2024年02月07日
札幌市動物愛護管理センターあいまるさっぽろから 卒業犬2頭引き取りました
本日2月7(水)、札幌市動物愛護管理センターあいまるさっぽろから、迷子期限が切れた犬2頭引き取りました。
LD060129-01、1月29日(月)に東区北39条東16丁目付近路上(セブンイレブン付近)で保護された茶白の去勢オス。
交通事故にも遇わず無事に保護されたのが幸運です。
この子は、通報を受けたセンターが保護してくださいました。
LD060129-02、1月29日、北区北33条西4丁目付近路上(北34条駅付近)で保護された灰茶のメス。
この子は、オスと少し離れた場所で、一般市民の方が保護し直接センターに連れて来て下さいました。
そして、、、、、どちらも2015年に当会を卒業した犬でした。
迷子で収容された情報があがった1月30日(火)の朝、センターの迷子情報を拝見し、当会の卒業犬ではと目を疑いました。
当会では当時からマイクロチップは装着していたので、すぐにセンターに連絡しリーダーで読み取っていただいたところ、番号が一致し卒業犬で間違いないことが分かりました。
(迷子収容の日、リーダーで反応が出なかったそうですが、再度試していただいたところ、チップが頸部より移動していたようです。)
その後、直ぐに当会からもセンターからも飼い主さんに電話しましたが、何度かけても全く連絡が取れませんでした。
また、迷子収容をお知らせするセンターからの郵便物も宛先不明で戻って来ました。
そういった経緯から当会でもセンターでも遺棄案件として北海道警察に通報しました。
(北海道警察の警部の方は、真剣にお話を聞いてくださったので、心強かったです。)
動物愛護管理法では、虐待や遺棄は禁止と以下明記されています。
愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪で、違反すると以下の懲役や罰金に処せられます。
・愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者 → 5年以下の懲役または500万円以下の罰金
・愛護動物に対し、みだりに身体に外傷を生ずるおそれのある暴行を加える、またはそのおそれのある行為をさせる、えさや水を与えずに酷使する等により衰弱させるなど虐待を行った者 → 1年以下の懲役または100万円以下の罰金
・愛護動物を遺棄した者 → 1年以下の懲役または100万円以下の罰金
当会は2009年5月より引取りした犬猫全てにマイクロチップを装着していました。
マイクロチップを挿入していなければ個体識別が出来ませんが、今回は当会の卒業犬と分かり再スタートさせてあげることが出来るので、チップを装着していて本当に良かったと思います。
生きていくなかで、順風満帆なことばかりではなく、想定していなかった出来事や試練も多々あります。
でも、それが人生だと思いますし、そのリスクも考え、大概の方はいろいろな備えをします。
家族としてお迎えくださったのですから、乗り越えていただきたかったし、どうしても難しかったのなら、当会に心を割って本音を打ち明けてもらいたかったです。
2頭は性格の良いかわいらしい子たちです。
いろいろと落ち着きましたら、改めて飼い主さんを募集しますので、気になる方は時々HPをご確認いただけますと幸いです。
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