2021年10月04日
10/4付北海道新聞記事 「ペット保護拠点 道、二の足」
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今日10月4日(月)付北海道新聞朝刊社会面に、
北海道の動物愛護センター設置に関する記事が掲載されました。
当会上杉代表も「北海道動物愛護推管理業務のあり方検討会議」の
委員として参加させていただいておりコメントが掲載されています。
47 都道府県のうち「動物愛護センター」が設置されていないのは北海道だけですが、
令和元年に改正された「動物愛護管理法」でも
動物愛護センターの機能強化が新たに規定され、対応が求められています。
2018年に発生した胆振東部地震では、
数日後に「北海道胆振東部地震ペット救護対策協議会」が設置され、
被災された犬猫の飼い主さんのペットの対応に官民協働で尽力しました。
この経験からも、災害の発生時や多頭飼育崩壊等に
緊急対応できる施設や体制が必要である認識が高まりました。
また、その後は新型コロナウィルス感染症による
感染者のペットの預かりの対応など、
緊急対応できる施設や体制などが必須であることが再認識されました。
北海道は広大ですので、他都府県とは様々な条件が異なりますが、
動物愛護管理法が改正され新たな基準への対応も早急に求められています。
「人と動物が幸せに共生する社会」の実現のためにも
北海道の動物愛護管理業務のあり方を
道民の方々と意識共有出来たら良いと考えます。
北海道獣医師会会長の高橋徹先生は、
「行政がしっかり予算を組み、リーダーシップをとってほしい」と
訴えてくださり、昨年2020年9月には鈴木知事にセンター設置の要請をされています。
本州より動物愛護行政が遅れていると言われている北海道。
北海道の広大さが難しさでもありますが、
北海道には14の振興局があり直下の保健所があります。
(例:空知総合振興局ですと岩見沢保健所)
その保健所の整備や北海道を大きなブロック(道北・道南等々)にして、
遊休施設を利用するなどコストを抑える方法もあると思います。
モデル事業からのスタートでも良いと思いますので、
前進していただけたらと願っています。
そして北海道民の皆さまが注視し応援していければ、
北海道の野生動物も含めた「人と動物が幸せに暮らす社会」の
模範ともなっていけると思います。
北海道動物愛護推管理業務のあり方検討会議の議事録は以下からご覧いただけます。
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/aigo/arikatakentoukai.html
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