2015年12月24日

12月24日の札幌市動物管理センター福移支所は


今日の札幌市動物管理センター福移支所には、犬7頭と成猫16頭が収容されていました。

今日が今年最後のご報告です。
1年間、福移支所の情報をご覧くださり本当にありがとうございました!

札幌市動物管理センターは昨年の1月から犬の殺処分はゼロを更新中、
猫の処分数も、先日伺った時の殺処分数は50頭余りで、昨年に比べると大幅に減少しました。

引き取ってくださった市民の方、ボランティアさん、愛護団体の力も大きいですし
、同センターの様々な施策も功を奏しています。
また、愛護推進員の方々、委託の職員さんの動物にかける
愛情と真心ある仕事が譲渡促進の要因となりました。

今日の同センター内はクリスマスの雰囲気が漂っていましたが、
飼い主を失った犬たちや野良猫だった子たちにも幸せな出会いがやってくることを
心から願う、そんな1日でした。


今週は飼い主さんの死亡や入院で、犬と猫が2組放棄収容されました。

突然訪れた飼い主さんとの別れ・・・
亡くなった飼い主さんはさぞ無念だったと思います。

ペットは高齢者にとって生きがいや健康の源となり、
ともに支え合って暮らしていくことは生活に活力を与えてくれますが、
動物を飼う時には、そうした不測の事態も念頭に置いて飼育したいものです。

今日は、128番の柴犬と122202番の放棄されたミニチュアダックスに出会いがありました!



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収容犬129、12月16日、白石区川下で保護されたチワワ?パピヨン風なメス。

人懐こくかわいい子です。

赤色胴輪と赤白のリードをつけていましたが飼い主の迎えはなく
今日が収容期限となりました。





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収容犬121501、12月15日に放棄された11歳のトイプードルの去勢オス。

右後ろ足はもともとあったかさぶたが剥がれて出血したため包帯を巻いてもらっていました。

また、右眼が白内障になっています。
皮膚病があり治療中とのことですが、さほど酷くはありません。

とても人懐こい、いい子です。

今度こそ終生大切な家族になりますように・・・。





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収容犬122201、飼い主の事情で9歳で猫と一緒に放棄された黒茶のミニチュアダックス。

愛嬌があって人懐こいとてもいい子でした。





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ミニチュアダックスとチワワミックスも猫と一緒に3頭一緒に放棄されました・・・。





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収容犬122202、茶シルバーの推定5歳前後のミニチュアダックスのメス。

人が大好きな様子で懐こくいい子でした。
早速出会いがあって本日譲渡になりました!





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収容犬122203、推定5歳前後の薄茶のチワワっぽいミニチュアダックスのメスは、
上記のミニチュアダックスと猫と一緒に放棄されました。

この子もとても人懐こくいい子でした。

新たな家族と出会え新年を家庭で迎えられますように・・・。





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収容犬073001、11歳のミックス犬のオスのアラシは咬むからと放棄されました。

犬舎前に掲げられたプレートです。

慣れた職員さんには心を開いてくれましたが、まだまだ油断はできません。





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職員さんとのお散歩を日々楽しみにしています。

人とコミュニケーションが取れるようになってきたアラシですが、
このまま落ち着いていつかは出会いがありますように・・・。


収容犬120101、飼い主に放棄された4歳の柴犬のオスも収容されていますが、
同センターからの要望により当会のHPでもお写真は控えさせていただきます。

散歩できるようになってからいい表情になってきましたが、
まだ注意が必要なので、譲渡対象日は未定です。

同センターでは基本写真撮影は禁止されています。
間違った情報や写真だけが拡散されますと、同センターの業務に支障をきたしますので、
そうした決まりとなっています。

当会は許可をいただき情報を上げさせていただいていますが、
柴犬の画像も許可をいただけるようになりましたらアップさせていただきます。





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猫の収容も猫の繁殖期が終わり子猫の収容されなくなったことと成猫の譲渡が進んだのとで
最大収容時と時から比べると1/3以下になりました!

ドアを開けてビックリしました♪

何と猫収容部屋は、クリスマスの飾りでクリスマス仕様になっていました!♪

明日は委託の職員さんが、犬たちには犬用のクリスマスケーキが、
猫たちはボイルした鶏のササミをクリスマス用の型で抜いて、与えてくださるそうです!!

こうした職員さんの努力もあって、動物を愛する行為の一つ一つの積み重ねが
生かされる施設へと変っていくことに繋がっていくとつくづく思いました。

いいお話を伺い心がほんわりしました(^_^)





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収容猫F21、推定5歳前後の去勢オス。

現在一番収容が長くなっています。
そろそろ良いご縁があるといいのですが・・・。




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収容猫F50、灰黒茶のメス。

なかなか心を開いてくれませんが、
いつか明るい表情が見れることを楽しみにしています。




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収容猫F61、推定5歳前後の灰黒の去勢オス。

いつもこの台の上で寝ていますが、今日は下に降りて柵の前まで来ました!

去勢したことで、随分落ち着いてきたようです。





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収容猫F69、推定5歳前後の白灰の去勢オス。

今日も半分顔出して見ていましたww




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収容猫F75、推定5歳前後のサビ猫のメス。

かなり慣れてきましたが、目やにが出て猫風邪を引いたのでしょうか。




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収容猫F103、推定5歳前後のサビ猫のメス。

センターには4頭のサビ猫が収容されていますが、
臆病な子たちが多く出会いがなかなかありません。




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左 収容猫F104、推定5歳前後のサビ猫のメス。

下記の猫と同じ2段ケージに収容されています。


右 収容猫F107、推定5歳前後のサビ猫のメス。

仲良しでかわいい2頭です。





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収容猫F164、推定5歳前後の茶白の去勢オス。

可愛い顔をしていますが、見かけとは裏腹に威嚇、攻撃あるそうです。
でも慣れてくれれば甘えん坊になりそうな感じがします。




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収容猫F171、推定5歳前後の黒白のオス。

長毛の綺麗な猫です。




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収容猫F187、推定5歳前後の黒白のオス。

まん丸い顔がかわいい子です。





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収容猫F191、推定5歳前後の白灰黒のオス。

どっしり大きな子です。





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収容猫F121801、推定5歳前後の灰黒白のメス。

現在のところ警戒心がとても強く威嚇してくるそうですが、
飼い猫でしたから、他の人に慣れるのも早いと思います。





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収容猫F122201、推定3歳前後の茶黒のオスは、
飼い主が入院したため黒茶のミニチュアダックスと一緒に放棄されました

いきなりの環境の変化で少し警戒気味ですが、飼い猫でしたので早く慣れてくれると思います。




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収容猫F122202、推定1歳未満の三毛猫のメスはミニチュアダックス2頭と一緒に放棄されました。

春生まれなのでまだ大きくなると思います。
出して欲しくて必死に鳴いていました。
甘えん坊でかわいい子です。

皆、幸せな出会いがありますように・・・。





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室蘭保健所には、12月11日に登別市で保護されたシャム風のオスの成猫が収容されています。
飼い主は、引越しの際にこの子を置き去りにしていったそうで、
無責任な飼い主には強い憤りを感じます!

問い合わせもないことから、
年末年始のお世話をする人手がないとのことで延長はされないそうです!

きれいな毛色でしっぽも体も大きなぽっちゃり猫とした可愛い子です。
抱っこは苦手ですが、撫でられるのが好きで気持ち良さそうにします。
ゲージの中では大人しくじっとしていますが、
外に出すと高いところが好きで登っていく元気な子です。

何の罪もないのに、縁がないと言った理由で消えゆく命・・・
この先たくさんの時間があっていいはずなのに・・・幸せになりたいのはどの子も同じはず。
どうか出会いがありますよう、お迎え入れや情報の拡散、シェアのご協力をお願いいたします!

胆振総合振興局:0143-24-9578
http://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/animal/jouto.htm





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上川保健所には、推定10歳以上の小さな痩せたミックス犬のオスが飼い主を募集しています。

この子は、12月10日東神楽町で保護され、役場で迷子の公示をしていましたが、
飼い主の迎えがないため17日上川保健所に搬送されました。

身体を触ることを嫌いますが、散歩は好きで食欲もあります。

男性を怖がるようですので、虐待されていたのかも知れません。
お世話をされている女性職員さんには、慣れているそうです。

収容期限は12月25日(金)、明日までです!

上川保健所生活衛生課
0166-46-5994

http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hgc/inunekohogojouhou.htm


保健所では、犬猫達が救いの手を差し伸べられるのを待っています!
犬猫を迎え入れる予定のある方は、どうかお近くの保健所に収容されている犬猫に、
救いの手を差し伸べていただけたら幸いです。

☆ しっぽの会北海道保健所情報 ☆ 
http://shippo.or.jp/dekirukoto.html

※野良猫の保護に取り組んでいる地域住民の方へ 
しっぽの会では、野良猫の不妊・去勢手術代の一部を助成しています。
しっぽの会の「飼い主のいない猫基金」をぜひご活用ください。

http://shippo.or.jp/noranekotoinoti.html



posted by しっぽの会 at 21:47 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おめでとう!アニーがしっぽを卒業しました!♪☆.。.:*・゜


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ミニチュアダックスのアニーは、昨年の11月、同居のパグと一緒に
札幌市動物管理センターに放棄されました。
パグは無事に貰われていきましたが、アニーには出会いが無く
年が明けて今年2月、当会で引き取りしました。

飼い主さまは、先住のダックスを亡くされ
新たに家族を迎えようと見学にいらしてくださいました<(_ _)>
気になる子を数頭お散歩していただき
その日はお決めにならず、じっくりご検討くださいました。

再び見学にいらしていただき
そのままアニーを家族に迎えてくださることになりました

決め手は「とにかく、一番カワイイから!」とのことでした(*^-^*)
おうちでは先住の亀さんが待っているそうですよ♪

ギンガムチェックの真新しいハーネスもとっても似合っていました

もうすぐしっぽの会の滞在期間が1年になるところでしたが
優しい飼い主さまに見つけてもらって良かったね、アニー
最高のクリスマスプレゼントです


飼い主さま、この度は本当にありがとうございました<(_ _)>
アニーをよろしくお願いします

どうぞお幸せに

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posted by しっぽの会 at 15:53 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ありがとうございました!札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015(案)へのご意見提出結果


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<画面クリックで大きくなります>

札幌市では、今後5年間の中期実施計画として、
「札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015(案)」を取りまとめ、
先日、市民や広く皆さまの意見を募集していましたが、その意見結果が公表されました。

当会でも、皆さまにしっぽレポートで意見案をアップさせていただきましたが、
当会も含めて13件もご賛同の意見を提出していただき、
今後の札幌市のまちづくり計画に動物愛護も初めて反映されることになりました!

意見の集計結果は以下です。15〜16Pに記載されています。
札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015
http://www.city.sapporo.jp/chosei/actionplan2015.html#iken

札幌市の、今後5年間の中期実施計画に、人と動物が共生できるプランが上がりましたので、
以下の意見募集にも、ぜひ一人に多くの方に意見を送っていただけたら幸いです!

(12/24)札幌市の「さっぽろ未来創生プラン」(案) 意見募集は25日明日まで!
http://shippo-days.seesaa.net/article/431611288.html

雇用の創出や高齢者、子どもたちの環境を良くしていくことなど
日本が抱える問題は多岐にわたり山積していますが、
それらと同時に、動物を含めた弱者に優しく思いやりのある社会を作っていくことも
忘れてはならない大切な街づくりの柱だと思います。


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posted by しっぽの会 at 14:02 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おめでとう!キキとドーラがしっぽを卒業しました!♪☆.。.:*・゜


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キキ(黒)とドーラ(キジ)は今年の9月に由仁保健所から引き取りした
野良の子3兄妹のうちの2匹です

もう1匹のジジは一足先に幸せになりました(*^-^*)

飼い主さまは今年、お母さまを亡くされ・・・
後を追うように15歳のご愛犬も亡くされ
ご家族皆さまとても悲しく寂しい思いをされていたそうです。

新しく家族を、と以前に犬たちの面会をされたこともありましたが
どの子も亡くされた子の面影が見えてしまったそうです。

そこでこの度、猫を家族に✨と面会に来てくださいました✨

見ている間、ケージから手を出してかまってアピールする
キキとドーラ兄妹がとっても可愛く

『家に来る?』と話しかけると2匹一緒に『ニャー😍😍』

『一緒に帰る?』と聞くとまた2匹一緒に『ニャー😍😍』と、こたえてくれたそうです🎵

大人しく抱っこされるキキとドーラに
『2匹のおかげで家庭が明るくなりそうです。大切に育てます』
と仰ってくださいました🌸

キキ!&ドーラ!本当に良かったね
飼い主さま、この度は本当にありがとうございました<(_ _)>
キキとドーラをどうぞよろしくお願いします

お幸せに


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posted by しっぽの会 at 13:20 | 保護猫の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌市の「さっぽろ未来創生プラン」(案) 意見募集は25日明日まで!

札幌市では、明日12月25日(金曜日)まで、
「さっぽろ未来創生プラン」(案)についてご意見を募集しています。

将来、人口減少を迎える札幌市における大変重要な意見募集ですが、
動物愛護の取り組みや動物と共生する街づくりは、子どもや大人まで、
札幌市に住みたいと思う方々の環境づくりに資すると思いますので、
当会も意見を提出させていただきます。

提出された意見は、「さっぽろ未来創生プラン」を策定するにあたり参考とされますので、
未来を担う子どもたちに命の教育が出来る「札幌市動物愛護センター建設」に対する
皆さまのご意見をいただれば幸いです。

さっぽろ未来創生プラン(札幌市版人口ビジョン・総合戦略)
http://www.city.sapporo.jp/kikaku/miraisousei/miraisousei.html#publiccomment

<募集期間>
平成27年11月26日(木曜日)から平成27年12月25日(金曜日)まで

<ご意見の提出方法>
上記期間内に、郵送、持参、ファクス、電子メール、またはご意見募集フォームで応募してください。

提出先 郵送・持参
〒060-8611
札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所10階
市長政策室政策企画部企画課
※直接お持ちいただく場合の受付時間は、平日の8時45分から午後5時15分までです。

ファクス  011-218-5109
電子メール  miraisousei@city.sapporo.jp

ご意見募集フォーム
https://www.city.sapporo.jp/kikaku/miraisousei/publiccoment.html

当会は、以下の意見を提出させていただきます。
ご賛同いただけましたら、ご意見提出にぜひご活用ください。

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意見提出 総合戦略編

「さっぽろ未来創生プラン」(案)「総合戦略編」の「地域に定着できる環境」の実現に向けて意見を提出させていただきます。
札幌は住みたい街ランキング三位と不動の人気ですが、その理由として豊かな自然があげられています。札幌市は、海や山、湖へのアクセスも良く、それに伴った食文化も充実していますし、自然、温泉、グルメと国内外の観光客にも人気があります。
しかし、一方で若者が都市圏へと流出するのは、安定した雇用ややりがいのある多様な職業の選択が可能なことから、大都市に魅力を感じる若者が多いことも要因です。
また、一方で都会の生活にピリオドを打って札幌市にUターンする若者も多くいます。若者が札幌市に住み続けたいと思うには、小さな頃から郷土愛を育むことが必要だと思います。そして、郷土愛は人と人との繋がりや絆を通して生まれるものですから、子どもや高齢者、ハンデを持った人々、いわゆる社会的弱者に優しい街になることが必要だと思います。
今夏、円山動物園で死亡したマレーグマの事案は、札幌市民のみならず、国内外にも暗い影を落としました。集客数を増やそうと運営に無理がかかったことで、一番底辺にいる動物たちにしわ寄せがいきました。
また、近年の少子高齢化により、子どもたちが、命の尊さや大切さを学ぶ機会も減少しています。子どもたちに、身近な動物を通して、思いやりや弱者を労わる心、協調し助け合う心を育て、道徳観、倫理観、責任感を養わせることが必要です。人と人との繋がりや絆、優しい心を持った子どもが増えれば、やがて家族を持ち子どもを育てるーー。そうした好循環が生まれるのではないでしょうか。
そして、札幌市の未来を創造し、そうした子どもが育っていく社会の実現には、動物愛護の取り組みを通して、動物と共生できる街づくりこそ、子どもや大人も札幌市に住みたいと思う環境づくりに資すると考えます。具体的な提案として、身近な動物である犬や猫が収容される札幌市動物管理センターの活用です。
保護動物の現状を知ることは、子どもたちの道徳観や人格的な成長を促し、「命を大切する心」、「弱者に対する思いやり」、「命に対する倫理観」、「最後まで面倒を看る責任感や根気強さ」、「公共の利害にも深く関わる行動規範」等、教育の現場だけでは伝えきれない、人としてあるべき姿を体感できる道徳教育の機会と考えます。そのためにも、子どもたちが、遠足や課外学習などでも利用できる、学習室も併せ持った教育の場が必要と思います。しかし、犬猫の収容場所である現札幌市動物管理センター福移支所は、札幌市北区郊外の交通の便が悪い場所に位置し、犬猫が大量に殺処分さていた当時の暗いイメージを払しょくすることは出来ません。
札幌市は、2015年5月、「札幌市動物愛護管理基本構想」が公表され、今後の札幌市の動物愛護管理行政における基本的な考え方や取組の方向性が示されました。また、それに伴って、来秋、「(仮)札幌市動物愛護及び管理に関する条例」の施行が予定されています。「人と動物の共生する社会」の実現には、ソフト面だけではなく、それを適切に運用するためのハード面での整備も必要です。
横浜市の動物愛護センターはドイツの動物保護シェルターのティアハイムをモデルにしていますし、新潟市では、平成23年10月、官民運営の食育や花育をメインに行っている施設「いくとぴあ」が建てられ、平成25年5月には、こども創造センターという児童乳幼児の育成・娯楽施設と共に、横に新潟市動物愛護センターおよび動物ふれあいセンターが併設されました。お年寄りから乳幼児まで多く来場され、平成26年度は新潟市の人口の2倍近くの155万人の来場者があったそうです。動物愛護センターの方によりますと、やはり単独で愛護施設を設けるよりも他の施設があることで、自然と動物ふれあいセンターの方にもお子さんや家族の足が向き、命の教育や啓発活動、動物の譲渡のきっかけになっているとの話でしたので、食や植物、動物を通して様々な立場の人々が集う、場所のスケールメリットを活かした愛護センターの設け方も札幌市にとっては一考の余地があるかもしれません。札幌市に、動物や植物等の生物を通した市民が交流できる、気軽に立ち寄ることのできる参加型の施設があれば、観光や教育でも札幌市のイメージアップにもつながり、若者が定着する愛着の持てる街になるのではないでしょうか。
命みつめ、優しく温かな心を持った子どもを社会全体で育てることこそが、札幌市が魅力ある街として発展していく要と考えます。


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posted by しっぽの会 at 11:24 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

円山動物園 市民動物園会議が秋元市長に改善提言書提出


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<画面クリックで大きくなります>

7月25日、同居訓練中にオスのマレーグマに襲われたことが原因で死亡した
マレーグマ「ウッチー」の死亡事案に係わる札幌市円山動物園の改善計画の提言書が、
22日、公募の市民や有識者の方々で構成されている市民動物園会議から
札幌市秋元克広市長に提出されました。

提言は、飼育員の採用を「高卒以下」から「高卒以上」に拡大、人材育成プログラムの整備、
飼育員増員の検討、開園時間の短縮、休園日の増加、
獣医師が動物の診療や施設の安全点検を複合的に担う専門組織の新設等で、
市は来年度以降に順次実施できるよう検討していく考えです。

秋元克広市長は、
「提言内容を生かし、市民に信頼される動物園の体制をしっかり考えたい」と述べられました。

先日の市民動物園会議でも、委員長の金子正美酪農学園大学教授は、
今後も動物園が適切に運営されているか、モニタリングをするなどして、
強い姿勢で監視していく旨を話されていましたが、
市民も同じ姿勢で、ウッチーの死が無駄にならぬよう、今後も監視し続けることが必要です。

(12/16)12/16北海道新聞 円山動物園改善の市民会議記事
http://shippo-days.seesaa.net/article/431255148.html

(11/29)11/28北海道新聞 市民動物園会議の記事
http://shippo-days.seesaa.net/article/430441962.html

(10/2)10/1北海道新聞 札幌市円山動物園の改善報告書
http://shippo-days.seesaa.net/article/427043603.html

また、しっぽレポートでの報告はありませんが、
8月27日、札幌市円山動物園におけるマレーグマウッチー死亡に係わる事故報告があり、
当会も傍聴してまいりました。

動物を命あるものとして大切にする心を育めるような、
子どもから大人まで愛される動物園に生まれ変わって欲しいと心から願っています。


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posted by しっぽの会 at 00:34 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌パイオニアライオンズクラブさまの会報誌に活動掲載


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<画面クリックで大きくなります>

札幌パイオニアライオンズクラブさまの会報誌に
当会のご支援や同クラブさまの活動が掲載されました。

先日も会員の皆さまが、ご寄付とともに猫たちのトイレ用にと
新聞紙をたくさん割いてお持ちくださったりと大変お世話になっておりますm(__)m

また、記事を書いてくださったメンバーの方は、
2013年7月に大和ちゃん(旧:アルト)神威ちゃん(旧:ソリオ)兄弟を
今年5月には朝陽ちゃん(旧:ブライト)を迎えてくださった飼い主さまです☆

大和ちゃん、神威ちゃん、朝陽ちゃんとも元野良犬で、人慣れしていない子たちでしたが、
飼い主さまは根気よくゆっくり信頼関係を作ってくださいました。

最近は末っ子の朝陽ちゃんの食事と散歩時に催促の声が凄くなってきたそうで、
2頭の兄ちゃん犬よりも馴染むのが早く、夜は奥さまのお布団の上で寝ているそうですよ(^◇^)

今では家族としてリラックスしている3頭ですが、
飼い主さまのご苦労は大変なものでしたので、本当に頭が下がります!

札幌パイオニアライオンズクラブさま、
この度は会報誌へのご掲載本当にありがとうございましたm(_ _)m


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posted by しっぽの会 at 00:29 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする