2015年10月26日

〆切間近!円山動物園市民提案!と小菅氏の就任。


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先日お知らせしていました、マレーグマ「ウッチー」死亡事件に係る
改善計画(中期的課題)に対する市民提案の募集について
http://www.city.sapporo.jp/zoo/shiminteianbosyu.html

10月28日の締め切りまで、残り2日となりました。

当会の所在地は夕張郡長沼町で札幌市のNPO法人ではなく
募集要件を満たしていませんので、意見としてカウントされないかもしれませんが
見過ごせないこの問題について当会の意見を提出いたします。

この問題について関心ある札幌市民の皆さまにも意見の提出をお願いいたします!


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マレーグマ「ウッチー」の死亡事案に係る改善計画(中期的課題)に対する提案

お名前 ご住所 〒 札幌市   区
ご提案したい区分に○をつけて、項目ごとにお書きください。

1.組織強化のあり方について(800 字以内)
札幌市の機関であるが、職員に生きた動物
とりわけ野生動物を扱う特殊な職業と言う認識が希薄である。
公務員であることで定時帰宅等が推奨されているなら、ウッチー死亡の遠因にもなる。
夜行性の動物は生態に応じた対応を夜間に行う必要があるし、対象が生きた動物であることから
昼夜を問わずの監視体制が必要であり、当直や夜勤を含む勤務体制に変えていくべきである。
動物園は来園数や入場料の目標達成に重きを置くのではなく、
野生動物が飼育下でも生き生きと暮らし、
その営みを人為的に永続させることが可能なことを人々に示すことが重要で、
組織として一番大切なことは何かを考える必要がある。
それができなくては「種の保存」などと言う大義名分は単なる詭弁であり
単なる動物展示施設ではないか。
組織を強化するためには、職員一人一人の意識の向上が不可欠で、
常識、良識、動物への興味関心と愛着、適切な倫理観、コミュニケーション力、
向上心や仕事への熱意と意欲がなくてはならない。
そして何より経験と実績に裏付けされた、強いリーダーシップを発揮できる園長の存在も不可欠で、
動物に対する見識がなければ、何を言っても職員には響かないのではないか。
また集客のみを目的としたイベントは、動物園本来の目的や目標にそぐわないので止め
動物園を維持していくうえで大切な事は何かを組織で考え共有するべきである。
現状人員が足りず動物に手が回っていないのだから、職員の資質の向上が確認できるまで
新規動物の導入は当然凍結すべきである。
単なる増員や名称だけ立派な係や計画を策定したところで
人員の資質が伴っていなければ絵空事となり
しわ寄せが飼育動物の生活の質に及ぶのは明白である。

2.人材確保・育成のあり方について(800 字以内)
北海道には獣医学や畜産系の大学、動物関連の専門学校も少なからずあり、
今まで専門性を持った職員の採用をしてこなかったことに大いに疑問を感じる。
大切な「地球の宝物」を預かっているという意識があれば、清掃員に動物の世話を任せられるはずはなく
早急に職員の採用制度を変更し、専門知識と技術を学んだ意欲のある職員の登用が必要である。
専門性を持った職員同士が切磋琢磨し合うことで、飼育技術の向上が見込めるほか、
国内外を問わず他園と対等に議論や情報交換もできるようになり
より広い視野で多様な情報を得ることが可能になる。
また、動物の担当を短いスパンで変えるのではなく、動物の寿命や性質を鑑みて、
できるだけ担当を変えず動物に配慮することも必要である。
動物の飼育管理には、僅かでもいつもとは違う行動や外観の変化を見逃さない等の
特殊な感性が必要でありウッチーの対応をしてこなかった飼育員や獣医のような人材は
適性がないと判断されても仕方がない。
直接動物に関わる人員は、特に熱意や意欲、動物への興味関心がなくてはならず
人員の入れ替えは個体の健康と安全を守るためにはやむなく必要である。
業務内容の特殊性、専門性から考えても、日々のルーティンワークしかこなせない職員は必要なく、
専門の飼育員に飼育以外の関係のない客を喜ばせるだけのイベント業務等をさせる必要もないし、
動物園の存在意義から考えても動物の生態説明等までに留めるべきである。
動物の事故死が続発している異常事態の収束や機能不全の組織を改変していくためには、
職員条例を作り内部で個人の資質や能力のランク付けを行ったり、
能力不足を理由に解雇できる強い姿勢で臨むべき。

3.開園時間又は休園日のあり方について(800 字以内)
他園の調査結果の平均的な開園時間と休園日に設定、さらに冬期は本州の動物園よりも
時間短縮するのが妥当と思う。また、入場料と年間パスポートの値上げも行うべきである。
検討の背景等に「市民サービスの低下への懸念」とあるが、ここにきてもなお集客に固執する姿勢が、
円山動物園の様々な悪しき慣習の根本原因だと感じる。
イベントがある時にはどっと人が集まる状況では動物へのストレスが大きいと思われ、
集客増加よりも動物に対する配慮など質を向上すべきである。
動物に悪影響が無いように配慮したり、じっくりと情報共有を行ったり
飼育動物を観察する時間を設けることが重要で、仮に異を唱える市民であれば、
動物園を生きた大きなぬいぐるみのいる「見世物小屋」としてしか感じていないからである。
今まで市民をそのように導いてきたのは円山動物園自体であることを猛省し、
ウッチー死亡事件をきっかけに、市民をはじめとする入場者に動物への配慮を見せていくことで
命の尊さや倫理観を伝え、市民の質の底上げを図る社会的な役割を担うべきである。
現状では集客のために、動物にストレスを与える状況を作り出しており
それが動物園の本来の進むべき方向と違っていることに一刻も早く気付き、
根本的な運営の仕方そのものを変えていかなければ
立派なアドバイザーを導入しても変革の妨げになる。
新規人気動物を導入し、集客をあおるのではなく、現存する動物を大切に
生き生きと天寿を全うできるよう工夫をし、「動物本来の持つ生態を魅せる」ことで
集客できるように努力すべきである。
現存する動物への設備投資はどんどんしてもらいたい。
「ゾウがくれば目標達成できそう」と言う安直な思惑は捨て
多種多様な生き物を大切に飼育し、その背景や生息域、
ひいては地球全体の環境問題にまで考え及ぶような
「真面目で、命に優しい」動物園であってほしいと要望する。

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23日に札幌市から辞令を受けた環境局参与小菅氏の見解も以下のようです。

円山動物園が「来園者100万人」の目標を掲げていることには、「円山動物園には野生動物の保全という重要な役割があり、人数が目標になるとそれがぶれてしまう」と否定的な見方を示した。
24日付北海道新聞 

1日も早く、動物たちが安心して暮らせる動物園にすることが
一番の目標のはずです。




posted by しっぽの会 at 13:19 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おめでとう!コルトがしっぽを卒業しました!♪☆.。.:*・゜


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多頭飼育しているところから保健所へ放棄され
今月の上旬に当会で引き取りしたコルトが卒業しました

見た目は子犬のようですが、成長時の栄養不良があったようで
推定では1〜3歳のシーズーのオスです

飼い主さまは以前から犬を飼いたいとは思いながらも
飼われるのは今回がはじめてで
このたび飼う環境が整ったとのことで検討されることになったそうです

インターネットで当会をお知りになり
その時からシーズーのコルトを気にかけてくださっていました。
実際に面会していただいて、思っていたとおり可愛い子だったので
そのままお迎えくださることになりました


飼い主さま、この度は本当にありがとうございました<(_ _)>
コルトをどうぞよろしくお願いいたします
たくさん可愛がってもらってね
どうぞお幸せに!

posted by しっぽの会 at 11:27 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いよいよ今週末開催!第3回公開講座「犬を殺すのは誰か」太田匡彦氏


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札幌市共催第3回しっぽの会公開講座は
いよいよ今週末10月31日(土)開催いたします

講師は、朝日新聞社メディアラボ主査の太田匡彦氏です。

≪太田匡彦氏プロフィール≫
1976年東京都生まれ。98年、東京大学文学部卒。
読売新聞東京本社を経て2001年、朝日新聞社入社。
経済部記者として流通業界などの取材を担当。
AERA編集部記者を経て14年からメディアラボ主査。
著書に『犬を殺すのは誰か ペット流通の闇』(朝日新聞出版)などがある。


≪講座内容》 
平成25年度、殺処分された犬は2万8千頭以上。
オークションを中心とする日本独特の流通にメスを入れた太田氏。
不幸な犬が1頭でも減り、いつか「殺処分ゼロ」が現実のものとなる日が
くるようペットを取り巻く現状を告発する。





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多くの生体販売業者にとって、残念ながらペット達は「商品」でしかありません・・・

今、『命あるもの』としての認識を持ち、人道的な扱いが求められています。

ぜひこの機会に、ペットを巡る知られざる真実に耳を傾けてください!!


〜公開講座の詳細は以下となっています〜

殺処分ゼロをめざす「犬を殺すのは誰か〜ペット流通の闇」
講 師:太田匡彦氏(朝日新聞社 メディアラボ主査)
日 時:2015年10月31日(土) 講 演:13:00〜15:00
開 場:12:00  閉 場:16:30 
会 場:WEST19 5階講堂 札幌市中央区大通西19丁目
   (駐車場はありません)
    地下鉄東西線西18丁目駅下車(1番出口の向かい)
共 催:札幌市動物管理センター・認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会
後 援:北海道 
入場無料 申込不可
問い合わせ:しっぽの会 電話:0123-89-2310 
Email:info@shippo.or.jp

講師の太田先生が貴重な資料もご用意くださり、
社会問題にもなったペットの遺棄事件等、ぜひ知っていただきたい内容となっています。


他にも
■札幌市の犬と猫の現状や取り組みのパネル展示
■しっぽの会の動物愛護と福祉のパネル展示
■犬と猫に関するアンケート
■札幌市動物愛護センター建設のための署名

また、多彩な情報を発信する朝日新聞社のペットサイトsippoさまより、
太田さまが執筆された動物関連記事や朝日新聞社さまの動物の事件等の記事も展示いたします

最新の調査による記事に関するお話も聞けます!

朝日新聞社
犬猫2万匹、流通過程で死ぬ 国内流通で初の実数判明

http://www.asahi.com/articles/ASH9K6FQKH9KULZL003.html

朝日新聞sjppoさまサイト
http://sippolife.jp/index.html


開場は12時ですので、講演の前にパネル展示も是非ご覧ください。
また、アンケート、署名のご協力お願いいたします





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<会場のWEST19>

お申込みご予約は必要ありませんので、当日直接会場にお越しください

定員は200名ですが、若干多くお席をご用意できますので、
ご家族やご友人、飼い主さま同士、お一人でも是非いらしてください

皆さまのご来場をお待ちしております



posted by しっぽの会 at 10:02 | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする