2021年09月09日

今までありがとう!パッピが虹の橋へと旅立ちました・・・

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今までありがとう!ハッピが9月5日(日)早朝、虹の橋へと旅立ちました・・・。

パッピは、2013年8月、引き取り預かりで当会にやって来たキジ白のオス猫で、
嘔吐・血便があり元気食欲もないので、
今年2021年3月初旬に大学病院を受診したところ
腫瘍は腺癌(大腸がん)であることが分かりました。





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パッピは、飼い主さんの都合で、飼い主募集出来なかったため、
お声はかけていただいても譲渡は出来ずずっと当会で暮らしていました。

ですが、せめて最期は家庭での生活を送らせてあげたいと
そのままスタッフが自宅で終生預かりすることになりました。





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以下、預かりしていたスタッフからの報告です。

腺癌と診断されてから6ヶ月弱、とうとう力尽きてしまいました😢

パッピがしっぽに来てから8年。

新しい飼い主さんを探すことすらさせてもらえず、
ただただしっぽのケージで過ごす日々でした😭

他の猫とも仲良くできず、大半をケージで過ごしました、、
可哀想すぎます。

元の飼い主の身勝手さには本当に怒りしかありません😠





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パッピは慣れた人には甘えん坊で何をしても怒りませんが、
知らない人、嫌な人に対してはパンチしたり噛みついたりと
気難しい面もありました😅

病気が発覚し、最後の時間は伸び伸びとお家で過ごして欲しいと思い、
我が家へ連れて来ました。

家に来てしばらくは、父母の側に自分から行くくせに、
父母が撫でると叩いたり噛みついたりしてました😅

それでも人の側にいたいようで、常に誰かの側で寝ていました。





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毎日の薬や点滴も嫌がらず頑張りました❗️

初めはステロイド治療をしていましたが、
だんだん排泄時の痛みが酷くなり、
トイレまで行ってみるものの排泄時の痛みを思い出すのか
トイレの前で躊躇するようになりました😭

痛みが酷くなっているようなので、
痛み止め治療に変更すると排泄時も少し楽になったようでした。

それでも日に日に弱っていき、自分でご飯を食べることも止めてしまいました。

ご飯を食べないと元気になれないと思い、強制給餌もしました。





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でも、癌は進行していてご飯を食べると便が出て、
肛門も腫れて思うように排便できず、
漏れでてしまう便で身体は汚れ、毎日朝晩身体を洗ったり拭いたりしていました。

パッピ自身も排便がストレスになって毎日辛そうでした😢





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パッピが食べることを止めたのなら
パッピの意思に従ってあげた方が良いのかも、、、
と思い、強制給餌を止めました。

すると、便が出なくなったパッピは、
穏やかに毎日を過ごす事ができるようになりました。

毎日点滴は続けましたが、みるみる痩せていくパッピを見るのはとても辛かったです。

何か良い方法はないのか、本当にこれで良いのか、毎日葛藤がありました。

パッピとのお別れが近づいている事も日々実感していました。





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亡くなる前日の夜、母と手を繋いで満足そうに寝ていました。

その後、朝までパッピと一緒に寝ました。

とても穏やかに朝までスヤスヤ寝ていました。

朝になり、いつものように点滴をしようと準備をしていると、
小さな痙攣がおきたので、身体を撫でていると静かに眠るように息を引き取りました。

とうとう、パッピとのお別れがきてしまいました。




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可愛い可愛いパッピ。

たった半年弱しか一緒にいられませんでしたが、たくさんの思い出をくれました。

パッピと楽しい日々を過ごせたのも皆様のご協力、ご支援があってこそです。





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応援、ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました<(__)>

皆さまとご一緒にハッピの冥福を祈りたいと思います・・・。



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タグ:虹の橋
posted by しっぽの会 at 15:25 | 保護猫の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9/9 小樽市保健所から土佐犬を引き取りました!

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本日9月9日(木)、小樽保健所から6歳のメスの土佐犬を引き取りました。

土佐犬は、札幌市は特定犬に指定されている犬種で、
飼い主は飼育するにあたって登録が義務付けられていますが、
大型犬の扱いに慣れた犬種の特性も理解されている方で無ければ、
大変飼育が難しい犬種です。

7月上旬に飼い主が自国に帰り友人宅に置き去りにされたそうで、
困った友人の方が、小樽市保健所にご相談されました。




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シンディと名付けました。

シンディは繁殖犬だったそうで、お産と子育てを繰り返し、
お乳は大きく垂れ下がっていました。

また、関節炎なのか、右後足がぎこちなく、左後足に体重を乗せていました。

段差があると負担なようで車のクレートに入れる時も介助が必要でした。





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性格は大人しくて従順で、自分から何かを要求したりしない忍耐強い子のようです。

ただ土佐犬ですから、力は相当なもので、
何かに興味が引かれると身体を持っていかれるので注意が必要です。





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帰りにかかりつけの病院で、混合ワクチン接種、フィラリア検査、健康診断も行いました。

土佐犬なので念のため口輪して診察しましたが、
診察中も大人しく、爪切りもお利口にさせてくれました。

体重は48.5kg、左首、左脇等に脂肪種のようなデキモノがあり、
四肢やお尻に座りダコのようなものもたくさんありました。

身体全体がベトベトしていて臭いも酷く、
指間も皮膚炎っぽくなっていましたが、
シャンプーを繰り返せば改善できそうです。

避妊手術は、痩せていて骨が浮き出ているので、栄養をつけてから実施する予定です。





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草の臭いを嗅ぐのが好きなようです。

これまでは、繁殖犬として扱われてきたシンディですが、
これからは、人の利益や娯楽に利用されるのではなく、
人と共に大切なパートナーとして生きていって欲しいです。


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posted by しっぽの会 at 12:40 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする