
卒業犬のマロタンが、4月24日朝、虹の橋へと旅立ちました・・・。
飼い主さまは、荼毘に伏される前に一目スタッフにとお越しくださいました。
マロタンは、4年前の1月に当時10歳以上の
上川保健所から引取りした高齢のミックス犬のオスで、
迷子になってから1か月以上、飼い主のお迎えも出会いもなく、
最終期限宣告された犬でした。
長く放浪していたのか、保護当時はガリガリに痩せ、
ボロボロの首輪もすっかり緩くなっていました。
同年10月、マロタンを気にかけてくださっていた
当会のボランティアさんご姉妹の家族となり、
安心して穏やかな日々を送っていましたが、
昨年頃から老衰が進み、自力歩行が難しくなりました。

昨年末に歩行器を借りに来てくださいましたが、
その時も、食事も飲み込むのがやっとで、
歩行器がないと床に顔がついてしまうくらい頭が下がっていました。
昼と夜が逆転したり、前に歩こうとすると
でんぐり返ししてしまったりと
すっかりおじいちゃんになったマロタンを必死で支えてくださった飼い主さま。
ご飯は食べれなく鼻からチューブで入れていたそうですが、
亡くなる数日前までは歩行器にも乗っていたそうです。
飼い主さま、本当にありがとうございました。
マロタンの冥福を心よりお祈りいたします。