2025年04月03日

ミスターこと鈴井貴之さまより、あたたかい応援のメッセージをいただきました

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俳優、タレント、映画監督、放送作家、脚本家、演出家等、各方面でご活躍されているアーティストの鈴井貴之さま。


HOKKAIDOしっぽの会とのご縁は、2022年4月に当会が発起人となって運動させていただいた「北海道にも"愛”のあるセンターを!みんなで、北海道動物愛護センターをつくろう!プロジェクト」でスペシャルアンバサダーにご就任いただいたことが始まりです。


鈴井さまは、8年前に縁あって北海道内の保健所から保護犬をお迎えされたこともある大の愛犬家です。


動物大好きな温かい方に応援メッセージをいただけたこと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


鈴井貴之さま、本当にありがとうございました!


以下、鈴井貴之 様からいただいたメッセージです。


株式会社CREATIVE OFFICE CUE 取締役会長
俳優、タレント、映画監督、放送作家、脚本家、演出家、アーティスト

私はもう10年以上、赤平の森で犬たち(大型犬3頭、小型犬1匹)と自然の中で暮らしています。

もう亡くなってしまいましたが保護犬を引き取り、一緒に生活した経験もあります。

犬を飼うというのは簡単なことではありません。

我々人間の思いも伝わらないのが当たり前。

ましてや犬や猫の気持ちを知ることも容易いことではありません。

根本的には我々人間が犬や猫に歩み寄らなければならないと考えています。


ただ今の時代、人間の身勝手な考えで多くの犬や猫が路頭に迷っています。

日本においてはペット販売や飼い主の意識、保護活動や行政の取り組み、様々な分野で犬や猫に対して世界各国に比べて遅れていると感じています。


犬や猫にとって幸せな一生を過ごしてもらえる環境。

彼らは十数年しか生きられないんです。

その短い期間、生まれてきてよかったと思えるような環境を与えてあげたいと思います。

多頭飼い飼育放棄のニュースなどを見て「かわいそう」と思うだけでなく、その子たちの未来。それを考えていただけたならば幸いです。


多くの犬や猫たちが幸せになりますように。ただそれだけを願います。



oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.

医療の充実と飼育環境を整備し
より多くの犬猫の命を繋ぎたい!

クラファンサイト
https://readyfor.jp/projects/shippo2025

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HOKKAIDOしっぽの会レディーフォー


posted by しっぽの会 at 19:14 | クラウドファンディング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今までありがとう アロエが虹の橋へと旅立ちました…

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釧路保健所から引取りした推定12〜14歳のアロエが、3月20日、入院先の病院で息を引き取りました…

当会でアロエを引取りしたのは昨年の10月11日ですが、鶴居村で長らく放浪していたとのこと。

釧路保健所では「鶴じぃ」と呼ばれて可愛がられていました。


引取り後は、睾丸腫瘍、尿細菌、便回虫などなど、体も削痩していたので全てに治療が必要でした。

貧血もありましたが、治療の甲斐もあり良くなって、やっとワクチン接種や去勢手術が出来るまで体調が整いました。


11月に飼い主募集を開始し、出会いを待っていたところでしたが、年明けあたりから食欲にムラが出てきて、どうやって食べてもらうかスタッフの試行錯誤が始まりました。

いろいろ試した結果、特に鹿肉が大好きなことが分かり、多少の食べムラはあるものの完食することも多くなりました。

保健所では、痙攣を起こすことがあったと伺っていましたが、当会でも時々痙攣を繰り返していましたので服薬もしていました。


2月、左後肢をあげて痛そうにしていたので、レントゲンで確認したところ膝の下の骨が折れてしまっていました。


大学病院でプレートで固定する手術の選択もありましたが、アロエの年齢を考えるとケージレストで自然に固まるのを待つ方が良いのではと、2か月間運動することや散歩も禁止となり、痛み止めが処方されました。


3月20日、骨折箇所から出血があり、病院に急いで走りレントゲンを撮りました。

骨折していた骨はまだついておらず、レントゲンと状態から見ても骨肉腫ではとの診断で、このままケージレストをしても治る見込みはないため断脚することになり、そのまま入院しました。

アロエは、夕方には麻酔から覚めて頭をあげていたそうですが、その後、容態が急変し病院で亡くなったとの連絡が入りました。


骨肉腫により骨もスカスカニなっていたアロエ…

これまでの経緯からも断脚手術をするしかなかったのですが、あまりに突然でした…


退院したら食べさせようと大好きな鹿肉を用意していたのに、食べることなく突然ア逝ってしまいました…




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お散歩では、動かない時はガンとしても動かないこともあり、痩せて小さな体でしたが、逞しい性格の肉食系男子でした。



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ですが、肉食系男子にしては、あどけない童顔のアロエでした。

三本足になっても退院して元気になったら歩かせてあげたかったです。

本当に残念です…

皆さまとアロエの冥福をお祈りしたいと思います…


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長いこと放浪していたアロエが、どんな犬生を歩んできたのか、想像するだけで胸が痛みます。

動物たちが安心安全に暮らせる環境を提供することは、私たち人間の義務ではないでしょうか。

彼らの短い命が少しでも幸せで満たされるように、私たちにできることを実行していきたいです。

HOKKAIDOしっぽの会は4月1日から、「より多くの犬猫の命を繋ぐため、充実した医療と老朽化した施設を整備するため」にクラウドファンディングに挑戦しています。

応援ご支援いただけたら幸いです。

詳しくはコチラです。

https://readyfor.jp/projects/shippo2025

posted by しっぽの会 at 09:48 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする