昨日滝川保健所から、猫2頭を引き取りしました。
2頭とも衰弱した状態で保護された猫ですが、
茶トラの容態が良くないと、滝川保健所ご担当者からご連絡をいただきましたので、
急遽、夕方の引き取りとなりました。
急な引き取りでしたが、当会が当日中に病院に連れて行きたく、
滝川保健所は遠方であることから、診察時間に間に合うようにと
保健所の職員の方が、当会の近くの岩見沢保健所まで搬送してくださいました。
本当にありがとうございました。
お蔭さまで、2頭は受診することが出来ました！
2月10日、衰弱して動けなくなったところを市民からの通報により
市役所経由で滝川保健所に収容された茶トラのオス。
保護時は猫風邪に罹っていて、一時回復しましたが、
口の中は痛いようで、口の辺りを触られることは嫌がっていたとのこと。
今週になって急に餌を食べなくなり、水も余り飲めていないようでした。
体調も思ったより良く、ニャーニャー出迎えてくれ、そのまま真っ直ぐ病院へ向かいました。
サクと命名しました。
推定9〜11歳、口の中を見てみると酷い歯肉炎で赤く腫れ、炎症を起こしていました！
数日食べなかったそうなので衰弱で入院になるかもと思っていましたが、
消炎剤と抗生剤の注射をしてくださり飲み薬が出ました。
耳ダニも酷かったので治療、混合ワクチンは炎症等が良くなってから接種することになりました。
炎症が治まって美味しくご飯が食べれるようになって欲しいです。
人慣れしており、人が大好きないい子で、抱っこも出来ますし
撫でてもらうのが好きで気持ち良さそうにスリスリゴロゴロする子です。
診察中もお利口さんで、看護師さんにスリスリして甘えてました
黒白の子はクラと名づけました❗
クラは、滝川市内のスーパーの入口で買い物客から餌を貰って生き延びていたようでした。
弱ってカラスに突っつかれ、顔は傷だらけでしたが、
3月14日、市民の通報で市役所経由で滝川保健所に収容されました。
ご飯を食べ少し元気になっていましたが、少し口内炎があり痛そうでした。
クラも病院でとてもお利口さんにしてくれました
2頭とも元は飼い猫だったのでしょう・・・とても人懐っこく可愛い子です
衰弱して運よく助かったサクとクラ。
この先、温かな飼い主さんと出会い、今度こそ最強の幸運に恵まれますように・・・。
ぜひ、桜咲く季節、サク、クラｗｗに会いにいらしてください♪
そして、猫の飼い主さまにお願いです<(__)>
飼い猫のメスには避妊手術、オスには去勢手術を施し、
外に出たがってもフリーで外に出すのは絶対にやめてください。
多くの猫が交通事故等で轢死したり、猫同士の喧嘩で感染症に罹ったり、
行方不明になれば殆んどの猫は一生帰って来れません。
平成26年度、日本では8万頭余りの猫が行政殺処分されましたが、
札幌市だけでも、轢死や行き倒れ等で死亡した路上死体数は、4千頭以上でした。
不幸な猫を作らないのは人間次第なのです。
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