2010年12月28日
「地域猫」支援 道内でも
本日の北海道新聞社さま朝刊に、しっぽの会の地域猫支援の取り組みが掲載されました。
飼い主のいない猫・・・ノラ猫はどこの街でも見かけます。
飼い猫と何ら変らない同じ猫なのに、境遇が違うと天国と地獄・・・
今日死ぬか、明日は生きられるか・・・寒さと飢えだけでなく、
人間に虐待されたりと辛い日々を送っています。
そんなノラ猫を見て心を痛める人、ノラ猫はゴミ以下と憎む人、
犬は好きだけど猫は興味がない人・・・
同じ人間でも考え方がさまざまで、保護活動の中でも一番難しいのがノラ猫問題です。
昨年、北海道の保健所で殺処分された猫は7,409匹・・・
何と、毎日20匹の猫が行政殺処分されていることになります。
また、交通事故死した猫や、人知れず死んでいる猫を加えたら、
途方もない猫が毎日毎日命を落としています。
しかし、嘆いているだけでは何も始まりません。
問題は山積ですが、この状況に少しでも歯止めをかけたい・・・
地域のノラ猫問題を解決したいと悩んでいる団体の方の後方支援したい・・・
そう思って「地域猫」支援をスタートしました。
不妊代の援助資金は、「しっぽ地域猫基金」とカレンダーなどの益金の一部を充て、
また、地域猫の活動している団体にバザー商品などをご提供し、
活動資金になるように役立てていただけたらと思っています。
実際に地域猫の活動に直接携わることがない方でも、
地域猫について広報してくださったり、
ご家庭で使わなくなった犬の洋服や日用品などのバザー用品を
ご提供してくださったら小さな命を救っていくことに繋がります。
詳しくは「いのちとノラ猫」のページをご覧ください。
http://shippo.or.jp/noranekotoinoti.html
北海道新聞社さま、この度はいち早く当会の新しい取り組みを紙面に掲載してくださり、
本当に有難うございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
今年一年大変お世話になりました。
有難うございました。