
ジーニーは、2019年7月に倶知安保健所余市支所に迷子で収容された
推定13〜15歳のオスのミックス犬です。
1か月ほど収容されていましたが
右の眼球が突出して両目とも緑内障になっていて、
肛門周りに複数の腫瘤があるのと、睾丸にも腫瘍がありましたので
当会で引き取り後、そのまま入院し手術をしました。
性格はとても温厚で、我慢強い良い子でした。
後日、元の飼い主さんが分かりましたが、
自宅に戻っても、高齢犬の飼育環境に配慮するのが難しいことや
通院などのケアも難しいとのことで
当会で新しい飼い主さんを探すことになりました。
当会での生活は、外に出れば嬉しそうで
ゆっくりですがお散歩もしっかり歩いていました。
甲状腺や心臓のお薬も増え
だんだんに長く歩くのがうまくいかなくなっても
お散歩はとても楽しみにしていました。
今年の3月に入ってから、嘔吐したり
下痢が続いてなかなか治らないうちに
腸のあたりに腫瘍があるようだとの診断から
4月11日の23時ごろ
あっという間に逝ってしまいました。
最期はスタッフが連れ帰り、看ていましたが
まだガンだとわかる前に、下痢の薬が苦くて嫌がるのを飲ませてしまって
可哀想なことをしたなと後悔しています。
それでもじったん💙と呼べば
つぶらな瞳でこちらを見る、本当に穏やかで可愛い子でした。
ジーニーお疲れさま、ありがとう。
ジーニーを応援くださっていた皆さまに心より感謝申し上げます。
皆さまとご一緒にジーニーの冥福を祈りたいと思います。