
8月6日、姫奈(ひな)が虹の橋へ旅立ちました・・・
姫奈は昨年3月、道南の渡島保健所から引き取りした柴犬で10歳は越えた高齢犬でした。
朴訥とした和犬の魅力たっぷりで、お散歩が大好きなマイペースでおっとりした子でした。
昨秋より体調を崩し、心臓が悪いことが分かり、薬を服用していましたが、
心臓の働きが弱くなってきていて、余命1か月の宣告を受けました。

預かりボランティアさんがそんな姫奈を心配され、昨年11月から自宅で預かってくださり、
先住犬の当会卒業犬メルちゃんとも仲良く眠る微笑ましい姿を見せてもくれました。

穏やかな毎日を過ごしていましたが、3か月程前から足が弱くなって起立できなくなり、
助けて欲しくて昼夜構わず大きな声で呼ぶようになりました。
円形サークルの中なら歩行できたのですが、
お散歩好きだった姫奈は自分で歩きたい要求が強かったとのだと思います。
食欲も落ちてきたので手作り食にすると、ガツガツと良く食べてくれていたそうです。
亡くなる前夜も大好きな手作り食を食べていつも通りでしたが、
6日の朝、息を引き取っていました。
心臓も悪かったのと老衰もありましたが、
姫奈は面倒をかけないよう、全てを理解してくれていたのではないでしょうか。

一昨年のクリスマスに七飯町の畑の中でポツンと立っていたところを保護、
役場で公示後も行き場がなく保健所に収容された姫奈。
当会に来て、マイペースでお散歩を楽しんでいた姫奈。
預かりボランティアさんのお宅で愛情いっぱい注いでもらっていた姫奈。
1年と7か月、様々な環境の変化がありましたが、姫奈は逞しく生きてくれました。
余命1か月宣告からここまで長生きできたのは、
預かりボランティアさんのお世話と愛情のお陰だったことは言うまでもありません・・・
皆さまとご一緒に姫奈の冥福を心より祈りたいと思います。
これまで、姫奈を応援してくださっていた皆さま、本当にありがとうございました。
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