11月20日(月)の札幌市動物愛護管理センターあいまる さっぽろには、犬2頭と成猫90頭(譲渡対象外の猫含)、子猫9頭(譲渡対象外)が収容されていました。
昨夕、多頭飼育崩壊で猫が15頭収容されました!!(上記の90頭に含まれます。)
減らない多頭飼育崩・・・飼い主の適正飼育の推進が課題ですが、不妊手術の重要性が周知されることが大事です。
猫舎に入りきらない猫たちは犬舎に収容することになりますが、職員の方は天井に張る脱出予防の網の準備をされていました。
昨日、譲渡になった犬猫はいませんでした。
また、負傷猫が1頭収容されていましたが、治療室で処置を受けていました。
新しくなったセンターでは、今まで以上に業務が多岐に亘り、職員の方は慌ただしく動いていらっしゃいました。
<迷子犬>
いません。
<迷子からの飼い主募集犬>
LD051027-01(旧番号26)、推定8歳の白い柴犬のオスは、迷子から飼い主募集になった子です。
人慣れしていて大人しいですが、和犬にある体を触られそうになるとさっと避けるようです。
外で排泄をしていたのか、トイレシートがうまく使えないそうです。
LD051031-01(旧番号27)、トイプードル(去勢オス)は譲渡になりました。11/13
<放棄からの飼い主募集犬>
AD051017-01(旧番号101701)愛称ちくわは譲渡になりました。11/16
センターHPより
即日譲渡不可(譲渡は要相談です)
咬み癖があるなど、飼養管理に危険が伴うことが想定されます。譲渡を希望される場合は、複数回の見学と入念な検討を重ねていただくとともに、面談において家族構成や飼養環境、飼育歴など、より詳細に確認いたします。
AD030826-01(旧082601-R03)、愛称まーは、推定9歳のサビ柄の北海道犬のメスです。
収容時にはかなり興奮しており、北海道犬らしい気の強さが見受けられていましたが、最近は随分落ち着いたと感じます。
柵越しに構って欲しそうに背中を付けてきたり、あんなに嫌いだったカメラも平気になりました。
ですが、見知らぬ人や環境などに強く警戒・緊張することはあるので、引き続き注意は必要です。
散歩が大好きですが、力が強いので、しっかりと制御できる和犬の扱いに慣れた体力のある飼い主を募集しています。
良い方とのご縁が繋がると嬉しいです!
<迷子猫>
LC051117-01、11月17日、東区北47条東2丁目2-16で保護されたオスのキジトラ。
首輪や所有者明示のものは付けていませんでした。
迷子期限日は、11月24日(金)です。
<迷子からの飼い主募集猫>
LC030713-01(旧F23-R03)、愛称さわらは推定5歳の黒の去勢オスです。
無責任な飼い主に多頭飼育されて置き去りにされました。
福移支所から、新センターに移動してもハンモック生活は変わらないようです。
センターの収容猫の中では一番の古株です。
LC050821-01(旧F24)、愛称ぱんは推定4歳の茶白の去勢オスです。
人が近づくと逃げようとし、シャーと威嚇してきます。
攻撃をしてくることもあるとのことです。
少しづつでも慣れてきますように…。
LC0501012-01(うに)は譲渡になりました。11/13
LC051106-01、推定2歳の黒のオスです。
攻撃性はないそうですが、センターの環境にも慣れていないため緊張していました。
AC050303-03(旧F030303-R04)、愛称ダイヤは推定2歳の黒のメスです。
変らず毛布に隠れ身も心も閉ざしています。
環境や人にまだ慣れておらず、近づくと強く威嚇し、パンチが飛んできます。
慣れるまでもう少し時間が必要そうです。
AC050620-09(旧F062009)、愛称しゃーこは推定4歳のキジトラの避妊メスです。
今年6月に多頭飼育崩壊された最後の1頭になりました。
名前の通りしゃーこなのですが、最近はパンチもしなくなり、表情も穏やかです。
おもちゃで遊ぶのはとても好きだそうです。
AC050623-04(旧F062304)、愛称パワーは、推定4歳のキジトラの避妊メスです。
今年6月は多頭飼育が続きましたが、譲渡が進み最後の1頭になりました。
収容時は栄養失調状態でしたが、今はお肉もついて健康そうです。
人にも馴れていて、ごはんの時間になると大きな声で鳴いています。
右目がつぶれていますが、生活に支障はなさそうです。
AC050727-01(旧F072701)、愛称うめこは17歳のキジトラの避妊メスで、飼い主に放棄されました。
人が近づくと激しく威嚇し攻撃してきますが、最近は以前ほどではなくなりました。
AC050822-01(旧F082201)、愛称エリザベスは譲渡になりました。11/15
AC050829-02(旧F082902)、愛称マザーは推定4歳の茶トラのメスです。
原因不明ですが、舌を常に出しています。
食事は食べられているようで、収容時よりふっくらしています。
あまり人に馴れていませんが、攻撃性はありません。
AC050929-02(旧F092902)は譲渡されました(11月14日)
AC051101-01、推定3歳のサビの避妊メスは一時的に譲渡対象外です。
臆病のようですが、人に慣れた良い子のようです。
AC051106-01、推定3歳の黒の去勢オス。
下記のAC051106-02、03と一緒に放棄されました。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようだとのことです。
AC051106-02、推定6歳の黒のメス。
AC051106-01、03と一緒に放棄されました。
この子は、よく人に馴れていて積極的にすり寄って来るそうです。
一緒に放棄されたAC051106-03とは相性があまり良くないとのことです。
AC051106-03、推定2歳のキジトラの避妊メス。
AC051106-01、02と一緒に放棄されました
この子もよく人に馴れていて積極的にすり寄って来るそうです。
上記のAC051106-02とは相性があまり良くないそうです。
現在、一時的に譲渡対象外です。
センターHPより
多頭飼育崩壊による放棄収容猫(令和4年10月引取案件)
独居で猫8頭を飼養していた飼い主が病気となり、飼養継続できなくなっていたものを引き取りました。
AC041027-06(旧F102706-R04)、愛称 吉は薄サビの推定5歳の避妊メスです。
あまり人に慣れていないようですが、前に出て来てくれます。
薄サビ色の可愛らしい子です。
AC041027-05(旧F102705-R04)、愛称 平(ひら)は推定5歳の黒白の避妊メスです。
平もあまり人に慣れていませんが、前に出て来てくれます。
上顎が一部欠損してますが、食事も普通にできていますし日常生活に支障はなさそうです。
センターHPより
放棄収容猫(令和5年6月引取案件)
以前から対応していた多頭飼育案件です。人にあまり慣れていない個体が多いです。
一部に真菌に感染していることが疑われる個体がいます。譲渡を検討していただくあたりご注意ください。今後も収容を予定しています。
AC050614-01(旧F061401)、愛称ジジは推定2歳の黒のメスです。
人にあまり慣れていないようですが、触ったりすることができます。
体も小さく大きな目でかわいらしいです。
AC050615-01(旧F061501)、愛称ナイトは推定2歳の黒のオスです。
あまり人には慣れていません。
AC050615-05(旧F061502)、愛称めいは推定2歳の黒のメスです。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようとのことです。
AC050619-03(旧F061903)、愛称ハッピーは推定4歳の黒の去勢オスです。
あまり人に慣れていなく、触ろうとすると逃げるそうです。
AC050619-04(旧F061904)、愛称ロキは推定4歳の黒の去勢オスです。
あまり人に慣れていなく、触ろうとすると逃げるそうです。
AC050619-05(旧F061905)、愛称グレイ、推定4歳の黒白のオス。
あまり人に慣れていなく、触ろうとすると逃げるそうです。
AC050619-06(旧F061906)、愛称イグは推定4歳の黒白のオスです。
あまり人に慣れていなく、触ろうとすると逃げるそうです。
AC050620-15(旧F062015)、愛称ナツは推定4歳の黒白のオスです。
触ろうとすると逃げてあまり人に慣れていません。
AC050621-01(旧F062101)、愛称てんは推定4歳の黒のオスです。
あまり人に慣れていません。
AC050627-01(旧F062701)、愛称くりは推定2歳の黒のオスです。
あまり人に慣れていませんが、おもちゃで遊ぶのが好きなようです。
AC050721-01(旧F072104)、愛称ボボは、推定2歳のキジトラの去勢オスです。
あまり人に馴れていなく、触ろうとすると噛んだりパンチをしてくることがあります。
AC050721-05(旧F072105)愛称リオンは譲渡になりました。11/16
AC050721-06(旧F072106)、愛称ルーシィーは推定2歳の黒のメスです。
あまり人に馴れていません。
AC050724-01(旧F072401)、愛称コロは推定2歳のオスです。
あまり人に馴れていません。
AC050724-02、愛称ドラは譲渡になりました。11/17
左耳が無かったドラですがご縁があって良かったです。
AC050825-01(旧F082501)、愛称エルフは、推定5歳のキジトラ白のオスです。
あまり人に馴れていませんが、おもちゃで遊ぶのが好きなようです。
AC050904-01(旧F090401)、愛称リリーは、推定3歳の黒白のオスです。
この子も、あまり人に馴れていないですが、おもちゃで遊ぶのが好きなようです。
AC050904-02(旧F090402)、愛称マイキーは、推定3歳の黒白のオスです。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
AC050911-01(旧F091101)、愛称ガジルは、推定3歳のオ黒のスです。
人に馴れておらず、噛みついてくることもあるようです。
AC050915-02(旧F091502)、愛称ラクサスは、推定3歳は黒のオスです。
あまり人に馴れていなく、人が近づくと威嚇やパンチをしてくるそうです。
AC050929-01(旧F092901)、愛称ジェラードは推定3歳のキジトラ白の去勢オスです。
収容当初はあまり人に馴れていませんでしたが、触れるようになり、自分からすり寄ってくることもあるようです。
おもちゃで遊ぶのが好きなようです。
AC051004-01(旧F100401)、愛称パンサーは譲渡になりました。11/15
センターHPより
多頭飼育崩壊による放棄収容猫(令和5年7月引取案件)
自宅内で繁殖してしまい多頭飼育崩壊した案件です。全部で数十頭いると見られ、今後も順次収容していく予定です。比較的人に慣れている個体が多いです。
AC050721-07(旧F072107)、愛称げんきは推定2歳の黒の去勢オスです。
人馴れしています。
AC050727-02(旧F072702)、愛称ナナは推定1歳の黒の避妊メスです。
攻撃性はありませんが、環境に慣れないせいかかなり臆病です。
AC050915-01(旧F091501)、愛称だいごは推定5歳の黒こげ茶の去勢オスです。
個性的な顔をしたインパクト大の猫です。
いかつい顔には似合わず、小さい猫をかわいがる優しい子のようです。
ただ、あまり人馴れしていません。
AC050922-01(旧F092201)、愛称ゆきちは推定4歳の黒のオスです。
人に馴れていて積極的にすり寄ってきます。
触ってほしいと鳴いてアピールすることもあるそうです。
AC050928-01、愛称はまちは、推定4歳の黒の避妊メスです。
眼があまり見えていないようです。
非常に人馴れしており、積極的にすり寄って来る甘えん坊の子のようです。
AC051027-01、愛称めめは推定3歳の黒長毛の避妊メスです。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
一時的に譲渡対象外です。
多頭飼育崩壊による放棄収容猫(令和5年7月引取案件)
自宅内で繁殖してしまい多頭飼育崩壊した案件です。全部で数十頭いると見られ、今後も順次収容していく予定です。比較的人に馴れている個体が多いです。未避妊メスは妊娠している可能性があります。
AC050726-01(旧F072601)、愛称ひなは推定3歳の黒白の避妊メスです。
人馴れしていて触ることができるそうですが、緊張しています。
AC050726-02(旧F072602)、愛称ひめは推定3歳のキジトラ白の避妊メスです。
人馴れしていて触ることができますが、少し警戒しています。
おもちゃで遊ぶのが好きなようです。
AC050802-02(旧F080202)、愛称けんとはキジトラ白の推定3歳のオスです。
人に馴れています。
AC050802-03(旧F080203)、愛称まさみは推定3歳の黒の避妊メスです。
人馴れしていて触ることができますが、少し警戒しています。
AC051011-02(旧F101102)、愛称ラーメンは推定3歳の黒のオスです。
人に馴れていて、触ってほしいときに鳴いてアピールすることもあります。
AC051011-03(旧F101103)、愛称ふかひれは推定3歳の黒白長毛のオスです。
人馴れしていて触ることができますが、少し警戒しています。
AC051011-04、愛称ギョーザは推定3歳の黒の避妊メスです。
あまり人に馴れていないようです。
AC051011-05(旧F101105)、愛称シュウマイは推定3歳の黒こげ茶長毛のオスです。
人馴れしていて触ることができますが、少し警戒しています。
AC051011-06(旧F101106)、愛称チャーハンは譲渡になりました。11/14
AC051011-07、愛称:エビチリは推定3歳の白黒長毛の避妊メスです。
あまり人に馴れていないようです。
AC051011-08、愛称ワンタンは推定3歳の黒白ハチワレの避妊メスです。
あまり人に馴れていないようです。
AC051011-09(旧F101109)、愛称ザーサイは推定3歳の黒こげ茶長毛のオスです。
臆病ですが、触ることはできます。
AC051025-01、推定3歳の黒のメス。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
AC051025-02、推定3歳の黒白のメス。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
AC051025-03、推定3歳の黒白ハチワレのメス。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
AC051025-04、愛称たけるは推定3歳の黒白のオスです。
あまり人に馴れていないようで、人が近づくと威嚇してきます。
AC051025-05(のどぐろ)は譲渡になりました。11/14
AC051025-06、愛称ごうは推定3歳の黒のオスです。
あまり人に馴れていないようで、人が近づくと威嚇してきます。
AC051025-07、愛称うなぎは推定3歳の黒のメスです。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
AC051108-01、推定3歳の黒こげ茶のオス。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
AC051108-02、推定3歳の黒のオス。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
AC051108-03、推定3歳の黒白のオス。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
センターHPより
多頭飼育による放棄収容猫(令和5年11月引取案件)
独居で猫十数頭を飼養していた飼い主が死亡し、飼養継続できなくなっていたものを引き取りました。あと数匹収容予定です。
AC051106-04、推定3歳の黒白のメス。
あまり人に馴れておらず、人が近づくと激しく威嚇・攻撃をしてきます。
AC051106-05、推定3歳の黒のメス。
触ることはできますが、あまり触られたくはないようです。
AC051109-01、推定3歳の黒白ハチワレのメス。
あまり人に馴れていないようです。
AC051109-02、推定3歳の黒のメス。
あまり人に馴れておらず、人が近づくと激しく威嚇・攻撃をしてきます。
AC051110-01、推定3歳の黒のメス。
あまり人に馴れておらず、人が近づくと激しく威嚇・攻撃をしてきます。
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以上札幌市動物愛護管理センターあいまる さっぽろの収容状況でしたが、とにかく猫で溢れかえっています。
札幌市は、人口200万の政令指定都市ですが、高齢人口も増加していますし、地域により野良猫も多くいます。
また猫の多頭飼育が後を絶たない状況です。
環境省でも、
飼い主と動物と周辺の生活環境に大きな影響を与える不適切な多頭飼育に起因する問題(以下、「多頭飼育問題」という。)の背景には、飼い主の経済的困窮や社会的孤立による生活困窮等の問題があり、社会福祉的な支援を必要とする飼い主が多いこと、再発のリスクが高いこと等から、「人の問題」と「動物の問題」として別々にとらえるのではなく、関係者が連携して対応することが重要です。
今般、社会福祉部局、動物愛護管理部局をはじめとする多様な関係主体が連携・協働し、多頭飼育問題の予防と解決に向けた取組を進めるための考え方、対策等を整理し、「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン〜社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて〜」としてとりまとめました。
多様な主体との連携による、地域ごと、事案ごとの実情に応じた多頭飼育対策の実施に際して御活用ください。
と、ページで「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン〜社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて〜」の策定について公開しています。
https://www.env.go.jp/press/109357.html
ガイドラインはコチラです。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/r0303a.html
私たちの身近でも起きている多頭飼育崩壊。
背景を理解し関係部局が連携・協働で取り組んでいかなければならない社会課題だと言えると思います。
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