2015年11月22日

さくらちゃん(旧:桃)が遊びに来てくれました♫


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昨年の春、迷子で保護され、はるばる北斗市からやって来たさくらちゃん。

卒業から1年と半年が過ぎ 、すっかりお家の子に落ち着きました
家では吠える事がなくなったそうですよ😃

写真撮影は気分ではなかったようで💦
カメラに目線を送ってくれませんでしたが😢
今日も毛艶がピカピカで穏やかな表情が幸せオーラを醸し出していました✨✨

いつもありがとうございます🎵
また遊びに来てくださいね〜🎵

posted by しっぽの会 at 09:05 | 卒業わんにゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月21日

11/23(月祝)卒業ワンの飼い主さまがSTVラジオ出演♫


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11月23日(月祝)、12:00から16:00迄放送のSTVラジオホリデーワイドスペシャル 
「シニア世代の応援団3Gプロモーションが行く!人生元気に!楽しもう!」 に
当会の卒業ワンの飼い主さまがご出演されます

番組パーソナリティは、
和久井薫 工藤じゅんき 牧やすまさ 吉川のりお 内山よしこ 木村洋二(敬称略)

大変面白いトークが伺えるベテランの皆さまです

卒業ワンの飼い主さまが、どんなお話をしてくださるかとても楽しみですね

ご自宅やドライブでもぜひ聴いてください



タグ:STVラジオ
posted by しっぽの会 at 15:27 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月20日

応援してください!!5万5千名迄あと少し!署名運動継続中!!


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札幌市動物管理センター福移支所。

犬猫の引き取りや情報収集に2006年12月から毎週通い出して8年11か月。

行政対応や情報開示が市民に開かれていない時代、本当にいろいろなことがありました。

この施設が交通のアクセスの良い場所に建っていたら、
もっと多くの人々やボランティアさんが立ち寄ることが出来ました。





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奥に見えるのは札幌市のゴミ処理場です。

収容犬猫の返還、譲渡、殺処分の業務である支所の施設は、
当別町と隣接す北区篠路町福移にあり、札幌中心部からでも車で夏場でも45分あまりかかり、
これから雪が降り積もる冬場は1時間以上もかかり陸の孤島のようになります。


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札幌市動物管理センターの殺処分機に繋がる収容裏通路。

誘導機で追い込みされた犬たちは、否応なしに奥にある処分機へ送られる仕組みになっています。

たとえ飼い犬でも、飼い主の迎えがなく、
新たな引き取り手も現れなければ、殺処分の運命をたどります。

また、飼い主に放棄された犬や猫には迷子と違い、定められた収容期限はありません。




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いわゆるドリームボックスと呼ばれている殺処分機。

写真は5年前の平成22年夏に札幌市動物管理センターに許可をいただき撮影したものです。

札幌市動物管理センターは、昨年の1月から犬の殺処分ゼロを更新し快挙が続いていますが、
当時は、年間138頭の犬が理不尽にも殺処分されていました。





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殺処分までの全ての作業はコンピューターで行われ、
処分30分前にCO2気化装置を動かし、ガスが準備されます。

処分機は中型犬以上の殺処分を行う大型処分機と小さな犬や猫用の小型処分機があります。

猫に至っては、5年前は1,789頭というもの凄い数が処分されていました。

地域猫活動やTNR活動も全くと言っていいほどありませんでしたし、
野良猫が収容された場合は即行処分されていた辛い不毛の時代でした。




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ボタンを押すと死に至るに十分な量のガスが処分機に注入され、
処分機内部には小型カメラが設置されており、中の様子を見ることが出来るようになっています。

当時、職員さんが「見るに耐えられない。」と苦しそうに話していたのをはっきり覚えています。





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猫や小さな犬が入る小型の殺処分機。

その当時の職員さんは、
「裸電球が熱いので子猫たちが可哀想。処分の前には電球を切っておくんです。
いずれにしても殺されてしまうんですけどね・・・。」と小さくつぶやいていました・・・





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二酸化炭素ガスによる殺処分は窒息死。

庫内が一定の濃度になり意識を失うまでの間、犬や猫は薄くなる空気の中でもがき苦しみます。

呼吸の浅い子犬・子猫・年老いた犬猫は意識を失うまでの時間が長いそうです。





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右2本が処分機に送り込まれるガスの管。

エンビ管が処分後のガスを排気する管。

十分な排気を行わなければ職員の命も危険にさらされることになります。





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殺処分された遺体はバケットに積まれ、クレーンで持ち上げ火葬炉に投げ込まれます。





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重油を噴霧してバーナーで点火。

バケット1杯の遺体がおおよそ1時間半かけて焼却されます。

遺体を効率良く焼却するには事前に棒で中の遺体をかき混ぜると、
当時の職員さんはは苦しそうな表情を見せていました。

平成22年当時は犬も猫も殺処分数が多く、
また死亡したペットの市民からの持ち込みも多かったため、
火葬は毎週火曜日と金曜日に定期的に行われていました。





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大きめの骨は破砕機の中で細かく砕かれて、全て粉砕。

いったい何匹の骨なのか。

奥に見えるのは犬猫用の缶詰。

数日前までこれを食べていた子がもうこの世にはいないと思うと、
無念で胸が締めつけられたのを今でも思い出します。





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敷地内にある動物慰霊碑。

3か月に一度、お骨の一部が敷地の数か所に埋葬、土に返されます。

衝撃的な現場ですが、作業をされているのは委託の職員さんです。

お世話していた犬や猫たちや懐いて甘えてきた犬猫たちを
処分するのはどんなに辛いことか・・・想像を絶します。

無責任な飼い主の受け皿になり後始末させられていた時代・・・
悪いのは自治体でしょうか・・・

この3年後の平成25年、動物愛護管理法が改正され、
自治体は殺処分が無くなる事を目指し、
収容動物をできるだけ返還したり譲渡することが明文化されました。




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来年度、札幌市は野犬掃討条例に代わって、動物愛護条例が新しく制定される予定です。

これからは、市民や動物取扱業者への終生適正飼育、動物福祉の教育や、
飼育マナーの啓発等、意識の底上げをしていかなければ根本的な解決はできません。

現在の札幌市の施設が、新たな役割を担い、将来展望も持てるよう、
殺処分を減らし譲渡数を大幅に拡大できる人と動物の共生社会の司令塔となる施設。

札幌市民の心を豊かで思いやりに満ちたものにできる施設。

そうした役割を担う施設はお金には換算できない大きな力を人々に与えてくれます。

また、札幌市が国際都市札幌をうたうのであれば、
動物愛護福祉も世界水準にすることは大切ではないでしょうか。

制定が予定されている新条例を適切に運用していくためにも、
ハード面でも、「人と動物が共生できる社会」の見本となる施設が必要です。

新しい動物愛護センターが出来れば、
札幌市の倫理の成熟度を示すバロメーターになる施設になるに違いありません!





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当会は、6月29日、札幌市議会議長さま宛に
札幌市動物愛護センター建設のための陳情書と署名を提出し、
7月30日、陳情の審議が厚生委員会で行われ、現在継続審議中です。

2月1日の開始から約9か月間半余り、

本日までにいただいた署名数はネット署名も合わせて54,656名!!

5万5千名まであと、344名!!となりました!

あともう少しです!!
審議が継続しているこのタイミングで追加の署名を届けたいと思います!
応援してください!!

炭酸ガス殺処分機のない、本当の「どうぶつ愛護センター」を求めていきます!!
ネット署名は1分で終了します。
(赤い賛同!をクリックすると記名できるページが開きます)

ネット署名はコチラ
http://goo.gl/lr0y1U


ネット署名方法記事
http://shippo-days.seesaa.net/article/422826634.html

また、お手持ちに署名用紙をお持ちの方は、1名でも2名でも結構ですので、
当会までご持参くいただけたら幸いです<(__)>

住所:長沼町西1北15 しっぽの会



皆さまのご賛同を何卒お願いいたします!


posted by しっぽの会 at 15:53 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

適性飼養の呼びかけ 別海町で殺処分されている野犬の多さ


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<画面クリックで大きな画像>

別海町では、年間多くの野犬が殺処分されている現状から、
ポスター、チラシを作って広く町民の方に犬の適生飼養を広報しています。

別海町では野犬に牛や鹿が襲われ、人に危害を加える恐れもあることから、
平成22年度44頭、平成23年度93頭、平成24年度23頭、
前年度の平成26年度は89頭の野犬が野犬掃討条例のもと、毒殺されています。

元を正せば、飼い主が犬を係留や室内や檻に入れずに放し飼いし、
不妊措置もしていないため、外で産まれた子犬たちが野犬となったのが原因です。

無責任な飼い主の行動が不幸な犬を生み出し、行政に税金や人力の負担をかけています。

別海町役場では、スーパーや農協等にポスターを掲示し、
近いうちにチラシを町民に配布される予定だそうです。





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別海町ホームページ
http://betsukai.jp/blog/0002-1/index.php?ID=10

別海町で迷子で保護されお迎えの来ない人馴れした子たちは、
上記のようなラブ系の中型犬が多く、傍から見ていても血縁がありそうな子が多いです。

別海町役場では、役場のホームページで飼い主を募集していますが、
新たな出会いがない場合は管内の中標津保健所に収容されています。

町の町民生活課では、野犬による被害を減らし、1頭でも不幸な犬を減らしたい思いで
あえてリスクも伴うであろう野犬の殺処分をお知らせすることにしました。

犬は人に依存しなければ生きてはいけません。

北海道の市町村では同じように人知れず処分されている野犬が多く存在します。
今後、無責任な飼い主によって野犬が生み出されないよう多くの目で監視が必要です。



タグ:別海町
posted by しっぽの会 at 01:30 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

11月19日の札幌市動物管理センター福移支所は


今日の札幌市動物管理センター福移支所には、犬7頭と成猫32頭、子猫8頭が収容されていました。

先週の土曜開庁、休日の犬猫飼い主さがし事業では、
成猫6頭、子猫2頭に出会いがあり、
50名余りのご見学面会があったそうです!!

今日は飼い主に放棄された2頭のミニチュアダックスが収容され、
また、チワワが福移支所に11月15日夜に遺棄され、防犯カメラで確認がされています。

大胆な犯行です!
犬猫など愛護動物の遺棄は犯罪です!
動物愛護管理法により100万円以下の罰金に処されます!
すぐに自首してください。



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収容犬113、11月16日、動物管理センター福移支所に遺棄されたチワワのメス。

防犯カメラにより11月15日21時20分放置を確認されています!

痩せてガリガリです・・・ 排便をしずらさそうに何度もかかんでいました。

福移支所玄関前にキャリーケージに入れて放置されていました。
同センターでは北警察署に届出しています。
一日も早く名乗り出てください!

収容期限は11月25日(水)です。





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収容犬114、11月16日、東区北24条東19丁目で保護されたパピヨンのオス。

シニアで落ち着いた子でした。

収容期限は11月25日(水)です。





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収容犬117、11月18日、西区発寒9条13丁目で保護された柴犬のメス。

この子もかなり高齢で、床が滑って足が開いてしまうようです。
大人しい子でした。

収容期限は11月27日(金)です。





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収容犬110401、飼い主に放棄された年齢不詳のチワワのオス。

体型が分からないほど太めですが、散歩は大好きなようです。

先日から血尿になっています・・・
1日も早くケアしていただける新たな出会いがあるといいのですが・・・。
先週は怯えていましたが慣れてきて少し強気になっているようです。





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収容犬073001、11歳のミックス犬のオスのアラシは咬むからと放棄されました。

職員さんとのお散歩を通じて、
人とコミュニケーションが取れるようになってきたアラシですが、
昨日から別の職員さんともお散歩に行けるようになったそうで、また一歩進歩しています。

まだ注意が必要なので、譲渡対象日は未定です。





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収容犬111901、13歳で下記と一緒に飼い主に放棄されたミニチュアダックスのオス。

人恋しそうに落ち着かない様子でした。





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収容犬111902、上記と一緒に放棄された12歳のミニチュアダックスのメス。

顎がよだれで汚れ、下顎がかなり内側に入っています。
歯の状態も良くないようです。

大人しい子でした。

高齢になって放棄された2頭ですが、どうか幸せな余生をおくれますように・・・。





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収容猫F183、11月16日、南区真駒内柏丘10丁目で保護された白黒のメス。

きれいな猫で飼い猫だったのではないでしょうか。

収容期限は明日11月20日(金)です。





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収容猫F184、11月16日、上記と同じ南区真駒内柏丘10丁目で保護された三毛猫のメス。

この子もきれいで人なれしています。

収容期限は明日11月20日(金)です。





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収容猫F186、11月17日、白石区川北2291番地で保護された茶白のメス。

緊張して固まっていました。

収容期限は11月21日(土)です。





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F8、推定3〜5歳の黒猫の去勢オスは、人懐こくなり以前の面影がありません。

今日は寝ていましたが、最近は前に来て挨拶してくれます!

去勢手術をしてから性格が穏やかになったそうですが、
今度は温かな家族の一員になれますように・・・。





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収容猫F90、推定8〜10歳のキジトラのオス。

まだ怖がりですが、緊張も少しずつ取れてきました。





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収容猫F140、推定3〜5歳の黒猫のメス。

人慣れもあともう少しでしょうか。




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収容猫F164、推定3〜5歳の茶白のオス。

痩せて背骨が分かるほど痩せています。





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収容猫F172、推定5〜7歳の白黒のオス。

排水管に挟まっていたところを救助されたそうです。
九死に一生を得ましたが、慣れない環境に戸惑っていました。





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収容猫F174、推定3〜5歳の黒猫のオス。





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収容猫F175、推定3〜5歳の灰黒のメス。

慣れない環境に少し戸惑っていました。





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収容猫F177、推定3〜5歳のキジトラのオスは、慣れない環境にまだ戸惑っています。





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収容猫F178、推定3〜5歳の黒灰のオス。

慣れない環境にまだ戸惑っています。





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収容猫F180、推定5歳前後の白黒茶のオス。

環境の変化に弱い猫たち・・・一日も早く慣れますように。





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収容猫F031701、推定5歳前後の白黒茶の去勢オス。

もともとは飼い主のいない猫で、近所の方に餌をもらっていました。

随分と慣れてきて可愛くなってきました。





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収容猫F111801、12〜13歳の灰黒のメスは、
飼い主が長期入院することとなり、同センターでやむを得ず引き取りしました。

とても人慣れしていて甘えてくるそうです。
現在、右眼の結膜炎を治療中です。





≪以下の猫たちは、警戒心が強く人慣れしていない子たちです。
殆どが、飼い主のいない猫(野良猫)と思われますが、皆、毎日を必死で生きてきました。
人と生活することで幸せな家族になれますよう、ご協力をお願いいたします。≫


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F21、キジトラ白の去勢オス

随分慣れてきました。





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F42、灰白のオス

去勢してから、怒ったり攻撃的なところがなくなってきたそうです☆




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F50、キジトラのメス。

少し慣れてきたように見えます。





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F59 去勢オス

大人しく静かに過ごしていました。





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F61 去勢オス





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F66 避妊メス

ずっと眠っていました。





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F75 メス

風邪気味なようです。





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F102 オス、猫風邪に罹っているようで鼻水を出していました。





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F103、メス

相変らずな様子です。




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F104 メス(左)、F107 メス(右)

仲良しのサビ猫です。




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F113、いつも静かです。





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F118、オス

大きくて貫録がある男らしい猫です。





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F171、オス、まだ緊張しています。




譲渡できる子猫は4頭いました。


オス(黒)
生後6か月齢くらい
環境の変化に戸惑っています
2か月ほど外で餌をもらっていた野良猫とのことです。
時間をかけて慣らしてください





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K266、生後3か月齢くらいのオス。

通称:箱入り息子です。怖がりな子です。




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K270 オス(白) 生後4か月齢くらい

人を怖がり威嚇しますが、慣れてくればすぐに仲良くなれそうです。





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K111601、黒の推定6か月の子猫のオスとK111603の黒白のオス。

2か月ほど外で餌をもらっていた野良猫とのことです。
時間をかけて慣らしてください。





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ミニチュアダックスのオスは譲渡になりました!
新たに野良生活が長かったミックス犬のメスが収容されました!
飼い主の都合で放棄された1歳から8歳までの4頭の猫が収容されています。
みな人に慣れて穏やかで大人しい子たちです!
全頭、避妊も去勢もされています。
幸せになりたいのはどの子も同じです・・・
お迎え入れや情報の拡散、シェアのご協力をお願いいたします!

苫小牧保健所:0144-34-4168
http://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/tth/inuneko.htm






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深川保健所には、犬1頭と猫5頭が収容されています。(子猫には出会いがありました!)
三毛猫は収容も2か月と長期になり、本格的な寒さが来る前に
1頭でも多くの子に出会いがありますよう、皆さまのご協力をお願いいたします!
テリア風のミックス犬には出会いがありました!
目が白濁気味ですが、食欲旺盛で散歩好き、お手、おすわりが出来ます!
三毛猫は、大人しく人馴れした子です。
また、推定4〜5か月の兄妹の猫は、
同じ場所で保護されたの兄妹と思われ、人に慣れています。
白黒猫も健康状態も良く活発です!
黒猫は社会勉強中ですが、大人しく身体も触らせてくれます。
幸せになりたいのはどの子も同じです・・・
出会いがない7頭ですが、ご理解のうえ、お迎え入れや情報の拡散、
シェアのご協力をお願いいたします!

深川保健所:0164-22-1421 
http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/fth/inuneko_jouhou.htm





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室蘭保健所には、室蘭市内で保護された3頭の猫が収容されています。
室蘭市内で保護されましたが、「誰か拾ってください」と書かれた
段ボールに入れられて遺棄されていました!
茶白の子猫には予約が入りましたが、2頭の成猫には出会いがありません。
皆、人慣れしており新しい環境でもすぐに馴染んでくれそうです!
特に成猫のオスは自分から近寄ってくるなどとても積極的ですし、
皆、食欲旺盛で、トイレも猫砂でできます。
目ヤニや咳など風邪を引いてる様子もなく元気です!

犬猫など愛護動物を遺棄することは犯罪です!
動物愛護管理法により100万円以下の罰金に処されます!
見つけたら警察に通報してください。

どうか出会いがありますよう、お迎え入れや情報の拡散、シェアのご協力をお願いいたします!

胆振総合振興局:0143-24-9578
http://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/animal/jouto.htm





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11月4日、今金町内で迷子で保護された推定1〜2歳のキジトラ猫のメス。
迷子で公示していましたが飼い主の迎えはありませんでした。
人にすごく馴れていて、足にすり寄ってくる甘えん坊です!
大らかな性格で、当初から緊張することもなく、近寄ってくるほど懐こいです。
まっすぐな長い尻尾で、女の子らしくかわいい子です。
ドライフードを食べ、猫砂で排泄できます。
どうかこの先幸せでありますよう、温かな家族の一員になれたら幸いです。
幸せになりたいのはどの子も同じです・・・
お迎え入れ、情報の拡散、シェアをお願いいたします!

今金保健所:0137-82-0251
http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ykh/contents/eisei/kankyo/inunekojouhou.htm





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別海町役場には2頭のミックス犬が飼い主を募集、1頭が迷子期間中です。
2頭は迷子でしたが明らかに遺棄か放置によるものと思われます。
別海町で平成26年度に殺処分された犬は89頭にも及び、(札幌市はゼロです)
平成23年は93頭が殺処分となり大きな問題となっています。
無責任な飼い主が新たな行き場のない命を生み出し、
行政に後始末させている現状です。
物言えぬ動物たちも一つの尊い命を持っています!
犬猫など愛護動物を遺棄することは犯罪です!
動物愛護管理法により100万円以下の罰金に処されます!
見つけたら警察に通報してください。
幸せになりたいのはどの子も同じはず。
1頭でも家族に迎えられますよう皆様のご協力をお願いいたします!!
お迎えのご検討や情報拡散、シェアしていただけたら幸いです。

別海町役場 0153-75-2111(内線1211、1212、1213) 
http://betsukai.jp/blog/0001/index.php?ID=2535


保健所では、犬猫達が救いの手を差し伸べられるのを待っています!
犬猫を迎え入れる予定のある方は、
どうかお近くの保健所に収容されている犬猫に、
救いの手を差し伸べていただけたら幸いです。

☆ しっぽの会北海道保健所情報 ☆ http://shippo.or.jp/dekirukoto.html


※野良猫の保護に取り組んでいる地域住民の方へ 
しっぽの会では、野良猫の不妊・去勢手術代の一部を助成しています。
しっぽの会の「飼い主のいない猫基金」をぜひご活用ください。
http://shippo.or.jp/noranekotoinoti.html



posted by しっぽの会 at 21:59 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月18日

gooddo あなたの「いいね!」で、HOKKAIDOしっぽの会を支援してください!


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あなたの「いいね!」で、HOKKAIDOしっぽの会を支援してください!
http://gooddo.jp/gd/group/shippo/&from=fbn0

※さらに、この投稿の「シェア数×10円」も支援になります!

■「いいね!」でのご支援の方法
1、まずは、gooddo(グッドゥ)のHOKKAIDOしっぽの会ページへ。
http://gooddo.jp/gd/group/shippo/&from=fbn0
2、ページ内のサポーター企業に「いいね!」していただくと、
3、gooddoからHOKKAIDOしっぽの会に、「いいね!」×10円が届けられます!

<しっぽの会からのお知らせ>
札幌市では11月25日(水)迄、札幌市で初めての動物愛護条例について
国民の皆さまから広く意見を募集しています。

札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(仮称)の制定について
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/main/aigojorei.html

人と動物が共生できるための動物愛護と福祉に係る大切な条例案です!

当会も以下の記事に掲載の意見を提出する予定です☆
http://shippo-days.seesaa.net/article/429377567.html

動物たちにとってより良い条例になりますようぜひご協力ください!


ぜひ「いいね!」でご協力をお願いいたします!
http://gooddo.jp/gd/group/shippo/&from=fbn0

お買い物でもご支援頂くことができます。

http://gooddo.jp/gd/group/shippo/shopping/

※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります☆



タグ:gooddo
posted by しっぽの会 at 07:31 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月17日

マシューちゃんが遊びに来てくれました♫


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今年の3月に石狩保健所に収容された乳飲み子5兄妹のうちの1匹で
7月末に卒業したマシューちゃんが遊びにきてくれました

元気に成長してますとご報告とお仕事がてら( *´艸`)遊びに来てくれました。

マシューちゃんは森泉さんのドッグランを作ってくれた
奥ちゃんこと奥建設の社長さんのご家族に貰われ元気に健やかに成長してます

すっかり逞しくなりましたね🎵

(育ての)お母しゃ〜ん❤(当会代表)

アトムお兄しゃ〜ん❤(代表愛犬)

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後ろと代表の足の間にいるのは、同じ母親が産み落としたと思われる兄妹たち
ドッグランで沢山遊んでもらい、とっても嬉しそうにしていました✨

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マシューちゃん、これからもすくすく育ってね
また遊びに来てくださいね〜🎵ありがとうございました<(_ _)>



posted by しっぽの会 at 10:58 | 卒業わんにゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月16日

医療法人悠気会 熊谷病院さまチャリティコンサートのご報告☆


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<お世話になっている職員のIさまと当会 稲垣代表(右)>

11月14日(土)、医療法人悠気会 熊谷病院さまで開催されたチャリティコンサート☆

この日は、入院患者の方やご家族の皆さま、地域の皆さま等、200名余りのご来場がありました

医療法人悠気会 熊谷病院さまは、いつも当会をご支援くださり、
この日はグッズの販売と募金箱設置、
札幌市動物愛護センター建設のための署名運動をさせていただきました





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2016しっぽの会チャリティカレンダーをまとめてご購入くださる方もいらっしゃり、
当会とI雑貨さま合わせたグッズの売上げは62,913円、
I雑貨さまの売上より1,086円のご寄付を頂戴いたしました!!

お買い求めくださった皆さま、I雑貨さま、本当にありがとうございましたm(__)m

募金箱の募金は、後日まとめてご送金くださることになりました☆

売上は保護動物の医療費や動物愛護と啓発活動のために大切に使わせていただきます

ご署名も73名の方にご賛同いただきました!!

動物愛護と福祉に配慮した「札幌市動物愛護センター」が建設されるよう、
引き続き応援よろしくお願いいたします



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チャリティコンサートでは、
特別出演の白石Little OBバンド〜Sson〜さま初め多数ご出演され、
会場は立見の方がいらっしゃるほど満員でした

今年で20回目を迎えるチャリティコンサートは、
毎年この日を楽しみにされている方も大勢いらっしゃり、
医療法人悠気会 熊谷病院さまは、
患者の方やご家族、地域に継続的に貢献していらっしゃいました。

医療法人悠気会 熊谷病院さま、職員の皆さま、ご来場くださった皆さま、
大変お世話になりました!!

本当にありがとうございましたm(__)m


posted by しっぽの会 at 11:44 | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プライスちゃん(旧:豆)&ケンちゃん(旧:海斗)が遊びに来てくれました★

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2013年4月卒業の柴犬プライスちゃん(旧:豆)
2014年2月に卒業のダックス、ケンちゃん(旧:海斗)が遊びに来てくれました★

今年9月に行われた動物愛護フェスティバルで
当会のブースに遊びに来てくれる予定だった2頭ですが
プライスちゃんが体調を崩してしまい
残念ながらフェスティバルには参加できませんでした。

なので、雪が降る前に・・と当会に遊びに来てくれました〜💠

プライスちゃんの体調もスッカリ良くなったそうで一安心ですね✨
ケンちゃんはいつもと変わらず自由気まま男子でした(^^;)

当会のSHOPで来年のカレンダーとおやつを購入してくださいました☀
いつも当会をご支援いただき、ありがとうございますm(__)m

これから寒い季節がやって来ますが
プライスちゃんもケンちゃんも体調崩さないよう
元気に過ごしてね(*^^*)

飼い主さま、この度はご訪問ありがとうございました🎵<(_ _)>

また遊びに来てください☀





タグ: 里親
posted by しっぽの会 at 09:38 | 卒業わんにゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月15日

花蘭ちゃんが遊びに来てくれました♫


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今年の8月に多頭飼育から保健所へ放棄され
9月に当会を卒業したシーズーの花蘭ちゃんです

卒業してから2ヶ月ぶりに会った花蘭ちゃんは、少しふっくらとしていました😊✨

お家では走り回ったり自由に動いて遊んでいるそうですが
外に行くと今でも全く歩かないそうです(;´∀`)💦

しっぽショップの中でも座り込んでいました^ ^
内弁慶な花蘭ちゃんですね


今度はお散歩している姿が見たいな〜👀
優しい飼い主さまにずっと抱っこされて幸せいっぱいの花蘭ちゃんでした💓

また遊びにきてくださいね〜🌟
お待ちしていますm(_ _)m
この度はご訪問ありがとうございました

posted by しっぽの会 at 10:26 | 卒業わんにゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読売新聞さま折込チラシに札幌市動物管理センター案内


016s.jpg

先日、読売新聞篠路センターの職員の方が、札幌市動物管理センターの取材に見えられました。

いつも当会をご支援くださっている「かれーぐみみらくる」のMさま(左側)が、
同センターのことを広報されたいとの申し出に、
読売新聞篠路センターの職員の方も賛同くださいました

Mさま自身も、同センターからハンデを持った4頭の犬を引き取られていますが、
近隣の場所であるにも関わらず、同センターの存在をご存じない方も多いことに、
ご自身で何か出来ることはないかものかと思案され実現しました☆





yomiurisinbun.jpg

折込チラシ「よみとくクーポン」は毎月15日、
北区のあいの里、拓北、篠路、太平、屯田、福移、東茨戸の6千世帯に配布されているそうです

雪が降りだすと、札幌市の郊外にある同センターに足を運ばれる方が激減します。

近隣の地域の方に、同センターの存在を知っていただくことで、
1頭でも多くの犬猫に出会いがあり、また収容犬猫たちの現状を知ることで、
ペットの問題に関心を持っていただきたいとの思いでいっぱいだったそうです。

一人でも多くの方に、足を運んでいただけたら幸いです☆

読売新聞篠路センターさま、Mさま、
広報してくださり本当にありがとうございましたm(__)m



posted by しっぽの会 at 10:23 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アンディちゃん(旧:メイト)が遊びに来てくれました♫


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昨年の8月に子犬で卒業したアンディちゃんが遊びに来てくれました

すっかり大きくなってフッサフサの毛がピッカピカでした


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お母さん犬の香羽(こう)同様に臆病さんだそうですが
人も犬も大好きだそうです

香羽は飼い主さん募集中です!
http://shippo-dog.seesaa.net/article/400019412.html

慣れた道のお散歩はルンルンですが、初めての場所は怖くてブルブルするようで
しっぽの運動場も怖くて固まってブルブルしてました

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お母さんの香羽とも対面しましたが、初めての所(赤ちゃんの時にはいましたが、、😄💦)が怖くて
対面どころではなかったようです

懲りずにまた遊びに来てくださいね

この度はご訪問ありがとうございました


posted by しっぽの会 at 10:08 | 卒業わんにゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月14日

英国の大学院「犬の攻撃行動に関するアンケート」ご協力の再お願い!


01s-532a3.jpg

現在イギリスの大学院で犬の攻撃行動に関する研究を行っています。
その一環として、今回インターネット上で犬を飼っている人、飼っていない人を対象に
アンケート調査を行っています。

現在、アンケート数が伸び悩んでいるそうで、
どうか皆さまのご協力をお願いいたします!!

ボリュームがあるので大変なアンケートではありますが、
長いけど、おもちろいと言ってくださっている方も多いそうです。

犬の気持ちをどのように読み取るかや犬の攻撃行動にどう対処するかなどの質問も含まれて、
飼い主さんに犬の行動への見方や対処を考え直していただく
きっかけになっていただけるのではーー 。と菊地先生は仰っています。

札幌でペット行動カウンセラーをされている菊地三恵先生は、
英国の動物病院や動物愛護団体で問題行動の治療と犬のトレーニングを行い、
帰国後、札幌の高橋動物病院でドッグトレーニング教室や執筆活動、
専門学校の講師も務めていらっしゃいます。

犬を飼っている人、飼ってない人両方、英語版、日本語版で1,000回答を
集めないと調査が出来ないとのこと。

犬の行動心理学を犬猫と飼い主がより快適な生活ができるよう、
それが犬猫の殺処分数減少にもつながるものとして研究を進めてきたいとのことですので、
皆さまどうかご協力をよろしくお願いいたします<(__)>


菊地三恵先生HP
http://www.animal-bestfriends.com/ 犬猫とのハッピーライフ

facebook
https://www.facebook.com/kikuchi.mie


詳細は以下となっています。

犬の行動のとらえ方は文化的な背景によって左右される?

【ア ンケート調査のお願い】
私ども英国リンカーン大学、ライフサイエンス学科は犬の行動のとらえ方に、
観察する人の文化的な見方が影響するかに関しての研究を進めています。

この一環として今回
「文化的な違いによって、犬の人への攻撃行動に対する認識に違いが生じるかどうか」を
明確にするためのアンケート調査を実施しています。

犬の人への攻撃行動は世界中で深刻な問題行動に発展しています。
それをマネージメントしていくための一つとして、
犬の攻撃行動を適切に理解することが重要だと考えています。

今回のアンケート調査は、皆さんがどのようにその行動をとらえているかをお聞きすることにより、
科学的根拠に基づく一貫した評価の仕方を構築していくための基礎資料に
活用することを目的としています。

犬の人への問題行動を軽減していくために、皆さんのお考えをいただくことは
われわれにとってとても貴重なものです。
ご多用のところ誠に恐れ入りますが、どうか趣旨をご理解いただき、
ご協力くださいますようお願い申しあげます。

* なお、今回のアンケート調査は、犬を飼っている、飼っていない18歳以上の
かたにお願いしています。

期日は11月30日(月)迄です☆

お寄せいただいた情報は学術的な目的のみに使用させて頂きますので
ご安心いただければと思います。

英語案内:http://lifesciences.blogs.lincoln.ac.uk/2015/10/20/exploring-cultural-influences-on-the-perception-of-human-directed-aggressive-behaviour-in-dogs/

こ のWebアンケートを始めるには、下記のURLを クリックしていただくか、
アドレス全体をご使用のブラウザに入力してください。

https://lincolnpsych.eu.qualtrics.com/SE/?SID=SV_egMqDo0ZP0s3hxH


問 い合わせ先
ご質問などございましたら、下記までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

英国リンカーン大学、ライフサイエンス学科                            
博士課程    菊地三恵
Eメール:09155533@students.lincoln.ac.uk

posted by しっぽの会 at 21:29 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)と「札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015(案)」意見募集にご協力ください!!


pabukomes.jpg

札幌市では11月25日(水)迄、

札幌市で初めての動物愛護条例について

国民の皆さまから広く意見を募集しています。



札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(仮称)の制定について
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/main/aigojorei.html

人と動物が共生できるための動物愛護と福祉に係る大切な条例案です!

当会からの意見案ができましたので、賛同いただけましたら参考にされて(そのままでも)、
ご本人の、ご住所、お名前を記入されてお送りください。

動物たちにとってより良い条例になりますようぜひご協力ください!

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
【意見提出方法】
「ご意見記入用紙」、または、これに準じた様式にご意見を記載の上、
下記の提出先へ持参、郵送、ファックス、電子メールにより提出してください。

持参又は郵送:〒063-0869 札幌市西区八軒9条東5丁目1-31
※直接お持ちいただく場合の受付時間は、平日の8時45分〜17時15分となります。

ファックス:011-736-6137

電子メール:inuneko@city.sapporo.jp 
※電子メールによる場合は、ウイルス感染を避けるため、ファイルの添付はせず、
件名に「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)に対する意見」と記載し、
メールの本文にお名前・ご住所とともに、ご意見を記載し送付してください。

募集期間:平成27年11月25日(水)迄必着
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

以下、当会の意見です☆
※11月13日 追記しました  ※11月24日 追記しました

札幌市動物の愛護及び管理に関する条例・同条例施行規則(案)

件名「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)に対する意見」
名前 認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会
住所 北海道夕張郡長沼町西1線北15番地

1.
<箇所>
全体
<意見>
条例案について意見を募集する場合は、具体的な条例文案があったほうが良かったです。
<理由>
具体的な条例文案が無い状態での意見募集では、正確な解釈ができないため
意見も具体的に正確には出せないからです。

2.
<箇所>
全体
<意見>
条例には、(検討)として
市長は、5年を経過するごとに、社会経済情勢の変化等を勘案し、この条例の施行の状況等について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。 の一文を入れてください。
<理由>
時代に則した実効性のある条例でなければ意味がなく、今後新センターの建設等大きな変化にも対応できるようにしておく必要があります。

3.
<箇所>
全体
<意見>
条例には以下の条文のような(実験動物の飼養又は保管の届出)を新設して下さい。
実験動物を飼養し、又は保管しようとする者は、施設ごとに、あらかじめ、その旨を市長に届け出なければならない。
<理由>
実験動物の取扱いはいわゆるペットとは異なる管理や専門的知識が必要ですが、現状では施設の実態把握すらできていない状況です。

兵庫県ではすでに条例化されており、動愛法も改正され動物愛護意識の高まる現在、実験動物を無視することはできません。
動物たちの恩恵を受けている市民には知る権利があり、実験動物施設は透明性を確保し実態を公開していく必要があります。

4.
<箇所>
野犬掃討条例の踏襲について
<意見>
新条例に踏襲する場合は、「野犬掃討」「畜犬が不用になった」「自ら処理」の言葉を
「野犬の保護」「飼育できなくなった」「自ら新しい飼い主を探す」と言い換えてください。
<理由>
現在の札幌には野犬はほぼ生息していませんし、畜犬が不用、犬を処理するなどという表現は「動物の愛護及び管理に関する条例」には不適切と考えます。

5.
<箇所>
2ページ ※印
<意見>
多頭飼養の崩壊 … 繁殖や譲渡等により飼養する動物の数が増え
→繁殖や譲受等により の誤りではないでしょうか。
<理由>
繁殖では増えますが、譲渡では減ると思います。

6.
<箇所>
4ページ (1)行政(市)の責務
「人と動物が共生する社会」の実現のためには、行政(市)を中心として、市民
及び動物関係団体等が一体となって
<意見>
行政(市)を中心として、市民、動物取扱業者及び動物関係団体等が一体となって
に変更してください。
<理由>
前段で 行政(市)、市民、動物取扱業者及び動物関係団体等の責務を明確化します。
とあるのに、動物取扱業者がここで抜けるのはおかしいです。
動物愛護管理の取組の推進は、動物取扱業者こそしていくべきです。
7.
<箇所>
4ページ  (1) ア (ァ)の事業者 と イ の動物取扱業者
<意見>
特に意味が無ければ、冒頭言葉の定義に出てくる「動物取扱業者」に、単語は揃えたほうがいいのではないでしょうか。
<理由>
違う単語であることで、そこに何か意図があるのかと思ってしまいます。

8.
<箇所>
5ページ  (3)動物取扱業者の責務
動物の販売等の業を行う事業者は、直接市民と関わる者であり、動物愛護管理の
普及啓発に重要な役割を果たすとともに、動物を飼養する良い見本となる必要があり
ます。 このことから、新条例に基づき、新たに動物取扱業者に次のことを努力義務として課すこととします。
<意見>
次のように変更してください。
動物取扱業者は、直接市民と関わりがあり、動物愛護管理の普及啓発に重要な役割を果たすとともに、動物を飼養する良い見本となる必要があります。 このことから、新条例に基づき、新たに動物取扱業者に次のことを義務として課すこととします。
<理由>
繁殖販売、展示、保管、訓練等や二種取扱業、どれも市民と関わりがありますし、後半の「良い見本となる必要がある」と言う文章から、問題のある動物園を抱える本市の現状を意識し、展示を含めた全ての動物取扱業者に動物愛護福祉(特に健康と安全の保持)の向上や、自主的取り組みを実施させる必要があります。取組みの1つとして動物愛護管理に関する普及啓発等や取扱動物の福祉の向上(健康と安全の保持)のために、札幌市で、年に2回程度講習会を実施、受講を義務付けるべきです。

9.
<箇所>
5ページ (5)その他 行政(市)、市民及び動物関係団体は
<意見>
市民及び動物関係団体は を 動物の飼い主及び動物関係団体は に変更してください。
<理由>
飼い主は、自身の所有動物について責任を持って救護と、迷惑防止に努める必要があります。市民と言う表現では、動物を飼っていない市民も救助の努力義務を負うことになり、それよりもまずは飼い主の全てに救護の努力義務を課すべきです。
個々の飼い主としての義務を負わない者にまで救護等の義務を負わせることとなると、負うべき救護等の義務の程度が弱まってしまう可能性があります。

10.
<箇所>
6ページ (1)  ア エ オ共通   動物の種類、性質等に応じた
<意見>
動物の種類、発育状況、性質等に応じた に変更する。
<理由>
動物の種類、性質と同様に発育状況も考慮することが必要です。

11.
<箇所>
6ページ (1) イ 動物の健康状態に常に留意し、必要に応じて獣医師による治療等の措置を講ずること。
<意見>
イ 動物の健康状態に常に留意し、必要に応じて獣医師による予防医療、治療等の措置を講ずること。  に変更する。
<理由>
多くの飼育動物について、予防できる疾病等があり、公衆衛生の観点からも予防できるものは予防すべきです。道条例の強化。

12.
<箇所>
6ページ (1) ウ 幼齢期の社会化の促進のため、犬及び猫については生後8週間の間は親子を共に飼養するよう努めること。
<意見>
ウ 幼齢期の社会化の促進のため、犬及び猫については飼い主のもとで、生後8週間の間は親子を共に飼養するよう努めること。  に変更する。
<理由>
親兄弟と一緒に、人間と良い関わりを持ちながら社会化期を過ごすことが幼齢の犬猫にとってはベストであり、伴侶動物として生涯適切な性質を保ちやすいため。

13.
<箇所>
7ページ (2) ウ係留の強化
<意見>
条例に出てくるすべての「係留」について、大阪府動物の愛護及び管理に関する条例第4条を参考にし、おり、又は囲い等の障壁の中で飼養するときは含まない表現としてください。
第四条 犬の飼養者は、その飼養する犬(以下「飼い犬」という。)を、人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれのない方法で、常に係留しておかなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
一 飼い犬をおりに入れて飼養し、又は囲い等の障壁の中で飼養するとき。
<理由>
係留の定義が示されてはいますが、係留の本来の言葉の意味は、繋いでおくことのみを指しますから、「檻や囲いに収容する」ことを含まない表現としたほうが正確です。
単に「係留されています」と言った時に、繋がれているのか、檻に入っているのか不明な事態は避けるべきと思います。

14.
<箇所>
7ページ (2) エ 特定犬を飼養する者の義務
<意見>
「北海道動物の愛護及び管理に関する条例」第7条3号 飼い主の制御に従うように、必要なしつけ及び訓練をすること。を強化し、新たに(エ)として、不測の事態にも確実に指示に従うよう、その犬の能力に応じた十分な運動や訓練を行い、所有者との信頼関係を築き、犬の能力を高めておくこと。
を追記してください。
<理由>
咬傷事故等の原因は、飼養者の不適切な飼育による部分が大きく、その犬に合った適切な飼育管理がおろそかにされている事例が多くあります。(ア)(イ)のような、逃げないように出ないようにする管理のほかにも、日常的に犬にストレスをためさせない適切な管理が不可欠です。適切に運動や訓練が行われていれば、逃げる、噛み付くなどの問題を減らすことができます。

15.
<箇所>
7ページ (2) エ 特定犬
<意見>
特定犬は、示されている8犬種以外でも、その雑種や、体高体重、飼養状況により「市長が指定する犬」の「指定」を積極的に活用することを求めます。
<理由>
人や動物に危害を加えた場合の大きな犬、とくに闘犬種やガードドッグの被害の大きさは、通常の愛玩目的の小型犬とは大きく異なることから、大きな犬を飼うことの責任の重さを十分に認識し、常に気を引き締めて飼養すべきです。
安易に飼われる大型犬自身も不幸な結果になっている現実もあり、8犬種以外の飼養者にも飼い主責任を十分に認識させることが必要です。市長の指定を積極的に活用することにより特定犬の雑種や犬種では当てはまらない大型犬などに柔軟に対応できると思います。

16.
<箇所>
8ページ 3. 飼い主のいない猫に餌を与える者の遵守事項の追加
<意見>
飼い主のいない猫に餌を与える者の遵守事項の追加とともに
飼い主のいない猫対策や人と猫との快適な共生のための取組といった事項を追加し、札幌市と市民、動物関係団体等が協働して飼い主のいない猫と共生し問題解決する旨の一文を挿入してください。
<理由>
北海道や札幌市における、飼い主のいない猫の生息数や被害の状況などは、気候の問題もあり、本州のそれと比べるとさほど深刻ではなく、完全に自生し世代交代を繰り返すような猫は少ないと思われます。地域猫の発案者の黒澤泰氏も「街で猫を見なかった」と驚いておられました。逆に言うと、道内の飼い主のいない猫は、より人の手がかけられているところ(越冬できる環境)に生息していると考えるべきですから、現時点では飼い主規制と飼い主のいない猫に餌を与える者の努力義務を課すことで、新規の飼い主のいない猫を増やさないところに注力することに賛成です。しかし、今後、気候の温暖化や単身の高齢者が増えたりといったライフスタイルの変化により、本州の猫問題の規模に近づいていくとも予想されるため、今後の方針を明確にするためにも札幌市が主体となり問題解決を図っていくことを明記しておくべきです。

17.
<箇所>
8ページ
(3)猫の飼い主の遵守事項で新たに追加するもの
ア 猫を屋外に出す場合には、首輪、名札、マイクロチップ等により、自己の所有を明らかにするための措置を講じること。
<意見>
猫の飼い主は、首輪、名札、マイクロチップ等により、自己の所有を明らかにするための措置を講じ、散歩で外に出す際はハーネス等で逃げないようにし、室内飼育に努めること に変更する。
<理由>
室内飼育を推進することで、札幌市に迷子で収容される猫を減らすことが出来るし、交通事故等で路上死する猫も減らすことが出来るから。道条例の強化。

18.
<箇所>
8ページ 飼い主のいない猫に餌を与える者の遵守事項
飼い主のいない猫に無責任に繰り返し餌を与えることにより、地域に猫が住み着き、ふん尿被害など、様々な問題が発生しております。
<意見>
猫は愛護動物で、動物愛護管理法で虐待や遺棄が禁止されています。しかし、飼い主のいない猫に無責任に繰り返し餌を与えることにより、地域に猫が住み着き、行き場のない子猫が産まれたり、ふん尿被害など、様々な問題が発生しております。に変更する。
<理由>
動物愛護管理法の基本原則に、「すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。」
猫を嫌っている人にも、猫は愛護動物であることを理解してもらうためにも文頭に「猫は愛護動物で、動物愛護管理法で虐待や遺棄が禁止されています。」を加え、また餌やりによって繁殖能力を高めた猫が子を産むことで行き場のない命がさらに増えてしまうので、「行き場のない子猫が産まれたり」を加えてください。

19.
<箇所>
8ページ 飼い主のいない猫に餌を与える者の遵守事項
イ 近隣住民など、猫の飼養の影響が及ぶ者に対し
<意見>
イ 近隣住民など、猫への餌やりの影響が及ぶ者に対し に変更してください。
<理由>
猫の飼養の影響が及ぶ と言う表現では、飼養している=飼い主 となるので
矛盾が生じます。

20.
<箇所>
9ページ ※新条例等で規定する飼い主の遵守事項一覧
ふん、毛又は羽毛等を適正に処理し、飼養施設等の汚染を防止すること
<意見>
ふん尿 に変更してください
<理由>
尿も汚染原因です。道条例の強化。

21.
<箇所>
9ページ ※新条例等で規定する飼い主の遵守事項一覧
動物が逸走した場合には、捜索し、収容するよう努めること
<意見>
動物が逸走した場合には、ただちに関係機関に連絡、捜索し、収容するよう努めること に変更してください。
<理由>
逸走後、そのうち戻ってくるだろうとすぐに探さない場合が散見されるので。

22.
<箇所>
9ページ 犬は原則として係留すること  ※ 係留が不要な場合
B 曲芸、展覧会等の催しを行う目的のために
<意見>
曲芸 を 競技会、デモンストレーション等に変更してください。
<理由>
時代にそぐわないので。

23.
<箇所>
10ページ 新条例等での規定 現行との比較
※係留の方法等の遵守事項について
A柵、塀等で敷地を囲うことにより犬を係留する場合であって、
<意見>
犬を係留する を 犬を収容する場合に変更してください。
<理由>
言葉の意味として、係留には「繋ぐ」意味合いにしか取れないので区別して欲しい。

24.
<箇所>
10ページ 新条例等での規定 現行との比較
特定犬の飼い主は、飼い主以外の者に対し注意を喚起させる標識を掲示すること
<意見>
注意を喚起させる標識(シールなど)は、市で配布するよう手配してください。
<理由>
統一し、市で周知し、注意喚起するのが望ましいので。

25.
<箇所>
10ページ B猫の飼い主の遵守事項
猫を屋外に出す場合は、みだりに繁殖することを防止するため、避妊・去勢手術等を行うよう努めること
<意見>
猫の所有者は、みだりに繁殖することを防止するため、避妊・去勢手術等を行うよう努めること に変更してください。
<理由>
すでに動物愛護管理法第37条1項で、みだりに繁殖してこれに適正な飼養を受ける機会を与えることが困難となるようなおそれがあると認める場合に繁殖制限の努力義務がありますが、特別な理由なく繁殖制限措置をせずに猫を飼う事自体がこの場合の適用となります。環境省の告示「家庭動物等の仕様及び保管に関する基準」第5,3などでも明示されているように猫を屋外に出す場合の繁殖制限措置の義務化は必須です。
屋内外、出す出さないを問わず、所有者のいる猫について、基本的には避妊去勢をして飼うことをもっと推進すべきです。

26.
<箇所>
10ページ B猫の飼い主の遵守事項
猫を屋外に出す場合は、首輪、名札、マイクロチップ等により、自己の所有を明らかにするための措置を講じること
<意見>
猫を屋外に出す場合は、首輪、名札、マイクロチップ等により、自己の所有を明らかにするための措置を講じ、みだりに繁殖することを防止するため、避妊・去勢手術等を行うこと  に変更してください。
<理由>
室内飼育を努力義務としているにもかかわらず、あえて屋外に出す場合は、室内飼育よりもより厳格な義務を課す必要がありますので、前述の事項と合わせて遵守させるべきです。屋内外、飼い主がいるいないにかかわらず、不妊措置が行われていない猫の自由な交配が、全ての猫問題の大きな根本原因であることをもっと重く考えるべきです。所有明示についても、既に環境省の告示「動物が自己の所有に係るものであることを明らかにするための措置について」が定められていますので,この規定を前提としたものとすることを検討されてはどうかと思います。
ペットを含めた外来種の繁殖制限については、動物が野外で増えすぎて経済的な被害が出たり、生態系に影響を及ぼすような事態になってからの対策ではすでに遅く、行政の施策はいつも後手に回っていることを反省し、猫の被害が拡大するのを見過ごしているのではなく、他の自治体のように餌やり禁止条文を考えなくてはいけないような事態になる前に、先手の規制で対応してください。

27.
<箇所>
10ページ C特定動物の飼い主の遵守事項
特定動物の種類、数、習性等に応じて適正に飼養すること
<意見>
特定動物の種類、数、習性等に応じて適正に終生飼養し、近隣住民に飼養の事実を周知すること に変更してください。
<理由>
特定動物であっても、飼い主には終生飼養する責務があります。また、近隣で特定動物を飼養していることを把握しておくことは、非常の事態に備えて必要ですし、住民には知る権利があります。逸走時の捕獲方法や災害時の対処方法等は所有者のみならず、近隣の住民にもあらかじめ示しておくべきです。逸走してからの周知では遅く、標識のみでは不十分です。

28.
<箇所>
11ページ  (1)多頭飼養の届出義務の追加
@ なお、動物取扱業者、市、大学、製薬会社等は届出の対象外
<意見>
なお、動物取扱業者は届出の対象外 に変更してください。
<理由>
動物取扱業者は、別規定で頭数の届出を行っているので対象外で良いですが、市、大学、製薬会社等を対象外とする根拠が不明です。根拠があれば、お示し願います。
根拠が無ければ犬猫10頭以上飼養している者は、もれなく対象としてください。多頭飼育の崩壊予防以外にも、災害時など非常の事態に行政が把握しておくべき必要な情報です。

29.
<箇所>
13ページ イ 収容した猫の返還手数料
市民に保護された猫については拾得者の依頼により動物管理センターが引き取り、
収容する場合がありますが、これらの猫を飼い主に返還する場合にあっては、受益者
負担の観点から当該猫の引取り・収容に要した費用を飼い主に負担していただきます
<意見>
猫の返還手数料については、安価に設定すべきです。
犬の返還手数料7,200円は、全国的に見ても高すぎるので値下げしてください。
<理由>
猫は返還率が低く、ほとんど迎えに来ないので手数料が高ければなおの事、放置する市民が増える懸念があります。返還手数料以前に、飼い主責任の醸成が必要です。
犬の返還手数料は、北海道や近隣都市と比べて高すぎるので同じくらいに設定してください。

30.
<箇所>
13ページ 
(2)罰則を強化し、「20万円以下の罰金」が適用となる場合
ウ 曲芸、展覧会、協議会
<意見>
ウ競技会、展覧会、デモンストレーション等 と変更してください。
<理由>
協議会は誤字でしょうか。曲芸は時代にそぐわないので。


※「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例」が適切に運用する意味においても、札幌市に動物愛護センター建設の要望も合わせ意見提出させていただきます。
2013年の動物愛護管理法の改正により、飼い主が動物を適正に飼養することや自治体の役割が法律により明文化されました。
全国的には平成25年より、環境省でも『人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト』が発足し、犬や猫などのペットにもできる限り生存の機会を与え、優しさと思いやりを育む国づくりを推進しています。

しかし、現在の札幌市の施設は、業務の管理運営、犬の捕獲、動物の飼育に関する苦情対応等が業務の八軒本所と犬猫の返還、譲渡、火葬、殺処分を行う業務の福移支所と業務が2か所に分散されています。そのため、施設の機能や作業効率、マンパワーでもロスが多く、また、犬猫の殺処分を減らし、譲渡、返還を進めるには、市民が足を運びやすく利便性の良い施設が求められますが、福移支所は、札幌市郊外にあり公共交通機関の便も悪く、車がないと足を運びにくい場所にあります。そのうえ、譲渡や教育のための動物と触れ合えるスペースもなく、殺処分が目的だった当時の時代背景が伺える施設です。
来秋施行予定の「(仮)札幌市動物の愛護及び管理の条例」を適切に運用していくためにも、現在の施設では、新たな役割を担うのは無理で、将来展望も持てません。
当会では、札幌市動物愛護センター建設のための署名運動を平成27年2月1日より展開し、5万5千人余りの方々からご賛同いただき、現在、札幌市議会厚生委員会で審議継続されているところです。
札幌市が、人と動物の共生社会推進の司令塔となり、それを強力に推進する施設があれば、
札幌市民の心を豊かで思いやりに満ちたものにでき、お金には換算できない大きな力を札幌市民に与えてくれるはずです。
そして、市民の参加・協力により無限の可能性が生まれる施設となれば、動物を介して人々が交流できる場所となります。
また、ボランティア研修のシステムも持ち合わせる多目的施設となれば、社会貢献できる人材の育成にも繋がります。
札幌市には「人と動物が共生できる社会」の見本となる施設が必要です。
札幌市に動物愛護センターの建設が実現すれば、動物の愛護や福祉が推進されるだけでなく、地域の活性や住民の交流のあり方について、北海道を始め他の自治体の良き手本となるに違いありません。

以上

なお、当会意見(案)は、〆切間際まで熟考し
適宜追記修正等していきますことをご了承ください。




そしてもう一つです☆

札幌市では、今後5年間の中期実施計画として、

「札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015(案)」を

取りまとめ、現在、市民や広く皆さまの意見を募集しています。



札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015
http://www.city.sapporo.jp/chosei/actionplan2015.html#iken

札幌市の、今後5年間の中期実施計画には、人と動物が共生できるプランがありません!

意見は、札幌市の重要な部署である市長政策室政策企画部政策調整課に直接届き、
計画策定の参考にしていただけますので、
ぜひ一人でも多くの方に意見を送っていただけたら幸いです

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【ご意見の提出方法】

郵送、持参、ファクス、Eメール、またはご意見募集フォームで応募してください。

提出方法
提出先 郵送・持参
〒060-8611
札幌市中央区北1条西2丁目札幌市役所10階
市長政策室政策企画部政策調整課

※直接お持ちいただく場合の受付時間は、平日の8時45分から午後5時15分までです。

ファクス:011-218-5109
Eメール:chosei@city.sapporo.jp
ご意見募集フォーム
https://www.city.sapporo.jp/chosei/3-new-plan/documents/foam.html

募集期間:平成27年11月24日(火)迄必着
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当会の意見に賛同いただけるようでしたら、
ご本人の、お名前とご住所をご記入の上、郵送、FAX、Eメールにてお送りください!

どうかご協力をお願いいたします!!


以下、当会意見(案)です。

「札幌市まちづくり戦略ビジョン」
計画の基本的な考え方
「戦略ビジョン」が目指す2つの都市像に「北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち」、
「互いに手を携え、心豊かにつながる共生のまち」が掲げられていますが、ドイツやアメリカ、イギリス等の先進国では動物の愛護と福祉が進んでいます。

今年7月25日、札幌市円山動物園で高齢のマレーグマのウッチーが若いオスのマレーグマに襲われる状況におかれ死亡しました。その死因が、管理者の判断ミスの積み重ねによるものであったことは、動物園の適正飼育と管理体制に疑問を感じざるを得ませんでした。同園に、市民や多くの人が望んだことは、繁殖させたり、新たな動物を飼育することよりも、現在いる1頭1頭の動物たちの命と向き合い、丁寧な飼育を心がけ、心から大切にし、愛情を注ぎ、各々のQOLを上げていくことでした。そうした職員の方の姿を垣間見れたり、それを同園の方針とするならば、命と向き合い、命を尊び大切にする、子どもから大人まで命の教育の場となりえると思います。

札幌市円山動物園の件で明らかになったように、札幌市には動物への優しさや思いやり、配慮に欠けているように思います。言葉を持たない動物にも優しい社会は、高齢者やハンデを持った人たち、子どもにも優しい社会となります。青少年の暴力や残忍な犯罪が明るみになると、必ずと言っていいほど、その陰で動物が殺され犠牲になっています。そのことからも、他者への優しさと思いやりのある社会にするには、自分とは異なる種類、存在である小さな命を大切にする文化が必要です。
人々の暮らしに欠くことの出来ない動物たち。北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち」、「互いに手を携え、心豊かにつながる共生のまち」の実現には、動物との共生から見える未来を考えることも重要なのではないでしょうか。

近年、私たちの生活環境は大きく様変わりし、人々の価値観もモノの豊かさから心の豊かさへと変化してきました。少子高齢化、人口減少が問題となり核族化が進んでいる現代、人間関係も希薄になって来て、コミュニティにおける近隣同士の関係もなくなりつつあります。そのような現代社会では、犬猫などのペットに心の癒しや安らぎを求める人も多く、今やペットの数は15歳未満の子どもの数を大きく上回っており、愛玩動物に対するニーズや位置づけは益々高まってきています。

そこで、第2章の「計画体系」暮らしコミュニティに、人と動物の関わり合い、共生についての意見を提出いたします。


1-@市民の孤立を防ぐ支え合いの環境づくり
さらなる老齢人口の増加に伴い、孤立する高齢者も多くなりますが、今後、死亡や入院、施設入居により、高齢で動物の適正飼養が出来ない人が増加することが予想され、事実、札幌市動物管理センターには、高齢者によるペットの放棄も多くなっています。
しかし、動物との関わり合いは孤独になりがちな高齢者や生活弱者にとって、癒され、孤独を和らげ、素直な気持ちを表すことの出来る大切な存在です。
高齢者が、知識習得者による動物介在療法や動物介在教育など、適性のあるモデル犬猫を介した心のリハビリやコミュニケーションを図る場が必要と考えます。


1-B災害に備えた地域防災体制づくり
東日本大震災では、被災地域の住民のみならずペット等の動物も大きな被害を受け、 震災後も放置されたペットや家畜が繁殖したり、餓死するなど動物福祉や公衆衛生上の問題も多発しています。194万人を抱える政令指定都市である札幌市も、大災害時における市民とペットの避難場所となる広さのある施設や敷地は必要不可欠です。
災害時のペットの救護、周囲への迷惑防止等に配慮するためにも、仮設住宅等が必要になることを想定すると、十分に広さのある敷地は必要で、立地条件等を含む場所の選定及び設備を併せ持った施設や体制づくりが必須と考えます。


2-@ 地域で共生する環境づくり
農業や畜産も盛んな北海道は、昔から人々の暮らしの中に動物が暮らしていました。地域で共生する環境づくりには、動物の存在も欠かすことは出来ません。しかし。都市化が進んだ札幌市においては、住宅が密集し、動物との関わり方も変化してきました。
猫は動物愛護管理法で愛護動物ですが、庭や畑が荒らされるとか糞尿をされたとか、人々に寛容さや弱者に対する思いやりがなくなってきています。
しかし、野良猫を駆除したために、ねずみによる被害が発生した地域もあり、地域で共生するには動物たちも必要不可欠な存在です。
野良猫問題が地域問題にもなっている昨今、野良猫に餌を与えるだけで繁殖措置を講じなければ、地域の問題は解決しませんし、更なる不幸な猫たちが増えてしまします。
現在、個人や保護団体が、野良猫を捕まえて不妊手術を行い、生息していた地域にリリースしたり、飼い主探しを行っていますが、個人や保護団体の善意の負担は、経済的にも体力的にも今後継続できるか不安です。
札幌市動物管理センターに寄せられる苦情の多くは野良猫に関するものです。こうしたことからも、札幌市は、野良猫の問題は地域の環境問題と捉え、市が中心となって、不妊手術や飼い主への適正飼養の啓発を行っていくべきです。
横浜市、相模原市、新潟市、静岡市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、岡山市等の多くの政令指定都市が、野良猫の不妊手術の助成金を補助し、広島市、北九州市、福岡市、熊本市でも獣医師会等と協力しながら不妊手術を推し進めています。政令指定都市の中では、札幌市と浜松市のみが助成金を補助する等の施策を行っていません。
ぜひ札幌市でも、野良猫の不妊手術代を補てんする補助金制度を導入してくださるようお願いいたします。


2-A 子ども・若者を社会全体で育成・支援する環境づくり
また、核家族、少子化の現代では、子どもたちが命の尊さや大切さを学ぶ機会も少なくなり、命に対する認識が薄い青少年の犯罪も多発しています。身近な動物である犬や猫の現状、とりわけ札幌市動物管理センターに収容された動物たちの現状を知ることは、子どもたちの道徳観や人格的な成長を促し、「命を大切する心」、「弱者に対する思いやり」、「命に対する倫理観」、「最後まで面倒を看る責任感や根気強さ」、「公共の利害にも深く関わる行動規範」等、教育の現場だけでは伝えきれない、人としてあるべき姿を体感できる道徳教育の機会と考えます。
子どもたちが、遠足や課外学習などでも利用できる、学習室も併せ持った教育の場が必要と思います。 

上記のように、【市民の孤立を防ぐ支え合いの環境づくり・災害に備えた地域防災体制づくり・地域で共生する環境づくり・子でも・若者を社会全体で育成・支援する環境づくり】に、動物との共生は欠くことは出来ません。
平成25年9月1日、改正された動物愛護管理法が施行され、環境省でも『人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト』が発足し、犬や猫などのペットにもできる限り生存の機会を与え、優しさと思いやりを育む国づくりを推進しています。
そして札幌市においても、2014年11月28日、札幌市動物愛護管理行政のあり方について上田前札幌市長への提言書の手交式を終え、2015年5月28日には、今後の札幌市の動物愛護管理行政における基本的な考え方や取組の方向性を示す『札幌市動物愛護管理基本構想』が公表され、現在「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)に対する意見」の募集も行われているところです。
条例を適切に運用していくにはハード面での施設も必要です。
当会では、札幌市動物愛護センター建設のための署名運動を平成27年2月1日より展開し、5万5千人を超える方々からご賛同いただきました。現在、札幌市議会厚生委員会で審議継続されているところです。
札幌市に、人と動物の共生社会推進の司令塔となり、それを強力に推進する施設があれば、札幌市民の心を豊かで思いやりに満ちたものにでき、お金には換算できない大きな力を札幌市民に与えてくれるはずです。そして、市民の参加・協力により無限の可能性が生まれる施設となれば、動物を介して人々が交流できる場所となります。また、ボランティア研修のシステムも持ち合わせる多目的施設となれば、社会貢献できる人材の育成にも繋がると考えます。
国際都市札幌をうたうのであれば、動物愛護や福祉も世界水準にすることは大切です。札幌市の倫理の成熟度を示すバロメーターになる施設が動物愛護センターになることは言うまでもありません。
横浜市の動物愛護センターはドイツの動物保護シェルターのティアハイムをモデルにしていますし、新潟市は、平成23年10月、官民運営の食育や花育をメインに行っている施設「いくとぴあ」が建てられ、平成25年5月には、こども創造センターという児童乳幼児の育成・娯楽施設と共に、横に新潟市動物愛護センターおよび動物ふれあいセンターが併設されました。お年寄りから乳幼児まで多く来場され、平成26年度は新潟市の人口の2倍近くの155万人の来場者があったそうです。動物愛護センターの方によりますと、やはり単独で愛護施設を設けるよりも他の施設があることで、自然と動物ふれあいセンターの方にもお子さんや家族の足が向き、命の教育や啓発活動、動物の譲渡のきっかけになっているとの話でしたので、食や植物、動物を通して様々な立場の人々が集う、場所のスケールメリットを活かした愛護センターの設け方も札幌市にとっては一考の余地があるかもしれません。札幌市には、動物や植物等の生物を通した市民が交流できる、気軽に立ち寄ることのできる参加型の施設が必要と考えます。
様々な命に優しい街は、観光や教育でも札幌市のイメージアップにもつながるのではないでしょうか。

横浜市動物愛護センター
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/genre/douai/about/overview.html
新潟いくとぴあ
http://www.ikutopia.com/


ご協力何卒よろしくお願いいたします!!


posted by しっぽの会 at 20:15 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生徒の皆さまから、ワサワサをいただきました!(^^)!


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室蘭養護学校小学部5年2組の生徒さんより、温かいメッセージとがワサワサが届きました

ワサワサとは、細く割いて猫のトイレに使用している新聞紙が、
ワサワサっとした感じなので、当会でそう呼んでいます

ワサワサの作り方☆
http://shippo-days.seesaa.net/article/409141035.html

学習の一貫としてワサワサ作りを取り入れてくださっているそうです(*^_^*)





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子猫たちにもワサワサ





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成猫のもワサワサ

毎日消耗するものなので、とても助かります🎵

大切に使わせていただきますね。

室蘭養護学校さま、生徒の皆さま、本当にありがとうございました



タグ:ワサワサ
posted by しっぽの会 at 19:25 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月13日

倶知安保健所収容の骨折したミックス犬


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昨日から、倶知安保健所で飼い主を募集しているミックス犬のオスは、
10月29日早朝、仁木町の道路で倒れていたところを警察に保護されました。

一旦、最寄りの余市保健所に運ばれ、
管内の倶知安保健所の職員の方が迎えに行かれましたが、
立ち上がることも出来ず、かなり衰弱した容態でした。

これまで、仁木町で迷子の公示をしていましたが、
飼い主の迎えはなく、おそらく捨てられたのだと思います・・・。

両足を骨折しているとのことでしたが、
右後足が骨折していて、曲がってブラっとしている状態のこと・・・
左足は足先がかすり傷のような怪我を負っているとのことでした。

これが小型犬なら完全に命を落としていたに違いありません。

収容当初は、自分から食餌を取ることは出来ず、
口に運んでやると少し缶詰を食べる程度でしたが、現在は食欲も旺盛、
座ることも出来、尻尾も振るそうですから、脊髄損傷の心配はなくなりました!!

長年の汚れから強烈な臭いを放っていますが、
性格は大人しく穏やかで控えめな子で、
吠えることもないので、まだ声を聞いたことがないそうです。

外にずっと繋がれっぱなしで、人との関わりも少なく飼われていたようと推測されますが、
誰にも警戒心を持たず、人を信頼しているのは幸いです。

頭のよい子で、職員さんの顔も覚え甘えるそうです☆

食事中に食器を触っても怒ることもなく、温厚な性格であることから
最初は一般譲渡はされない予定とのことで、当会に連絡をくださいましたが、
飼い主を募集をしていただけることになりました!

早急に骨折の治療をしていただけるご理解ある方との出会いを待っています!

年齢もそう若くはありませんが、どうかこの先、幸せな生活が送れますよう、
お迎え入れや、情報の拡散、シェアをお願いいたします!!

期限は、11月18日(水)迄です!

連絡先
後志総合振興局環境生活課
電話:0136-23-1354
http://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/animal/atarasiikainusisagasi.htm



posted by しっぽの会 at 15:01 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アニーとボランティアさんの日向ぼっこ♪

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今年の2月に当会にやって来たアニー。

飼い主に一緒に飼われていたパグ犬と放棄され
長い間、札幌市動物管理センターに収容されていましたが
12歳と高齢で重度の歯槽膿漏と歯肉炎があり、
ヨダレと口臭も酷く 新しい出会いはありませんでした。。

それでもアニーは人が大大大好きで
人と一緒にいると一番安心できるようです・・❤

11月に入り 当会がある長沼町もめっきり寒くなりましたが
晴れていれば日中は日向ぼっこが出来るくらい暖かです☀



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ポカポカして眠くなってきちゃったのかな?(^^;)

この日、アニーはボランティアさんに
ずーっと抱っこしてもらい、とても満足そうでした🎶

ボランティアさんは、
早くアニーにも温かな家族ができることを願っています✨

人もワンコも大好きでお利口なアニー🎵

優しい家族ができるように
これからの寒い季節も頑張ろうね!

みなさん、ぜひ アニーに会いに来てくださいね★




タグ: 里親
posted by しっぽの会 at 11:55 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第20回石狩はまなす館チャリティコンサートに参加します☆


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<画面クリックで大きな画像>

11月14日(土)、熊谷病院石狩はまなす館チャリティでコンサートが開催されます

主催は、医療法人悠気会 熊谷病院で、いつも当会をご支援くださっていますm(__)m

会場入口では、当会の2016カレンダーやグッズ販売、
札幌市動物愛護センター建設のための署名運動も実施させていただけることとなりました





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一昨年のチャリティコンサートの様子です。

今年は特別出演に白石Little OBバンド〜Sson〜さま、
石狩混声合唱団コル・ソナーレさま他、多数ご出演されます

<詳細は以下となっています>
日 時:平成27年11月14日(土)
開 場:13:00 開演:13:30
場 所:医療法人悠気会 熊谷病院 多目的ホール
住 所:石狩市花川南7条5丁目5番地
電 話:0133-73-5201
主 催:医療法人悠気会 熊谷病院
協賛券:700円(小学生以下無料)

グッズ販売は12:30からです

ご近所の方、興味のある方は、ぜひいらしてください

お待ちしています☆



posted by しっぽの会 at 10:51 | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月12日

11月12日の札幌市動物管理センター福移支所は


今日の札幌市動物管理センター福移支所には、犬2頭と成猫33頭、子猫5頭が収容されていました。

11月になってから、子猫の収容が減っています。
また、迷子や譲渡対象の犬はいませんが、譲渡まで時間が必要な犬が2頭、
たくさんの成猫たちが出会いを待っています。

今日は、放棄されたキャバリアと、
91番のキジトラと158番の茶系の成猫が貰われて行きました!

今週の土曜日、11月14日(土)は、札幌市動物管理センター土曜開庁です。
休日の犬猫飼い主さがし事業では、
動物管理センターに収容されている犬猫を譲り受けることが可能です。

日時
平成27年11月14日(土) 10時00分〜12時00分

場所
動物管理センター福移支所(札幌市北区篠路町福移156番地)

【犬猫を譲り受ける際に必要なもの】
・住所、氏名が確認できる身分証明書
・犬猫を連れて帰るためのケージ等
札幌市・内にお住まいの方が、犬を譲り受ける場合は、登録手数料3,200円

成猫が多く、皆、出会いを待っています。
去勢手術をしたことで性格が穏やかになり、好転した子が多くいます。

ぜひ成猫にも目を向けていただけたら幸いです☆



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収容犬110401、飼い主に放棄された年齢不詳のチワワのオス。

目がきれいなのでまだ若そうです。

体型が分からないほど太めですが、散歩は大好きなようです。

先週は怯えていましたが慣れてきて少し強気になっているようです。
気にくわないと噛もうとするため、譲渡にはもう少し時間がかかりそうです。





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収容犬073001、11歳のミックス犬のオスのアラシは咬むからと放棄されました。

職員さんとのお散歩を通じて、人とコミュニケーションが取れるようになってきたアラシ。

まだ注意が必要なので、譲渡対象日は未定です。





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収容猫F181、11月9日保護された手稲区富丘1条6丁目の黒茶のメス。

収容期限は11月13日(金)です。





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収容猫F69、推定5〜8歳の白黒のオス。

少し怖がりでしたが、だいぶ慣れてきたようです!





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収容猫F90、推定8〜10歳のキジトラのオス。

まだ怖がりですが、緊張も少しずつ取れてきました。





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収容猫F140、推定3〜5歳の黒猫のメス。

側に来るようになったので、少し慣れてきたようです。




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収容猫F164、推定3〜5歳の茶白のオス。
環境に慣れにはもう少し時間がかかりそうです。





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収容猫F165、推定3〜5歳の黒茶のメス。

人に慣れていますが気分屋さんだそうで、それもまた魅力的です。





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収容猫F167、推定3〜5歳の白黒のオス。

ニャーニャー寄って来る、人慣れしたかわいい子です。





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収容猫F171、推定3〜5歳の白黒のオス。

慣れない環境に戸惑っていました。





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収容猫F172、推定5〜7歳の白黒のオス。

排水管に挟まっていたところを救助されたそうです。
九死に一生を得ましたが、慣れない環境に戸惑っていました。





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収容猫F174、推定3〜5歳の黒猫のオス。

収容猫F176、推定3〜5歳の灰黒の去勢オス。

2頭は、慣れない環境に少し戸惑っていますが、人には慣れています。
2頭は仲良しでいつも一緒だそうです。





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収容猫F175、推定3〜5歳の灰黒のメス。

慣れない環境に少し戸惑っていました。




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収容猫F179、推定3〜5歳の灰黒の去勢オス。

大きな身体で人に慣れたかわいい子です。




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収容猫F031701、推定5歳前後の白黒茶の去勢オス。

もともとは飼い主のいない猫で、近所の方に餌をもらっていました。

随分と慣れてきて可愛くなってきました。





≪以下の猫たちは、警戒心が強く人慣れしていない子たちです。
殆どが、飼い主のいない猫(野良猫)と思われますが、皆、毎日を必死で生きてきました。
人と生活することで幸せな家族になれますよう、ご協力をお願いいたします。≫


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F8、黒猫の去勢オス





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最近は前に来て挨拶してくれることもあり可愛くなりました!

去勢手術をしてから性格が穏やかになって来たそうです。

去勢手術を受けた猫は発情しなくなるため、
生殖にかかわるストレスから解放され、性的な欲求不満を感じにくくなり、
攻撃性や問題行動が減って穏やかになる子が多いようです。





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F21、キジトラ白の去勢オス

随分慣れてきました。




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F42、灰白のオス

去勢してから、怒ったり攻撃的なところがなくなってきたそうです☆




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F50、キジトラのメス。

人慣れしますように。





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F59 去勢オス

いつもと変わらず大人しく静かに過ごしていました。





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F61 去勢オス

いつも隠れるようにしています。





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F66 避妊メス

人慣れにはもう少しかかりそうです。





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F75 メス

近くによると固くなります。




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F102 オス

なかなか顔を見せてくれません。




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F103、メス

いつも静かです。




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F104 メス(奥)、F107 メス(手前)

仲良しのサビ猫です。




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F117、メス

いつも静かです。





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F118、オス

大きくて貫録がある男らしい猫です。




子猫は5頭収容され、4頭が飼い主さんを募集しています。

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K266、生後3か月齢くらいのオス。

通称:箱入り息子です。怖がりな子です。




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K270 オス(白) 生後4か月齢くらい

人を怖がり威嚇しますが、慣れてくればすぐに仲良くなれそうです。




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K289、K290 メス(灰黒) 生後6か月くらい

まだ怯えていますが威嚇はしません。


寒くなって猫の繁殖期も終わり、子猫の収容は徐々に減ってきました。
外で暮らす飼い主のいない猫たちにとって厳しい季節がやってきます・・・

札幌市では11月25日迄、新しい動物愛護条例について
国民の皆さまから広く意見を募集しています。

今回、飼い主のいない猫について、特定犬について、多頭飼育について
北海道では初めて条例に規定が盛り込まれます。

猫の保護活動をされている方にとっては、大変に影響するものです。
日々の活動の中で感じられている事などありましたら
この機会に是非ご意見をお願いします。
人にも猫にも、住みよい札幌になることを願っています。

また、大型の犬を飼っている方、多頭飼育をされている方にも関連してきます。
模範となる飼い方を実践し、不幸な犬を産み出さない施策にご協力ください!

詳しくは以下からご覧ください。
11/10しっぽレポート
札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)についての当会意見(案)11月25日迄!
http://shippo-days.seesaa.net/article/429377567.html





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釧路保健所に収容されている 飼い主死亡により放棄された3頭の猫。
初回、成猫5頭と子猫1頭が放棄収容されましたが、
自宅にはまだ多数頭の猫が残されているそうです・・・
釧路保健所では、猫風邪が流行っていて、成猫5頭のうち2頭が弱って収容中に死亡しました。
3頭とも猫風邪に罹っており食欲もなく免疫力が低下しています。
昨日11日が収容期限で、期限延長はせずに殺処分される予定でした。
3頭は、飼い主さん以外を知らずに生活してきたため、
人懐こいわけではありませんが、威嚇したり攻撃することはありません。
家族として愛情を注いでくだされば、
きっと普通の家庭猫のような表情を見せてくれると思います。
命の崖ぶちにいる3頭にどうか救いの手を差し伸べていただけませんか。
治療等のケアが必要になりますが、人間に翻弄された罪のない猫たちをご理解の上、
お迎え入れ、情報拡散、シェアしていただけたら幸いです。

釧路総合振興局:0154-43-9155 
釧路保健所:0154-22-1233 
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/jyouhou.htm



posted by しっぽの会 at 21:01 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あんちゃん(旧:ソナタ)が遊びに来てくれました♪


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昨年7月に道東の厚岸町で姉妹犬2匹で保健所に保護され、
はるばる釧路から当会にやって来たあんちゃんは
2ヵ月後の9月に幸せな出会いがあり、めでたく卒業しました✨

卒業から1年が経ち、新しいお家にもだいぶ慣れたかな?💠

毛並みも艶々で、さらに甘えん坊さんになった あんちゃん❤

大好きな飼い主さまと一緒に生活ができて幸せだね★

当会のショップでは来年のカレンダーも購入してくださいましたよ🎵

飼い主さま、この度はご訪問ありがとうございました🎶<(_ _)>

あんちゃん、また遊びに来てね〜☀






タグ: 卒業 里親
posted by しっぽの会 at 16:00 | 卒業わんにゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「札幌市まちづくり戦略ビジョン」にぜひ意見を送ってください!24日(火)迄!


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<画面クリックで大きくなります>

札幌市では、今後5年間の中期実施計画として、
「札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015(案)」を取りまとめ、
現在、市民や広く皆さまの意見を募集しています。

札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015
http://www.city.sapporo.jp/chosei/actionplan2015.html#iken

意見は計画策定の参考にしていただけますので、
ぜひ一人でも多くの方に意見を送っていただけたら幸いです。


≪ご意見の提出方法≫

上記期間内に、郵送、持参、ファクス、Eメール、
またはご意見募集フォームで応募してください。

提出方法
提出先 郵送・持参
〒060-8611
札幌市中央区北1条西2丁目札幌市役所10階
市長政策室政策企画部政策調整課

※直接お持ちいただく場合の受付時間は、
平日の8時45分から午後5時15分までです。

ファクス:011-218-5109
Eメール:chosei@city.sapporo.jp
ご意見募集フォーム
https://www.city.sapporo.jp/chosei/3-new-plan/documents/foam.html

募集期間:平成27 年(2015 年)10 月13 日(火)から
平成27 年(2015 年)11 月24 日(火)まで必着



また、札幌市では、
「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)」についての
意見も11月25日(水)締め切りとなっています!

11/10しっぽレポート
札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)についての当会意見(案)11月25日迄!
http://shippo-days.seesaa.net/article/429377567.html

当会の意見に賛同いただけるようでしたら、
お名前とご住所をご記入の上、郵送、FAX、Eメールにてお送りください!


どちらも、人と動物が共生できる社会には

欠くことの出来ない意見ですので、

どうかご協力をお願いいたします!!






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以下、当会意見(案)です。
身近な動物たちにも配慮した人と共生できるまちづくりを推進していただけますよう
よろしければ、ご参考にしてください。

「札幌市まちづくり戦略ビジョン」
計画の基本的な考え方
「戦略ビジョン」が目指す2つの都市像に「北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち」、
「互いに手を携え、心豊かにつながる共生のまち」が掲げられていますが、ドイツやアメリカ、イギリス等の先進国では動物の愛護と福祉が進んでいます。

今年7月25日、札幌市円山動物園で高齢のマレーグマのウッチーが若いオスのマレーグマに襲われる状況におかれ死亡しました。その死因が、管理者の判断ミスの積み重ねによるものであったことは、動物園の適正飼育と管理体制に疑問を感じざるを得ませんでした。同園に、市民や多くの人が望んだことは、繁殖させたり、新たな動物を飼育することよりも、現在いる1頭1頭の動物たちの命と向き合い、丁寧な飼育を心がけ、心から大切にし、愛情を注ぎ、各々のQOLを上げていくことでした。そうした職員の方の姿を垣間見れたり、それを同園の方針とするならば、命と向き合い、命を尊び大切にする、子どもから大人まで命の教育の場となりえると思います。

札幌市円山動物園の件で明らかになったように、札幌市には動物への優しさや思いやり、配慮に欠けているように思います。言葉を持たない動物にも優しい社会は、高齢者やハンデを持った人たち、子どもにも優しい社会となります。青少年の暴力や残忍な犯罪が明るみになると、必ずと言っていいほど、その陰で動物が殺され犠牲になっています。そのことからも、他者への優しさと思いやりのある社会にするには、自分とは異なる種類、存在である小さな命を大切にする文化が必要です。
人々の暮らしに欠くことの出来ない動物たち。北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち」、「互いに手を携え、心豊かにつながる共生のまち」の実現には、動物との共生から見える未来を考えることも重要なのではないでしょうか。

近年、私たちの生活環境は大きく様変わりし、人々の価値観もモノの豊かさから心の豊かさへと変化してきました。少子高齢化、人口減少が問題となり核族化が進んでいる現代、人間関係も希薄になって来て、コミュニティにおける近隣同士の関係もなくなりつつあります。そのような現代社会では、犬猫などのペットに心の癒しや安らぎを求める人も多く、今やペットの数は15歳未満の子どもの数を大きく上回っており、愛玩動物に対するニーズや位置づけは益々高まってきています。

そこで、第2章の「計画体系」暮らしコミュニティに、人と動物の関わり合い、共生についての意見を提出いたします。


1-@市民の孤立を防ぐ支え合いの環境づくり
さらなる老齢人口の増加に伴い、孤立する高齢者も多くなりますが、今後、死亡や入院、施設入居により、高齢で動物の適正飼養が出来ない人が増加することが予想され、事実、札幌市動物管理センターには、高齢者によるペットの放棄も多くなっています。
しかし、動物との関わり合いは孤独になりがちな高齢者や生活弱者にとって、癒され、孤独を和らげ、素直な気持ちを表すことの出来る大切な存在です。
高齢者が、知識習得者による動物介在療法や動物介在教育など、適性のあるモデル犬猫を介した心のリハビリやコミュニケーションを図る場が必要と考えます。


1-B災害に備えた地域防災体制づくり
東日本大震災では、被災地域の住民のみならずペット等の動物も大きな被害を受け、 震災後も放置されたペットや家畜が繁殖したり、餓死するなど動物福祉や公衆衛生上の問題も多発しています。194万人を抱える政令指定都市である札幌市も、大災害時における市民とペットの避難場所となる広さのある施設や敷地は必要不可欠です。
災害時のペットの救護、周囲への迷惑防止等に配慮するためにも、仮設住宅等が必要になることを想定すると、十分に広さのある敷地は必要で、立地条件等を含む場所の選定及び設備を併せ持った施設や体制づくりが必須と考えます。


2-@ 地域で共生する環境づくり
農業や畜産も盛んな北海道は、昔から人々の暮らしの中に動物が暮らしていました。地域で共生する環境づくりには、動物の存在も欠かすことは出来ません。しかし。都市化が進んだ札幌市においては、住宅が密集し、動物との関わり方も変化してきました。
猫は動物愛護管理法で愛護動物ですが、庭や畑が荒らされるとか糞尿をされたとか、人々に寛容さや弱者に対する思いやりがなくなってきています。
しかし、野良猫を駆除したために、ねずみによる被害が発生した地域もあり、地域で共生するには動物たちも必要不可欠な存在です。
野良猫問題が地域問題にもなっている昨今、野良猫に餌を与えるだけで繁殖措置を講じなければ、地域の問題は解決しませんし、更なる不幸な猫たちが増えてしまします。
現在、個人や保護団体が、野良猫を捕まえて不妊手術を行い、生息していた地域にリリースしたり、飼い主探しを行っていますが、個人や保護団体の善意の負担は、経済的にも体力的にも今後継続できるか不安です。
札幌市動物管理センターに寄せられる苦情の多くは野良猫に関するものです。こうしたことからも、札幌市は、野良猫の問題は地域の環境問題と捉え、市が中心となって、不妊手術や飼い主への適正飼養の啓発を行っていくべきです。
横浜市、相模原市、新潟市、静岡市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、岡山市等の多くの政令指定都市が、野良猫の不妊手術の助成金を補助し、広島市、北九州市、福岡市、熊本市でも獣医師会等と協力しながら不妊手術を推し進めています。政令指定都市の中では、札幌市と浜松市のみが助成金を補助する等の施策を行っていません。
ぜひ札幌市でも、野良猫の不妊手術代を補てんする補助金制度を導入してくださるようお願いいたします。


2-A 子ども・若者を社会全体で育成・支援する環境づくり
また、核家族、少子化の現代では、子どもたちが命の尊さや大切さを学ぶ機会も少なくなり、命に対する認識が薄い青少年の犯罪も多発しています。身近な動物である犬や猫の現状、とりわけ札幌市動物管理センターに収容された動物たちの現状を知ることは、子どもたちの道徳観や人格的な成長を促し、「命を大切する心」、「弱者に対する思いやり」、「命に対する倫理観」、「最後まで面倒を看る責任感や根気強さ」、「公共の利害にも深く関わる行動規範」等、教育の現場だけでは伝えきれない、人としてあるべき姿を体感できる道徳教育の機会と考えます。
子どもたちが、遠足や課外学習などでも利用できる、学習室も併せ持った教育の場が必要と思います。 

上記のように、【市民の孤立を防ぐ支え合いの環境づくり・災害に備えた地域防災体制づくり・地域で共生する環境づくり・子でも・若者を社会全体で育成・支援する環境づくり】に、動物との共生は欠くことは出来ません。
平成25年9月1日、改正された動物愛護管理法が施行され、環境省でも『人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト』が発足し、犬や猫などのペットにもできる限り生存の機会を与え、優しさと思いやりを育む国づくりを推進しています。
そして札幌市においても、2014年11月28日、札幌市動物愛護管理行政のあり方について上田前札幌市長への提言書の手交式を終え、2015年5月28日には、今後の札幌市の動物愛護管理行政における基本的な考え方や取組の方向性を示す『札幌市動物愛護管理基本構想』が公表され、現在「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)に対する意見」の募集も行われているところです。
条例を適切に運用していくにはハード面での施設も必要です。
当会では、札幌市動物愛護センター建設のための署名運動を平成27年2月1日より展開し、5万5千人余りの方々からご賛同いただきました。現在、札幌市議会厚生委員会で審議継続されているところです。
札幌市に、人と動物の共生社会推進の司令塔となり、それを強力に推進する施設があれば、札幌市民の心を豊かで思いやりに満ちたものにでき、お金には換算できない大きな力を札幌市民に与えてくれるはずです。そして、市民の参加・協力により無限の可能性が生まれる施設となれば、動物を介して人々が交流できる場所となります。また、ボランティア研修のシステムも持ち合わせる多目的施設となれば、社会貢献できる人材の育成にも繋がると考えます。
国際都市札幌をうたうのであれば、動物愛護や福祉も世界水準にすることは大切です。札幌市の倫理の成熟度を示すバロメーターになる施設が動物愛護センターになることは言うまでもありません。
横浜市の動物愛護センターはドイツの動物保護シェルターのティアハイムをモデルにしていますし、新潟市は、平成23年10月、官民運営の食育や花育をメインに行っている施設「いくとぴあ」が建てられ、平成25年5月には、こども創造センターという児童乳幼児の育成・娯楽施設と共に、横に新潟市動物愛護センターおよび動物ふれあいセンターが併設されました。お年寄りから乳幼児まで多く来場され、平成26年度は新潟市の人口の2倍近くの155万人の来場者があったそうです。動物愛護センターの方によりますと、やはり単独で愛護施設を設けるよりも他の施設があることで、自然と動物ふれあいセンターの方にもお子さんや家族の足が向き、命の教育や啓発活動、動物の譲渡のきっかけになっているとの話でしたので、食や植物、動物を通して様々な立場の人々が集う、場所のスケールメリットを活かした愛護センターの設け方も札幌市にとっては一考の余地があるかもしれません。札幌市には、動物や植物等の生物を通した市民が交流できる、気軽に立ち寄ることのできる参加型の施設が必要と考えます。
様々な命に優しい街は、観光や教育でも札幌市のイメージアップにもつながるのではないでしょうか。

横浜市動物愛護センター
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/genre/douai/about/overview.html
新潟いくとぴあ
http://www.ikutopia.com/


posted by しっぽの会 at 13:02 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月11日

jazzフェスのご報告です☆

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11月7日(土)、北広島、恵庭、千歳の3市合同jazzフェスが開催され、
当会もグッズ販売で参加させていただきました

目標入場者数200名を超える満員のお客さまで、会場は活気に満ちました




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001.jpg

この度のイベントでは、入場料1,000円の内から50円を当会にご寄付くださり、
開会式の目録授与で、当会のスタッフがご寄付を受け取らせていただきました

ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました<(__)>





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目標入場者数分のご寄付10,000円をいただきました!

保護動物のために大切に使わせていただきます!
本当にありがとうございました!





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2016カレンダー、グッズも販売させていただきました☆

グッズの売上げは22,120円、2,054円の募金もいただきました

配布させていただいた会報をご覧になり、
募集中の犬についての質問をしてくださったお客さまや、
地下歩行空間でのイベントに来場されて当会を知って来てくださった方等、
いろいろな方にお声をかけていただきました





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ジャズライブも盛り上がり、楽しい時間を過ごす事ができました

主催者の皆さま、関係者の皆さま、ご来場くださった皆さま、
大変お世話になりました!

本当にありがとうございました<(__)>



posted by しっぽの会 at 10:31 | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月10日

札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)についての当会意見(案)11月25日迄!


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<画面クリックで大きくなります>

先日お伝えしましたように札幌市では11月25日迄、新しい動物愛護条例について
国民の皆さまから広く意見を募集しています。

札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)について意見を募集します

当会からの意見案ができましたので、よろしければ参考にしていただき
動物たちにとってより良い条例になりますようご協力ください!

今回、飼い主のいない猫について、特定犬について、多頭飼育について
北海道では初めて条例に規定が盛り込まれます。

猫の保護活動をされている方にとっては、大変に影響するものです。
日々の活動の中で感じられている事などありましたら
この機会に是非ご意見をお願いします。
人にも猫にも、住みよい札幌になることを願っています。

また、大型の犬を飼っている方、多頭飼育をされている方にも関連してきます。
模範となる飼い方を実践し、不幸な犬を産み出さない施策にご協力ください!


札幌市担当部署電子メール:inuneko@city.sapporo.jp 
ウイルス感染を避けるため、ファイルの添付はせず、件名に「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)に対する意見」と記載し、メールの本文にお名前・ご住所とともに、ご意見を記載し送付してください。





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札幌市動物の愛護及び管理に関する条例・同条例施行規則(案)

※11月13日 追記しました  ※11月24日 追記しました

件名「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例(案)に対する意見」
名前 認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会
住所 北海道夕張郡長沼町西1線北15番地

1.
<箇所>
全体
<意見>
条例案について意見を募集する場合は、具体的な条例文案があったほうが良かったです。
<理由>
具体的な条例文案が無い状態での意見募集では、正確な解釈ができないため
意見も具体的に正確には出せないからです。

2.
<箇所>
全体
<意見>
条例には、(検討)として
市長は、5年を経過するごとに、社会経済情勢の変化等を勘案し、この条例の施行の状況等について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。 の一文を入れてください。
<理由>
時代に則した実効性のある条例でなければ意味がなく、今後新センターの建設等大きな変化にも対応できるようにしておく必要があります。

3.
<箇所>
全体
<意見>
条例には以下の条文のような(実験動物の飼養又は保管の届出)を新設して下さい。
実験動物を飼養し、又は保管しようとする者は、施設ごとに、あらかじめ、その旨を市長に届け出なければならない。
<理由>
実験動物の取扱いはいわゆるペットとは異なる管理や専門的知識が必要ですが、現状では施設の実態把握すらできていない状況です。

兵庫県ではすでに条例化されており、動愛法も改正され動物愛護意識の高まる現在、実験動物を無視することはできません。
動物たちの恩恵を受けている市民には知る権利があり、実験動物施設は透明性を確保し実態を公開していく必要があります。

4.
<箇所>
野犬掃討条例の踏襲について
<意見>
新条例に踏襲する場合は、「野犬掃討」「畜犬が不用になった」「自ら処理」の言葉を
「野犬の保護」「飼育できなくなった」「自ら新しい飼い主を探す」と言い換えてください。
<理由>
現在の札幌には野犬はほぼ生息していませんし、畜犬が不用、犬を処理するなどという表現は「動物の愛護及び管理に関する条例」には不適切と考えます。

5.
<箇所>
2ページ ※印
<意見>
多頭飼養の崩壊 … 繁殖や譲渡等により飼養する動物の数が増え
→繁殖や譲受等により の誤りではないでしょうか。
<理由>
繁殖では増えますが、譲渡では減ると思います。

6.
<箇所>
4ページ (1)行政(市)の責務
「人と動物が共生する社会」の実現のためには、行政(市)を中心として、市民
及び動物関係団体等が一体となって
<意見>
行政(市)を中心として、市民、動物取扱業者及び動物関係団体等が一体となって
に変更してください。
<理由>
前段で 行政(市)、市民、動物取扱業者及び動物関係団体等の責務を明確化します。
とあるのに、動物取扱業者がここで抜けるのはおかしいです。
動物愛護管理の取組の推進は、動物取扱業者こそしていくべきです。
7.
<箇所>
4ページ  (1) ア (ァ)の事業者 と イ の動物取扱業者
<意見>
特に意味が無ければ、冒頭言葉の定義に出てくる「動物取扱業者」に、単語は揃えたほうがいいのではないでしょうか。
<理由>
違う単語であることで、そこに何か意図があるのかと思ってしまいます。

8.
<箇所>
5ページ  (3)動物取扱業者の責務
動物の販売等の業を行う事業者は、直接市民と関わる者であり、動物愛護管理の
普及啓発に重要な役割を果たすとともに、動物を飼養する良い見本となる必要があり
ます。 このことから、新条例に基づき、新たに動物取扱業者に次のことを努力義務として課すこととします。
<意見>
次のように変更してください。
動物取扱業者は、直接市民と関わりがあり、動物愛護管理の普及啓発に重要な役割を果たすとともに、動物を飼養する良い見本となる必要があります。 このことから、新条例に基づき、新たに動物取扱業者に次のことを義務として課すこととします。
<理由>
繁殖販売、展示、保管、訓練等や二種取扱業、どれも市民と関わりがありますし、後半の「良い見本となる必要がある」と言う文章から、問題のある動物園を抱える本市の現状を意識し、展示を含めた全ての動物取扱業者に動物愛護福祉(特に健康と安全の保持)の向上や、自主的取り組みを実施させる必要があります。取組みの1つとして動物愛護管理に関する普及啓発等や取扱動物の福祉の向上(健康と安全の保持)のために、札幌市で、年に2回程度講習会を実施、受講を義務付けるべきです。

9.
<箇所>
5ページ (5)その他 行政(市)、市民及び動物関係団体は
<意見>
市民及び動物関係団体は を 動物の飼い主及び動物関係団体は に変更してください。
<理由>
飼い主は、自身の所有動物について責任を持って救護と、迷惑防止に努める必要があります。市民と言う表現では、動物を飼っていない市民も救助の努力義務を負うことになり、それよりもまずは飼い主の全てに救護の努力義務を課すべきです。
個々の飼い主としての義務を負わない者にまで救護等の義務を負わせることとなると、負うべき救護等の義務の程度が弱まってしまう可能性があります。

10.
<箇所>
6ページ (1)  ア エ オ共通   動物の種類、性質等に応じた
<意見>
動物の種類、発育状況、性質等に応じた に変更する。
<理由>
動物の種類、性質と同様に発育状況も考慮することが必要です。

11.
<箇所>
6ページ (1) イ 動物の健康状態に常に留意し、必要に応じて獣医師による治療等の措置を講ずること。
<意見>
イ 動物の健康状態に常に留意し、必要に応じて獣医師による予防医療、治療等の措置を講ずること。  に変更する。
<理由>
多くの飼育動物について、予防できる疾病等があり、公衆衛生の観点からも予防できるものは予防すべきです。道条例の強化。

12.
<箇所>
6ページ (1) ウ 幼齢期の社会化の促進のため、犬及び猫については生後8週間の間は親子を共に飼養するよう努めること。
<意見>
ウ 幼齢期の社会化の促進のため、犬及び猫については飼い主のもとで、生後8週間の間は親子を共に飼養するよう努めること。  に変更する。
<理由>
親兄弟と一緒に、人間と良い関わりを持ちながら社会化期を過ごすことが幼齢の犬猫にとってはベストであり、伴侶動物として生涯適切な性質を保ちやすいため。


13.
<箇所>
7ページ (2) ウ係留の強化
<意見>
条例に出てくるすべての「係留」について、大阪府動物の愛護及び管理に関する条例第4条を参考にし、おり、又は囲い等の障壁の中で飼養するときは含まない表現としてください。
第四条 犬の飼養者は、その飼養する犬(以下「飼い犬」という。)を、人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれのない方法で、常に係留しておかなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
一 飼い犬をおりに入れて飼養し、又は囲い等の障壁の中で飼養するとき。
<理由>
係留の定義が示されてはいますが、係留の本来の言葉の意味は、繋いでおくことのみを指しますから、「檻や囲いに収容する」ことを含まない表現としたほうが正確です。
単に「係留されています」と言った時に、繋がれているのか、檻に入っているのか不明な事態は避けるべきと思います。

14.
<箇所>
7ページ (2) エ 特定犬を飼養する者の義務
<意見>
「北海道動物の愛護及び管理に関する条例」第7条3号 飼い主の制御に従うように、必要なしつけ及び訓練をすること。を強化し、新たに(エ)として、不測の事態にも確実に指示に従うよう、その犬の能力に応じた十分な運動や訓練を行い、所有者との信頼関係を築き、犬の能力を高めておくこと。
を追記してください。
<理由>
咬傷事故等の原因は、飼養者の不適切な飼育による部分が大きく、その犬に合った適切な飼育管理がおろそかにされている事例が多くあります。(ア)(イ)のような、逃げないように出ないようにする管理のほかにも、日常的に犬にストレスをためさせない適切な管理が不可欠です。適切に運動や訓練が行われていれば、逃げる、噛み付くなどの問題を減らすことができます。

15.
<箇所>
7ページ (2) エ 特定犬
<意見>
特定犬は、示されている8犬種以外でも、その雑種や、体高体重、飼養状況により「市長が指定する犬」の「指定」を積極的に活用することを求めます。
<理由>
人や動物に危害を加えた場合の大きな犬、とくに闘犬種やガードドッグの被害の大きさは、通常の愛玩目的の小型犬とは大きく異なることから、大きな犬を飼うことの責任の重さを十分に認識し、常に気を引き締めて飼養すべきです。
安易に飼われる大型犬自身も不幸な結果になっている現実もあり、8犬種以外の飼養者にも飼い主責任を十分に認識させることが必要です。市長の指定を積極的に活用することにより特定犬の雑種や犬種では当てはまらない大型犬などに柔軟に対応できると思います。

16.
<箇所>
8ページ 3. 飼い主のいない猫に餌を与える者の遵守事項の追加
<意見>
飼い主のいない猫に餌を与える者の遵守事項の追加とともに
飼い主のいない猫対策や人と猫との快適な共生のための取組といった事項を追加し、札幌市と市民、動物関係団体等が協働して飼い主のいない猫と共生し問題解決する旨の一文を挿入してください。
<理由>
北海道や札幌市における、飼い主のいない猫の生息数や被害の状況などは、気候の問題もあり、本州のそれと比べるとさほど深刻ではなく、完全に自生し世代交代を繰り返すような猫は少ないと思われます。地域猫の発案者の黒澤泰氏も「街で猫を見なかった」と驚いておられました。逆に言うと、道内の飼い主のいない猫は、より人の手がかけられているところ(越冬できる環境)に生息していると考えるべきですから、現時点では飼い主規制と飼い主のいない猫に餌を与える者の努力義務を課すことで、新規の飼い主のいない猫を増やさないところに注力することに賛成です。しかし、今後、気候の温暖化や単身の高齢者が増えたりといったライフスタイルの変化により、本州の猫問題の規模に近づいていくとも予想されるため、今後の方針を明確にするためにも札幌市が主体となり問題解決を図っていくことを明記しておくべきです。

17.
<箇所>
8ページ
(3)猫の飼い主の遵守事項で新たに追加するもの
ア 猫を屋外に出す場合には、首輪、名札、マイクロチップ等により、自己の所有を明らかにするための措置を講じること。
<意見>
猫の飼い主は、首輪、名札、マイクロチップ等により、自己の所有を明らかにするための措置を講じ、散歩で外に出す際はハーネス等で逃げないようにし、室内飼育に努めること に変更する。
<理由>
室内飼育を推進することで、札幌市に迷子で収容される猫を減らすことが出来るし、交通事故等で路上死する猫も減らすことが出来るから。道条例の強化。

18.
<箇所>
8ページ 飼い主のいない猫に餌を与える者の遵守事項
飼い主のいない猫に無責任に繰り返し餌を与えることにより、地域に猫が住み着き、ふん尿被害など、様々な問題が発生しております。
<意見>
猫は愛護動物で、動物愛護管理法で虐待や遺棄が禁止されています。しかし、飼い主のいない猫に無責任に繰り返し餌を与えることにより、地域に猫が住み着き、行き場のない子猫が産まれたり、ふん尿被害など、様々な問題が発生しております。に変更する。
<理由>
動物愛護管理法の基本原則に、「すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。」
猫を嫌っている人にも、猫は愛護動物であることを理解してもらうためにも文頭に「猫は愛護動物で、動物愛護管理法で虐待や遺棄が禁止されています。」を加え、また餌やりによって繁殖能力を高めた猫が子を産むことで行き場のない命がさらに増えてしまうので、「行き場のない子猫が産まれたり」を加えてください。

19.
<箇所>
8ページ 飼い主のいない猫に餌を与える者の遵守事項
イ 近隣住民など、猫の飼養の影響が及ぶ者に対し
<意見>
イ 近隣住民など、猫への餌やりの影響が及ぶ者に対し に変更してください。
<理由>
猫の飼養の影響が及ぶ と言う表現では、飼養している=飼い主 となるので
矛盾が生じます。
20.
<箇所>
9ページ ※新条例等で規定する飼い主の遵守事項一覧
ふん、毛又は羽毛等を適正に処理し、飼養施設等の汚染を防止すること
<意見>
ふん尿 に変更してください
<理由>
尿も汚染原因です。道条例の強化。

21.
<箇所>
9ページ ※新条例等で規定する飼い主の遵守事項一覧
動物が逸走した場合には、捜索し、収容するよう努めること
<意見>
動物が逸走した場合には、ただちに関係機関に連絡、捜索し、収容するよう努めること に変更してください。
<理由>
逸走後、そのうち戻ってくるだろうとすぐに探さない場合が散見されるので。

22.
<箇所>
9ページ 犬は原則として係留すること  ※ 係留が不要な場合
B 曲芸、展覧会等の催しを行う目的のために
<意見>
曲芸 を 競技会、デモンストレーション等に変更してください。
<理由>
時代にそぐわないので。

23.
<箇所>
10ページ 新条例等での規定 現行との比較
※係留の方法等の遵守事項について
A柵、塀等で敷地を囲うことにより犬を係留する場合であって、
<意見>
犬を係留する を 犬を収容する場合に変更してください。
<理由>
言葉の意味として、係留には「繋ぐ」意味合いにしか取れないので区別して欲しい。

24.
<箇所>
10ページ 新条例等での規定 現行との比較
特定犬の飼い主は、飼い主以外の者に対し注意を喚起させる標識を掲示すること
<意見>
注意を喚起させる標識(シールなど)は、市で配布するよう手配してください。
<理由>
統一し、市で周知し、注意喚起するのが望ましいので。

25.
<箇所>
10ページ B猫の飼い主の遵守事項
猫を屋外に出す場合は、みだりに繁殖することを防止するため、避妊・去勢手術等を行うよう努めること
<意見>
猫の所有者は、みだりに繁殖することを防止するため、避妊・去勢手術等を行うよう努めること に変更してください。
<理由>
すでに動物愛護管理法第37条1項で、みだりに繁殖してこれに適正な飼養を受ける機会を与えることが困難となるようなおそれがあると認める場合に繁殖制限の努力義務がありますが、特別な理由なく繁殖制限措置をせずに猫を飼う事自体がこの場合の適用となります。環境省の告示「家庭動物等の仕様及び保管に関する基準」第5,3などでも明示されているように猫を屋外に出す場合の繁殖制限措置の義務化は必須です。
屋内外、出す出さないを問わず、所有者のいる猫について、基本的には避妊去勢をして飼うことをもっと推進すべきです。

26.
<箇所>
10ページ B猫の飼い主の遵守事項
猫を屋外に出す場合は、首輪、名札、マイクロチップ等により、自己の所有を明らかにするための措置を講じること
<意見>
猫を屋外に出す場合は、首輪、名札、マイクロチップ等により、自己の所有を明らかにするための措置を講じ、みだりに繁殖することを防止するため、避妊・去勢手術等を行うこと  に変更してください。
<理由>
室内飼育を努力義務としているにもかかわらず、あえて屋外に出す場合は、室内飼育よりもより厳格な義務を課す必要がありますので、前述の事項と合わせて遵守させるべきです。屋内外、飼い主がいるいないにかかわらず、不妊措置が行われていない猫の自由な交配が、全ての猫問題の大きな根本原因であることをもっと重く考えるべきです。所有明示についても、既に環境省の告示「動物が自己の所有に係るものであることを明らかにするための措置について」が定められていますので,この規定を前提としたものとすることを検討されてはどうかと思います。
ペットを含めた外来種の繁殖制限については、動物が野外で増えすぎて経済的な被害が出たり、生態系に影響を及ぼすような事態になってからの対策ではすでに遅く、行政の施策はいつも後手に回っていることを反省し、猫の被害が拡大するのを見過ごしているのではなく、他の自治体のように餌やり禁止条文を考えなくてはいけないような事態になる前に、先手の規制で対応してください。

27.
<箇所>
10ページ C特定動物の飼い主の遵守事項
特定動物の種類、数、習性等に応じて適正に飼養すること
<意見>
特定動物の種類、数、習性等に応じて適正に終生飼養し、近隣住民に飼養の事実を周知すること に変更してください。
<理由>
特定動物であっても、飼い主には終生飼養する責務があります。また、近隣で特定動物を飼養していることを把握しておくことは、非常の事態に備えて必要ですし、住民には知る権利があります。逸走時の捕獲方法や災害時の対処方法等は所有者のみならず、近隣の住民にもあらかじめ示しておくべきです。逸走してからの周知では遅く、標識のみでは不十分です。

28.
<箇所>
11ページ  (1)多頭飼養の届出義務の追加
@ なお、動物取扱業者、市、大学、製薬会社等は届出の対象外
<意見>
なお、動物取扱業者は届出の対象外 に変更してください。
<理由>
動物取扱業者は、別規定で頭数の届出を行っているので対象外で良いですが、市、大学、製薬会社等を対象外とする根拠が不明です。根拠があれば、お示し願います。
根拠が無ければ犬猫10頭以上飼養している者は、もれなく対象としてください。多頭飼育の崩壊予防以外にも、災害時など非常の事態に行政が把握しておくべき必要な情報です。

29.
<箇所>
13ページ イ 収容した猫の返還手数料
市民に保護された猫については拾得者の依頼により動物管理センターが引き取り、
収容する場合がありますが、これらの猫を飼い主に返還する場合にあっては、受益者
負担の観点から当該猫の引取り・収容に要した費用を飼い主に負担していただきます
<意見>
猫の返還手数料については、安価に設定すべきです。
犬の返還手数料7,200円は、全国的に見ても高すぎるので値下げしてください。
<理由>
猫は返還率が低く、ほとんど迎えに来ないので手数料が高ければなおの事、放置してセンターに迎えに来ない市民が増える懸念があります。返還手数料以前に、飼い主責任の醸成が必要です。
犬の返還手数料は、北海道や近隣都市と比べて高すぎるので同じくらいに設定してください。

30.
<箇所>
13ページ 
(2)罰則を強化し、「20万円以下の罰金」が適用となる場合
ウ 曲芸、展覧会、協議会
<意見>
ウ競技会、展覧会、デモンストレーション等 と変更してください。
<理由>
協議会は誤字でしょうか。曲芸は時代にそぐわないので。


※「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例」が適切に運用する意味においても、札幌市に動物愛護センター建設の要望も合わせ意見提出させていただきます。
2013年の動物愛護管理法の改正により、飼い主が動物を適正に飼養することや自治体の役割が法律により明文化されました。
全国的には平成25年より、環境省でも『人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト』が発足し、犬や猫などのペットにもできる限り生存の機会を与え、優しさと思いやりを育む国づくりを推進しています。

しかし、現在の札幌市の施設は、業務の管理運営、犬の捕獲、動物の飼育に関する苦情対応等が業務の八軒本所と犬猫の返還、譲渡、火葬、殺処分を行う業務の福移支所と業務が2か所に分散されています。そのため、施設の機能や作業効率、マンパワーでもロスが多く、また、犬猫の殺処分を減らし、譲渡、返還を進めるには、市民が足を運びやすく利便性の良い施設が求められますが、福移支所は、札幌市郊外にあり公共交通機関の便も悪く、車がないと足を運びにくい場所にあります。そのうえ、譲渡や教育のための動物と触れ合えるスペースもなく、殺処分が目的だった当時の時代背景が伺える施設です。
来秋施行予定の「(仮)札幌市動物の愛護及び管理の条例」を適切に運用していくためにも、現在の施設では、新たな役割を担うのは無理で、将来展望も持てません。
当会では、札幌市動物愛護センター建設のための署名運動を平成27年2月1日より展開し、5万5千人余りの方々からご賛同いただき、現在、札幌市議会厚生委員会で審議継続されているところです。
札幌市が、人と動物の共生社会推進の司令塔となり、それを強力に推進する施設があれば、
札幌市民の心を豊かで思いやりに満ちたものにでき、お金には換算できない大きな力を札幌市民に与えてくれるはずです。
そして、市民の参加・協力により無限の可能性が生まれる施設となれば、動物を介して人々が交流できる場所となります。
また、ボランティア研修のシステムも持ち合わせる多目的施設となれば、社会貢献できる人材の育成にも繋がります。
札幌市には「人と動物が共生できる社会」の見本となる施設が必要です。
札幌市に動物愛護センターの建設が実現すれば、動物の愛護や福祉が推進されるだけでなく、地域の活性や住民の交流のあり方について、北海道を始め他の自治体の良き手本となるに違いありません。


なお、当会意見(案)は、〆切間際まで熟考し
適宜追記修正等していきますことをご了承ください。




posted by しっぽの会 at 18:30 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おめでとう!プリオがしっぽを卒業しました!♪☆.。.:*・゜



purio2.jpg

プリオは先月、たった1頭で石狩保健所に保護された
推定3か月のミックスの子犬です。

飼い主さまは、ご自宅でステキな雑貨ショップのオーナーさまをされています

はんどめいど雑貨のおうちSHOP「Re:Happy☆」
苫小牧市美園町2丁目13
080-2872-9041
handmadeshop
-re.happy-2013.04@docomo.ne.jp


犬を飼いたいとずっと思われていて
もし飼うなら保護施設などから・・と考えていらしたそうで
10月末のてしごと市inつどーむのイベントに出店が決まり
その時に当会をお知りになったそうです。


ホームページでプリオの写真に一目惚れし早速面会にきて下さいました。

飼い主さまは、3人のお嬢さまのいらっしゃるご家族で
プリオは念願の初の男の子の家族が増えるととても喜んでいらっしゃいました

新しい名前は男の子らしく『大地』ちゃんになるそうです(^^)

お姉ちゃんたちにたくさん遊んで可愛がってもらえそうですね

飼い主さま、この度は本当にありがとうございました<(_ _)>
大地ちゃんをどうぞよろしくお願いいたします

お幸せに

posted by しっぽの会 at 12:52 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おめでとう!花菜(かな)がしっぽを卒業しました!♪☆.。.:*・゜


kana1.jpg

多頭飼育しているところから保健所へ放棄され、8月に当会で引き取りした
キャバリア風?シーズーの花菜が卒業しました

花菜は若いのですが、健康診断で心肥大と不整脈が確認されました。
飼い主さまはホームページで花菜の症状を気にかけ面会にきて下さいました。
以前飼われていた愛犬も心臓が悪く長い間治療されていたそうです。

花菜をとてもカワイイと気にいってくださり
ずっと大切にしますと仰って下さいました

子供のキュリーも同じ日時の卒業となり
それぞれが幸せになります

飼い主さま、この度は本当にありがとうございました<(_ _)>
花菜をどうぞよろしくお願いします。
お幸せに


posted by しっぽの会 at 11:33 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする