
8月13日(火)、札幌市動物愛護管理センターあいまるさっぽろより16歳の負傷のシーズーを引き取りました。
この子は、センターの飼い主探しノートに掲載されていた子でしたが、ノートでの新たな出会いはもなく、8月5日にセンターに収容されました。
カプチーノと命名しました♡

<腫瘍が酷いのでモザイク加工しています>
肛門周りにある卵大程の大きな腫瘍は自壊していて強烈な悪臭を放っていました。

引取り後、そのままかかりつけの病院に直行しました。
右目は萎縮していて視力はなく、歯石も酷く外耳炎もありました。
左目は白内障と少し眼圧がそうで、緑内障の疑いもあるとのことですが視力はあるようです。

<当会で情報拡散した当時の飼い主探しノート>
飼い主探しノートに掲載されてた姿はまるで汚れたモップのようでした💦
皮膚炎もあったようですが、札幌市動物愛護管理センターさまでカットして洗ってくださったお陰で良くなっているようでした。
肛門周りの腫瘍に関しては肛門周囲腺腫のようですが、ここまで大きな腫瘍になっていることは稀で他の腫瘍の可能性もあるそうです。
心音は16歳のわりに元気に動いていて、レントゲンでも心臓や肺は問題ありませんでした。
ですが、気管に何かがあるようで咳をしていました。

出来たら直ぐにお尻の腫瘍を切除してあげたかったですが、気管にあるものが何か不明で、麻酔時の気管挿管が大丈夫なのか診断できないため今回の手術は見送ることとなりました。
後日、画像診断の先生と相談したうえで、酪農学園大学附属動物病院を受診することになりました。

カプチーノの性格は大人しく穏やかな子です。
ネグレクトの飼育をされていましたが、この子自身は素直なシーズーそのものの性格のようです。
16歳と言えば余生もそんなに長くはありません。
この後、適切に治療を施しコンディションを整えて、優しい飼い主さまに出会えるよう尽力してまいります。
予定されている大学病院での検査に大きな問題がないよう願っています。
どうかカプチーノを応援ご支援いただけますと幸いです。
動物愛護福祉の啓発に
↓↓クリックお願いします!

にほんブログ村