渡が厳しい子、
犬との相性が悪く複数で収容できない子、
飼い主に「噛むから」と放棄された子など、
収容場所に余裕があれば経過観察したり、
ある程度の時間をかけ新しい出会いを待てる子も、
収容限界になれば、明日へ生きるチャンスが少なくなるのが現実なのです。


先月に高齢で放棄された犬はやむを得ずに処分されました・・・。

札幌市動物管理センターはじめ、
日頃から当会が犬猫を引き取りしている保健所の職員の方々は、
1匹でも命を救っていきたいと懸命に努力されています。

「なぜ殺処分に?」と不満をセンターや保健所に問い合わせするのではなく、
原因の根本を考えて欲しいのです。

私たちと同じ命や感情を持っている動物を遺棄虐待する行為は、
人間に対する虐待と同じく、命を傷つける犯罪です。

小さな命を守るために「私たちにできること」は、
・最期まで愛情と責任を持って飼うこと
・最期まで飼う自信がないなら最初から飼わないこと
・人間と動物が共に生きる社会、生命に優しい社会を作るために、
たとえば周りの方に犬猫の現状を伝えるなど、
思いを形にして実行していくことが大切ではないのでしょうか。




posted by しっぽの会 at 23:33 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする