餌やりされていた野良犬5頭を引き取りました!
滝上町は山に囲まれた、
北海道オホーツク総合振興局管内の北部に位置する町で、
人口が2,500人ほどの林業と酪農が主産業の町です。
「芝ざくら滝上公園」の芝桜が有名ですが、
丁度、見事に満開に咲いていましたが、
新型コロナウィルスの感染防止のため閉園していました。
山中ですので、気温も低く、
冬の寒さは大変厳しいところです。
そして、山と言うこともあってか、
犬が捨てられることが多く、滝上町では長らく問題となっていました。
餌だけを与えに来るドライバーもいて、
かなりの頭数が生息して、繁殖を繰り返し、
淘汰されているようです。
また、心無い飼い主がわざわざ捨てに来たり、
少し前には、親子の犬も捨てられたとの情報もあり、
根本的な対策を講じなければ解決していかない問題です。
滝上町役場では、クリーンセンター(ごみ処理場)の敷地内に
7頭の犬が収容されていました。
当会では、クリーンセンターから成犬3頭と保護したばかりの
生後4〜5か月の子犬と生後1か月くらいの子犬、合わせて5頭を引取り、
紋別保健所と北見保健所でも各2頭づつ保護してくださることになり、
北見保健所に2頭を搬送するお手伝いもさせていただきました。
振興局、保健所、役場、愛護団体が問題解決に向けて
原因と対策を考えて協力し合うことは、
難題も良い方向に向かっていくと思います。

北見保健所では、
茶白の長毛2頭を収容してくださることになりました!
性別は分かりませんが、2頭共若く、美しい顔だちをしています。
どの子もそうでしたが、臆病ですが、攻撃性はありませんでした。
人に慣れてさえくれれば、
良いパートナーになってくれそうな犬たちでした。

この2頭も、もの凄く臆病ですが、攻撃性はなく、大人しい子でした。
なかなか犬舎のコーナーに移動してくれませんでしたが、
この後、無事に係留できました。
落ち着きましたら、情報が上がりますので、
気になる方はぜひ北見保健所にお問合せください。


2頭は、後日、滝上町役場から紋別保健所に搬送されて、
経過が落ち着きましたら、紋別保健所で飼い主募集となりますので、
気になる方はどうぞ面会に行かれてください。

犬たちは、野犬に近い状態で生活していましたので運動能力が高く、
散歩の練習の際に、簡単に逃亡する等のアクシデントが予想されますので、
役場と保健所に、首輪とリードの2本装着をお願いしたく、
首輪とリードを寄付させていただきました。

当会では3頭の成犬と子犬2頭の引取りをしましたが、
現地には、まだまだたくさんの野良犬がいます💦
ラクレットと命名しました。
推定1歳のオスです。

左目が、チェリーアイになっていました。
去勢手術の時に、一緒に手術することになりました。
健康診断、混合ワクチン、フィラリア検査、マダニの駆虫薬、
虫下しの飲み薬をいただき、
後日去勢手術とマイクロチップを装着します。
目薬もさしてくださいました。

ゴーダと命名しました。
この子も推定1歳のオスで、オッドアイでクールな顔立ちです。
同じく、健康診断、混合ワクチン、フィラリア検査、マダニの駆虫薬、
虫下しの飲み薬をいただき、
後日去勢手術とマイクロチップを装着します。

マスカルと命名しました。
推定1歳のオスでした。
3頭は良く似ていますので、兄弟と思われます。
便に虫もいました。
同じく、健康診断、混合ワクチン、フィラリア検査、マダニの駆虫薬、
虫下しの飲み薬をいただき、
後日去勢手術とマイクロチップを装着します。

チェダーと命名済ました。
推定4〜5か月のメスで、すでに8.5キロありました。
かなり大型犬になると思われます。
同じく、健康診断、混合ワクチン、マダニの駆虫薬、
虫下しの飲み薬をいただき、
後日不妊手術とマイクロチップを装着します。
マダニが数匹ついていたので、駆虫もしました。
1か月後に追加の混合ワクチンも接種しますが、
ワクチンが定着する間に人間社会に慣れさせ、
社会化させることも重要です。
スタッフが預かりお世話をしますので、
しっぽの会の施設で飼い主募集になるのは、
6月下旬頃になりそうです。

ホイップは、推定1か月のメスです。
やはりマダニがついていましたので、
預りするスタッフがお風呂に入れました。
まだ小さいので混合ワクチンや駆虫は出来ませんので、
社会化する大切な時期を、家庭で面倒をみることになりました。
飼い主さん募集までは、お時間を要しますので、
ご了承をお願いいたします。
また、新型コロナ感染防止のため、当会の犬猫のご面会は、
以下の感染予防対策とご予約をお願いしています。
【新型コロナウィルス感染予防における犬猫面会のご協力のお願い】
新型コロナウィルスの感染拡大は、この先の収束も不透明な状況です。
当会では、感染防止とご訪問者の方や当会スタッフの安全を第一に考慮し、
収束までの間、ご見学ご訪問はお断りさせていただいておりますが、
犬猫の面会は、事前にお電話かメールをいただいた方に限って、
受付させていただきます。
電話:0123-89-2310
メール:info@ shippo.or.jp
以下、ご面会をご希望の方へのお願いです。
@事前にご訪問日時と人数、面会を希望する犬・猫のお名前をお知らせください。
Aご訪問の際は、受付で消毒をお願いいたします。
B熱のある方や体調の悪い方は、ご面会いただけません。
C必ずマスクをご着用ください。
以上を守っていただけない場合は、面会をお断りする場合もございます。
詳しくは以下をご覧ください。
http://shippo-days.seesaa.net/article/474803455.html
犬猫の新型コロナウィルス感染症はこれまで、
香港で犬が2例、猫はベルギーと香港で1例づつ感染が報告されているそうです。
現時点では、世界中の専門家は、新型コロナウィルス感染症が
犬猫を含む動物から人に移るとは考えていないそうですが、
犬や猫を守る意味でも、ぜひご協力をお願いいたします!
以下、公益社団法人東京都獣医師会さまの記事もご参考にされてください☆
http://shippo-days.seesaa.net/article/474928006.html
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