フレアは、一昨年8月釧路保健所から引き取りした推定14歳のオスのヨークシャテリアで、
1年ほど前から、預かりボランティアさんのお宅で、
温かなお世話をしていただき幸せな毎日を過ごしていました。
預かりボランティアさん、最期の時まで誠心誠意、フレアのためにお世話くださり
本当にありがとうございました!
預かりボランティアさんの元で過ごした最期の1年間は、
フレアにとって濃密で最高の至福の時間でした。
以下、預かりボランティアさんからフレアの訃報です。

1月9日の12時過ぎにフレアは旅立ちました。
昨年の1月25日にフレアを我が家に預かってから、毎日がフレア中心で過ごしてきました。
当初は腎臓と膵臓を患っていたフレアに残された時間がどれ位あるのか?考えたりもしましたが、
例え短くても美味しい物を食べて楽しい思いを沢山させてあげたいと願ってきました。
昨年8月に腎不全から軽い尿毒症になり、何も食べれなくなった時、
もうダメかもしれないと諦めかけましたが、フレアは頑張って乗り越えてくれました。
病院の先生にもこの腎臓でよく持ち堪えられて奇跡ですね、と言われました。

その後は穏やかに過ごしていましたが、
今月4日からまた食べれない日が続いて自宅で補液をしたり、
薬も飲ませられない為、6日から栄養剤と利尿剤を足した点滴を続けてきましたが、
8日の夜中から朝方にかけて尿毒症の症状である痙攣が3回あり苦しかったと思います。
朝方にから昼まで痙攣が治まっていたので、このまま遠退いてくれればという願いも虚しく
昼過ぎの痙攣の後、呼吸が停止してしまいました。
残念ですが2度目の奇跡は起こりませんでした。
本当に頑張って生きてくれたと思います。
とにかく可愛くて可愛くて、もっともっと一緒に居たかったです。
昨年6月にしっぽの会から迎えた先住犬のサリーが急病で旅立った時には、
フレアがいてくれたおかげで私達家族は大きな悲しみから乗り越えることもできました。
私達家族は小さなフレアに助けられて逆に支えられてきたのかもしれません。
フレアには感謝と労いの言葉しかありません。
頑張り屋のフレア。
寂しがり屋のフレア。
ちょっぴり気難しいフレア。
全部大好きでした。
そして、我が家にフレアを託してくださったしっぽの会と
いつも私達家族に優しい言葉や労いの言葉をかけてくださったスタッフの方々と
ボランティア仲間には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

昨年の動物愛護フェスティバルでも、ボランティアさんに抱かれて、
気持ち良さそうに眠っていたのが印象的でした。
「寂しがり屋で、抱っこさえしていれば、ずっと静かにスヤスヤ眠っているんですよ。」
と甘えん坊だったフレアを愛おしそうに抱いていた預かりボランティアさん。
1年間、お疲れさまでした!心より感謝申し上げます。
また、これまでフレアを応援してくださった皆さま、足長会員の皆さま、
本当にありがとうございました。
皆さまとご一緒にフレアの冥福をお祈りしたいと思います・・・。