2021年03月27日

今までありがとう!サクラが虹の橋へと旅立ちました…

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3月15日(月)、推定14歳のメスの
アメリカンコッカースパニエルのサクラが
虹の橋へと旅立ちました…

2015年秋に推定9歳の時に当会にやってきたサクラ…

サクラは飼い主が飼育できなくなり、
当会の「引き取り預かり」で飼い主を募集することになりましたが、
当会で預かり後すぐに飼い主とは連絡が取れなくなりました。

サクラも飼い主に捨てられたことは、
理解していたのかも知れません…

緑内障、白内障、心不全に皮膚病や肝臓障害等もあり、
多くの障害があったサクラですが、
2018年には乳腺腫瘍の切除も行い、
2019年1月からは、預かりボランティアさんのお宅で
ケアをしていただきながら暮らしていました。

病気や放棄等、逆境の中で生きてきたサクラでしたので、
預かりボランティアさんのお宅で過ごした
濃密な2年2ヶ月はサクラにとって至福の時間でした…

以下、ボランティアさんからサクラの訃報です。



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【預かり2周年記念のサクラ・・同じく預かり犬の氷太と
預かり猫の八茶と一緒にボランティアさんにお祝いしていただきました】

我が家にお預かりしてから2年2ヶ月、
サクラと暮らした時間は宝物の様な時間でした。 

最初はお腹の調子がなかなか整わず、
決まったフードしか食べれませんでしたが、
徐々に我が家での生活に馴染んできた頃には、
少しお肉やオヤツを食べてもお腹を壊すこともなくなりました。

2年2ヶ月の間には何度も一緒にお出掛けをしたり、
ボランティアのお手伝いの時には、
一緒にしっぽの会にも行ったりしていました。

いつもスタッフさん達やボランティアさん達に声をかけてもらいました。

そんな毎日穏やかに過ごしていたサクラでしたが、
昨年末位には自力で立てなくなり、
3月に入ってからは口が思うように開かずに
食べ物が飲み込みづらくなってきて、
亡くなる1週間前からはシリンジで強制給餌をしていましたが、
サクラが1番辛かったと思います。

奇跡を信じてお世話をしている私達も本当に辛い時間でした。

3月15日夜9時位にバタバタと動いて呼吸が苦しそうになり、
そして静かに永眠しました。

最期まで自我が強いアメリカンコッカースパニエルとして
全うしたサクラでしたが、
私達にとっては可愛い可愛いサクラでもありました。
 
今までサクラの為にご支援をしてくださった皆様には、
何も不自由なく毎日を過ごせたことを心より感謝致します。

そして、この2年2ヶ月間いつも支えてくださった
スタッフの皆さんとボランティアの皆さんにも本当に感謝致します。

ありがとうございました。
頑張り屋さんのサクラ、ありがとう。

皆さまとご一緒にサクラの冥福を祈りたいと思います…


posted by しっぽの会 at 09:51 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする