2021年06月02日
今までありがとう!八茶が虹の橋へと旅立ちました・・・。
5月25日、ボランティアさん宅で暮らしていた
八茶(やちゃ)が虹の橋へと旅立ちました・・・。
八茶は、2017年3月に渡島保健所から引き取りした
茶トラのオスで、今年で推定15〜17歳の高齢猫でした。
当会で引き取りした当時は、
酷い風邪で慢性鼻炎になっていて、耳先が凍傷で壊死、
FIV(猫エイズ感染症)も陽性でしたので、
これまで過酷な生活を送ってきたことは明白でした。
性格は、人懐こく穏やかで、当会でも1位2位を争うほどの甘えっ子でした。
そんな八茶でしたが、2019年末から体調不良で入院し、
血糖値をコントロールするためインスリンの注射を続けていました。
その後、血糖値が安定しても、元気、食欲がなく、
2020年1月からは、いよいよ食べることも出来なくなって、
点滴で何とか頑張っているような日々でした。
そして、八茶を気にしてくださっていたボランティアさんが
終生預かりを申し出てくださり、
2020年2月からボランティアさんのお宅で穏やかな日々を過ごしていました。
以下、ボランティアさんからのご報告です。
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5月25日午後8時頃しっぽの会からお預かりしていた
八茶が旅立ちました。
2020年2月1日から我が家で一緒に暮らしていました。
元気にしてあげられるか心配に思いながら連れて帰り、
無事に我が家に到着しホッとはしたものの
やはり飲まず食わずで点滴をして過ごしました。
色々なご飯を用意したり、温めたり器を替えてみたり
猫の様に食べる姿をマネして見せたり…
そんな事をしている内に八茶が突然思い出したかの様に
ゆっくりと食べ出してくれたのです。
とてもホッとした嬉しい瞬間でした。
きっと八茶はしつこい私に仕方ないにゃあと
もう一度頑張る決意をしてくれたのかも知れません。
その後は口の中の痛みを取る為に
歯の抜歯手術も頑張り色々な物を食べられる様になり
波はあれど、まずまず安定した日々を送っていましたが、
腎不全も進んでしまったのか、徐々に食べる量が減っていき、
亡くなる数日前からは自ら食べなくなり最期を迎えました。
通院や薬も必要でしたが、本当に良く頑張った強い仔でした。
そして最期はみんなが揃っている時に
腕の中で静かに眠る様な旅立ちでした。
<右は飼い主のいない猫基金で預かり猫のムサシです。2頭はとても仲良しでした。>
<左は、当会の卒業犬のあずきです。犬とも仲良しな八茶でした。>
いつも八茶には「だいじな八茶だよ」と伝えてきました。
すると八茶は前脚をグーンと伸ばして
ほっぺたを優しくタッチしてくれるのです。
そんな感情豊かな可愛い猫でした。
八茶と暮らした約1年3ヶ月は私達にとっては短く、
もっと長く一緒居たかったですが、
病気を抱えた八茶にとっては
精一杯応えてくれた1年3ヶ月だったのだと思います。
お世話するつもりで連れて来ましたが、
日々癒され幸せをもらったのは私達の方でした。
今迄八茶を支援して頂き
しっぽの会を応援して下さる皆様には感謝で一杯です。
お世話になった動物病院の先生スタッフの皆様、
八茶を託して頂きサポートを続けてくれたしっぽのスタッフ、ボランティアの皆様、
今迄本当にどうもありがとうございました。
八茶坊へ
八茶良く頑張ったね!
沢山甘えてくれて幸せだったよ。
生まれてきてくれてありがとう。
これからも「ずっとずっとだいじな八茶だよ」
またね!やっちゃん!
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預かりボランティアさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
皆さまと、八茶の冥福をお祈りしたいと思います・・・。