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今日3月5日付北海道新聞朝刊札幌圏に、
国会議員で作る「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」が札幌市議会宛に
「札幌市動物愛護及び管理に関する条例案」成立を応援する声明文を
提出されたとの記事が掲載されていました!
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」は、超党派の組織で、
会長・尾辻秀久会長参議院議員、事務局長・福島瑞穂参議院議員、松野頼久衆議院議員等、
動物愛護に熱心な8党77人の衆参両議員で構成されています。
札幌市がこれだけ注目を浴びているのは、
今回の条例では、「8週齢規制」といって、
あまりに幼い犬猫を親兄弟から早期に引き離さないよう
生後8週間は飼い主の元で親兄弟を共に飼養する努力義務が盛り込まれたことが、
動物の愛護と福祉に配慮していることから、先進的な条例案と話題となっているためです。
飼い主とは所有者、占有者を指すことから、動物取扱業者も含まれますが
札幌市や北海道のペット事業者の中でも良識ある方々は、
すでに自主的に早期の引き離しをしていませんので
時代の流れとして、親子の引き離し時期は徐々に遅くなってくるものと思います。
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<8週齢規制が重要なわけ>
幼児が、周囲の環境からさまざまなことを感じ取って学ぶのと同じように、
子犬や子猫も、母親や兄弟と接しながら日々成長していきます。
犬や猫の社会化期は生後4週から13週と幅広く
最低でも8週齢(人の年齢なら3歳ぐらい)までは
親子を引き離さずに自然な社会適応能力を身に付けさせ
心身の正常な発育を促進させることは
欧米の先進諸国ではすでに常識となっています。
社会化期の犬や猫は、親や兄弟、周囲の人との触れ合いを通して、
どのように接したらよいのかを学んでいきます。
社会化期に他の動物や人と接する機会が少なかった犬や猫は、
怖がりな性格になったり、甘咬みが激しくなったりする傾向にあり、
その後、人と暮らしていく上で、幼齢期の社会化は、
人にとっても犬や猫にとっても大変重要な時期と言えます。
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札幌市動物管理センターの職員の方々は、
「良いと思うことを条例にしたい」と純粋な気持ちで条例案を作られ
正直反響の大きさに驚かれているようです。
そして「札幌市動物愛護及び管理に関する条例」の審議はいよいよ3月10日(木)です!!
審議日程
http://www.city.sapporo.jp/gikai/html/kaiginittei.html
この日は、33名の市議会議員の皆さまが、保健部局の審議をされますが、
「札幌市動物愛護及び管理に関する条例」の審議は午後13時くらいからの予定だそうです。
第二部予算特別委員会
日 時: 3月10日(木曜日)10時00分
会 場:第二特別委員会会議室(札幌市役所18階)
議案の審査:[保健福祉局(高齢保健福祉部、保険医療部、保健所、衛生研究所)関係]
住 所:札幌市中央区北1条西2丁目札幌市役所
札幌市の動物愛護の条例が無事に可決されますよう、
お時間の都合がつく方はぜひ一緒に傍聴されませんか。
詳しい記事は以下からご覧ください☆
(02/19)札幌市の新動物愛護条例を応援してください!
http://shippo-days.seesaa.net/article/434007320.html
YAHOO!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160220-00010001-jindepth-soci
朝日web sippo記事
http://sippolife.jp/article/2016022200008.html
皆さま、無事に動物愛護の新条例が可決されますよう、札幌市を応援してください!!
タグ:札幌市動物愛護センター