
今年度最後の3月31日(火)、多頭飼育崩壊の放棄猫10頭を引取りしました!
猫たちは、札幌市北区で発生した200頭以上の多頭飼育崩壊案件の猫たちで、
現在、預かりボランティアさんのお宅でケアをしています。
この子は、引取りした8頭のメス猫のうちの1頭ですが、
病院で診察を受けたところ妊娠が確認されました。
右手前足が変形していて生まれつきの奇形のようです。
コトノと命名しました。
人に慣れている大人しい子です。

コトノに良く似たメスは、コトワと命名しました。
どの子も推定3〜5歳位のようです。
いったい何頭の猫から何年の間にこれだけの数になったのでしょうか!?
最初に飼育した猫の不妊手術さえしていれば、
このような惨状にはならずに済んだはずです。

この子は、コトハと命名したメスです。
人に慣れています。

この子は、コトリと命名した黒白ハチワレのメスです。
今回引取りしたなかではかなり臆病な性格で、緊張で固くなっていました。

この子は、コトミと命名したメスです。
大人しそうな子です。

コトと命名しました。
少しシャイですが、人に慣れていて、きれいな子です。

コトコと命名しました。
この子も少し臆病なようです。

コトエと命名したメスです。
痩せているので顔が細く見えます。

この子は、2頭引き取したオスの1頭で、シンゴと命名しました。
眼球が無いように見えましたが、瞼を開くと眼球はありました。
動物病院の診察では、幼いころに猫風邪に罹り、
それから瞼を開かなくなったのではとの見解で、
栄養状態が良くなれば、見えるようになるのではとのことで、
失明していると思っていましたので、安心しました!

この子は、シャム風なオスで、シンジと命名しました。
保護時は、怒って唸ることもありましたが、
一晩経って落ち着いているように見えます。
肝数値が高く、貧血もありました。
栄養失調の状態が長かったからではないでしょうか。
どの子も食べ物への執着は恐ろしいほど凄まじく、
生きることに必死なのが分かります。
生き残ることが出来たこの子たちは、本当にラッキーな子たちです。

昨日3月31日(火)付北海道新聞朝刊に、記事が掲載されました。
猫たちは削痩していて栄養状態が悪いですが、
年齢は推定3〜5歳位で、人に慣れた良い子が多いようです。
これから猫をお迎え入れ予定のある方は、
ぜひ札幌市動物管理センター福移支所に面会に行かれてみてください。
以下札幌市動物管理センターで飼い主募集している猫たちです。
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/syuuyou_doubutsu/jotoneko.html
譲渡時の要件はコチラです。
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/syuuyou_doubutsu/documents/joutoyouken_1.pdf
長らく出会いのない猫たちも多数収容されていますので、
大切な家族としてお迎えいただけますと幸いです。
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