2011年06月01日
負けないで!モンチッチ!
9歳で病気になったからと飼い主に放棄されたモンチッチ(><)
イタリアングレーハウンドとミニチュアピンシャーのミックスのような、
クリクリした目が可愛い子です。
性格は臆病でビビリちゃん。
怖さから、無理をすると噛もうとします(><)
保健所では飼い主募集はせず、しっぽにやって来ました。
モンチッチには肛門性腫瘍と生殖器脇にも大きな腫瘍があります。
肛門横の腫瘍は、ドス黒く大きく腫れ上がり、破れて膿が出ています(><)
薬で腫瘍を小さくしてから手術を予定していますが、
心配なのは手術後、肛門がどうなるかということです。
病院では、去勢していないオスが罹りやすい病気とのことです。
生殖器脇の腫瘍も横から見ただけで卵大なのがはっきり分かります。
ここまで放置しておくなんて可哀想すぎます。
犬も寿命が延びて癌に罹る子も増えています。
人間と同じで大変な病なのに、早期に手当てをしていたならと悔やまれます。
しかも、去勢手術をしていれば罹るリスクが減る肛門性の腫瘍です。
癌は強い痛みが伴いますから、
手遅れでも、痛みを取り除く治療をすると良いと言われています。
モンチッチも鼻をならして鳴くのは、悲しみと痛みと両方からだと思います。
いただいた薬で落ち着かせてから、次の治療にかかる予定です。
どうか、モンチッチが病気に負けませんように!!
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保健所には、病気だから・・・年を取ったからと・・・と飼い主に放棄され、
保健所で譲渡不向きと判断、そのまま闇に葬られる子が大勢います。
モンチッチはたまたま運が良かっただけ・・・。
また、噛むからと放棄された咬傷犬も、
例外はありますが譲渡対象外として殺処分されています。
言葉を持たない動物たちは弁解の余地もなく、悲しい運命を辿ります。
動物を飼う人は、どんな状況になれ、最期まで愛情をかけて飼うことが出来ないなら、
最初から飼わないことも愛情だと認識すべきではありませんか?!
小さな命は出会った人の倫理観やモラルに翻弄され、
人に比べたらただでさえ短い一生を終えます・・・。
6月の足長支援アップしました。
モンチッチも足長組に加えさせていただきました。