
月美は、今年4月1日に札幌市動物愛護管理センターあいまるさっぽろから負傷犬として引き取りした、9歳のメスのミニチュアピンシャーです。
当初、両前足の湾曲は、過去に骨折した古傷と思われていました。
また、後足にも重度の脱臼がありましたので、大学病院を受診したところ、どちらもリウマチが原因だとのことでした。
両前足の床に擦れる部分は保護するためにサポーターを巻いています。
こんなにハンディキャップを抱えた月美ですが、とても人懐こく元気いっぱいです♡

いつもは、ペットヒーターの上に敷いた厚めのクッションを尖ったマズルで上手にくいっと持ち上げて、貝殻のようになったヒーターとクッションのあいだに丸くなっていますが、人が近づくと、クッションをむくっと持ち上げ、四肢を上手に使ってちょこちょことサークルの前に出てきます(笑)
そして、クルクル回りながら一生懸命存在をアピールします^^
持ち上げてあげると足をパタパタ動かして、ちょっと落ち着かない感じですが、膝の上にのせてあげるとリラックスして、足をなめたりお腹を見せてくれたりします。

他の犬が苦手かはわかりませんが、前を通る犬にはよく吠えます。
体重2キロちょっとと、とても小柄な月美ですが、吠える声は低めのアルト。
同じ日にセンターからやってきたお隣の陽菜も小柄で、こちらはソプラノ。
他の犬が近くを通ると、二匹揃ってワン!キャン!ワン!キャン!(ワンは月美、キャンが陽菜)の二重唱となり、犬が通り過ぎると、見えない指揮者でもいるのかのように、ピタッと鳴きやみます(笑)
また、先日、カンガルー抱っこ紐に入れてあげて、写真撮影がてら当会の近隣を散歩してきましたが、とても好奇心旺盛で、大きなクリクリの目をいっぱいに見開き、身を乗り出して周りの景色を見ていました。
抱っこ紐から飛び出さんばかりだったので、スタッフはひやひやでしたが…^^;

足のハンディキャップなんてなんのその!
元気でとっても人懐っこい月美に、どうかよい出会いがありますように。
避妊手術後の抜糸で訪れた病院のマットの上で元気に歩く月美の動画も、ぜひご覧ください。
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