今日の札幌市動物管理センターには犬4匹、猫6匹が収容されていました。
今日、豊平区月寒東4条17丁目で迷子で捕獲収容されたメスのミックス犬は
シェパードの血が入っているのでしょうか。
大きく立った耳、肢が長くて利口そうな子です。
怖がって怯えていましたが、
帰る頃には前に出て来るようになりました。
センターでは収容された全ての犬にマイクロチップが挿入されているか
リーダー(読み取り器)で確認しています。
しかし、導入から5年経過しても、
マイクロチップを装着した犬は収容されたことはありません。
(マイクロチップを挿入している飼い主の方は、
危機管理がしっかりしているとも言われています。)
しっぽの会では譲渡する全ての犬猫にマイクロチップを挿入していますが、
一般的には普及はまだ進んでいません。
挿入されていれば迷子になった時や震災時に飼い主の元に早く帰ることが出来ます。
今回の東日本大震災で急速に関心が高まっています。
※環境省のマイクロチップページ
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html
290番の推定5歳のメスの北海道犬は、勝気な性格です。
職員さんには馴れてオヤツを貰ったり身体を触らせたりしますが、
知らない人には警戒して吠えます。
北海道犬の飼育に慣れた方が飼い主に向いていると思います。
294番のメスのハスキーミックスは人懐こくて元気いっぱい!
収容期限は今日迄でしたが、飼い主のお迎えはありませんでした。
今度は最期まで大切に飼ってくださるご家族とご縁がありますように・・・。
288番のオスの中型ミックスは明るく活発な子です。
幸せな出会いがあるといいね!
F153番のメスのサビ猫は10日間も食餌を取りませんでしたが、
広めの2段ケージに移したとたんに食欲が出て元気になったそうです。
ステンレスの狭いケージでストレスが溜まったのかもしれませんが、
広いケージは限りがあります。
あとは何とか人に馴れてくれたらいいのですが。
F149番の推定1歳未満のメスのヨモギです。
この子は社会化勉強中でしたが、身体を触らせてくれるようになったし、
新たな出会いを待つばかりです!
じっくり可愛がってくださる方はいらっしゃいませんか。
F157番のオスのキジトラ白。
怖がっていましたが攻撃したりはしません。
西区琴似3条4丁目で迷子で収容されました。
収容期限は明日迄です。
F158番は南区中ノ沢1712番地で迷子収容されたメスの灰トラです。
かなり緊張していました。
収容期限は4月4日迄です。
F156番は体重8キロもあるオスの巨大な茶トラです。
人懐っこいおっとりした子のようです。
飼い猫が迷子になったのか捨てられたのでしょうか・・・。
収容期限は今日まででした。
F154番は推定8歳の茶トラのメス猫です。
交通事故に遭ったのか後右肢に大怪我を負い、
縫合されていないため痛々しい姿です。
食欲はあり、抗生物質の薬を飲んでいるので、容体は良くなりつつあるようです。
札幌市の財政も厳しいので、保護動物に十分な治療をかけられないのが現状です。
家庭で飼われている犬猫とここに収容されている犬猫はどこか違うのでしょうか・・・。
同じ犬、同じ猫でも出会った人でその子の運命が決まってしまいます。
人間に翻弄され続けることのないように、どうか優しい人と巡り会えますように・・・。