今までありがとう!ハッピが9月5日(日)早朝、虹の橋へと旅立ちました・・・。
パッピは、2013年8月、引き取り預かりで当会にやって来たキジ白のオス猫で、
嘔吐・血便があり元気食欲もないので、
今年2021年3月初旬に大学病院を受診したところ
腫瘍は腺癌(大腸がん)であることが分かりました。
パッピは、飼い主さんの都合で、飼い主募集出来なかったため、
お声はかけていただいても譲渡は出来ずずっと当会で暮らしていました。
ですが、せめて最期は家庭での生活を送らせてあげたいと
そのままスタッフが自宅で終生預かりすることになりました。
以下、預かりしていたスタッフからの報告です。
腺癌と診断されてから6ヶ月弱、とうとう力尽きてしまいました😢
パッピがしっぽに来てから8年。
新しい飼い主さんを探すことすらさせてもらえず、
ただただしっぽのケージで過ごす日々でした😭
他の猫とも仲良くできず、大半をケージで過ごしました、、
可哀想すぎます。
元の飼い主の身勝手さには本当に怒りしかありません😠
パッピは慣れた人には甘えん坊で何をしても怒りませんが、
知らない人、嫌な人に対してはパンチしたり噛みついたりと
気難しい面もありました😅
病気が発覚し、最後の時間は伸び伸びとお家で過ごして欲しいと思い、
我が家へ連れて来ました。
家に来てしばらくは、父母の側に自分から行くくせに、
父母が撫でると叩いたり噛みついたりしてました😅
それでも人の側にいたいようで、常に誰かの側で寝ていました。
毎日の薬や点滴も嫌がらず頑張りました❗️
初めはステロイド治療をしていましたが、
だんだん排泄時の痛みが酷くなり、
トイレまで行ってみるものの排泄時の痛みを思い出すのか
トイレの前で躊躇するようになりました😭
痛みが酷くなっているようなので、
痛み止め治療に変更すると排泄時も少し楽になったようでした。
それでも日に日に弱っていき、自分でご飯を食べることも止めてしまいました。
ご飯を食べないと元気になれないと思い、強制給餌もしました。
でも、癌は進行していてご飯を食べると便が出て、
肛門も腫れて思うように排便できず、
漏れでてしまう便で身体は汚れ、毎日朝晩身体を洗ったり拭いたりしていました。
パッピ自身も排便がストレスになって毎日辛そうでした😢
パッピが食べることを止めたのなら
パッピの意思に従ってあげた方が良いのかも、、、
と思い、強制給餌を止めました。
すると、便が出なくなったパッピは、
穏やかに毎日を過ごす事ができるようになりました。
毎日点滴は続けましたが、みるみる痩せていくパッピを見るのはとても辛かったです。
何か良い方法はないのか、本当にこれで良いのか、毎日葛藤がありました。
パッピとのお別れが近づいている事も日々実感していました。
亡くなる前日の夜、母と手を繋いで満足そうに寝ていました。
その後、朝までパッピと一緒に寝ました。
とても穏やかに朝までスヤスヤ寝ていました。
朝になり、いつものように点滴をしようと準備をしていると、
小さな痙攣がおきたので、身体を撫でていると静かに眠るように息を引き取りました。
とうとう、パッピとのお別れがきてしまいました。
可愛い可愛いパッピ。
たった半年弱しか一緒にいられませんでしたが、たくさんの思い出をくれました。
パッピと楽しい日々を過ごせたのも皆様のご協力、ご支援があってこそです。
応援、ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました<(__)>
皆さまとご一緒にハッピの冥福を祈りたいと思います・・・。
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