
昨日3月7日(木)、4日(月)に3つもの大手術を受けたピュアの面会に行ってきました。
飛び切りの笑顔でスタッフを迎えてくれたピュア♡
ピュアは全てを受け入れまるで何もかも分かっているようで、とても前向きで一生懸命で、今回も動物の逞しさとひたむきさ、健気さに元気と勇気をもらいました。

ピュアは、千歳市内の多頭飼育案件で、1か月前の2月7日に引き取りした推定8〜10歳の男の子です。
ラブラドールの男の子ですが、引き取り時の体重はわずか15kgほどしかなく、身体は削痩し骨と皮、口の中には大きな腫瘍をかかえ咀嚼する度に腫瘍に歯があたるせいか口から出血を繰り返す状態でした。
かかりつけの病院を退院後、すぐに酪農学園大学附属病院を受診し、DIC(播種性血管内凝固症候群)発症と思われるため血栓が詰まり、多臓器不全になってしまう可能性があるとのこと。
そのため、手術前に栄養状態の改善が必要とのことでした。
その時の記事はコチラです。
http://shippo-days.seesaa.net/article/502531020.html

3月3日(日)に酪農学園大学附属病院に入院し、4日(月)に下顎の腫瘍切除、思うように食べれなくなるため胃瘻(いろう)、DIC(播種性血管内凝固症候群)のため右後肢の断脚手術と3つもの大手術を受けました。
300mlもの輸血を行いましたが、一緒に頑張ってくれたのは、供血してくれた当会のラクレットです。
病院内でもとってもお利口さんに協力してくれました。
まだ入院中のピュアですが、術後の経過は良好です。
6日から3本足で歩いていて、昨日は前日より安定して歩けるようになっているとのことです。
顎に関しては、術後の腫れは少しあり、漿液(しょうえき)は出てはいますが顔つきは良好でした。
少なくとも術後3日位は、口からご飯を入れることはできないので、まだご飯を食べれるようになるかは分かりません😢
現在は胃瘻チューブからハイカロリーの液体を少しずつ入れているそうです。
お水もまだ口から飲ませられないので、点滴は継続していますが、病院のスタッフの方々も驚くほどの回復力だそうです!!
ただ、まだDICの心配はあるので薬を入れて様子みている状況です。

こうして、面会した日には、断脚した足の傷も順調に良くなってきていて、3本足で日に日に歩ける時間も長くなりましたが、まだ体力がないのですぐに疲れてしまうようです。
1日に何度かお部屋の中を歩かせてリハビリしているとのことでした。
顎は思いのほか残っていて、右下顎の歯も残っていました!!
今後は、自力でご飯を食べれる可能性もありますが、口からの給餌ができるようになってからと段階を踏んでいくことになります。
現在はまだ胃瘻チューブから液体で栄養を入れてますが、ピュアは食べたくて隣の部屋のワンちゃんのご飯を欲しがっているそうです^^;
元気になっている証拠ですね☺
もう少し入院になりますが、予断は許しませんが今のところ順調ですので、皆さまご安心ください。
尻尾ブンブン振って元気そうなピュアの動画もご覧ください。
ご支援の呼びかけをさせていただいてから、多くの皆さまから応援のメッセージやご寄付も頂戴しています。
当会は、手術やケアが必要な子を優先して引き取りしているため最終的な受け皿になっていることが多く、そのため、医療費も多くかかっていますが、様々な皆さまからのご支援で何とか頑張ることができています。
まだまだ水面下で苦しんでいる動物たちもいます。
引き続きご支援いただけますと幸いです。
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