2015年07月01日

猫の写真集『新宿ニャン活物語』


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新宿で生活している猫、地域猫活動に取り組んでいる人たちの実情を
少しでも多くの人に知ってもらいたい・・・
そう言った想いから1冊の写真集が出来上がりました。

「新宿ニャン活物語」は、東京・新宿に生息している野良猫と、
それらにエサを与えている人たちの物語を描いた写真集で、
歌舞伎町、大久保、西新宿、都庁付近と「新宿」に撮影場所を限定したものです。

人の欲望を満たしてくれる歌舞伎町・・
外国人が闊歩する大久保・・
エリートが行き交う西新宿・・
ホームレスが「集合」している都庁界隈・・

それぞれ違った表情を持っている新宿とそこにいる野良猫と世話する人たち。
写真集に出ている猫は皆、野良猫なので、
いわゆる癒し系の愛くるしいかわいい猫は一切出てきません。

都会の真ん真ん中で、たくましく生きている猫たち、
また、それらの猫にエサを与え、世話をしている人間にフォーカスを当てています。

野良猫でも、世話をする人がいて、餌やり、後片付け、糞尿の始末、
去勢・避妊手術が施されている猫のことを「地域猫」と呼んでいますが、
地域猫の世話をするのは、すべてボランティアの人たちで、
餌代も手術費用も自らで払っているそうです。

新宿区保健所、東京都動物愛護相談センター、
地域猫活動をしている人たちの集会にも取材されたそうですが、
リアルな実情が伝わってきますので、
野良猫の現状に心を痛めている方、保護活動されている方には特にご覧いただきたい写真集です。

撮影された中野正貴氏は、2001年に写真集「TOKYO NOBODY」で日本写真協会賞新人賞、
2005年に写真集「東京窓景」で第30回木村伊兵衛写真賞を受賞している写真家です。
写真だけでは伝わらない部分があるのではと、
新聞記者やフリーペーパーの編集長をされていたルポライターの草野正氏が文章を書かれました。

表から見てゆくと写真集、裏表紙からめくってゆくと文章、という構成になっています。

誌名「新宿ニャン活物語」
発行日=15年5月14日、価格=1200円(税別)
A4版160ページ、発行=(株)新聞制作センター
発売=日刊スポーツ出版社

写真集を通して地域猫の活動が周知されて一頭でも不幸な命が救われますように・・・



posted by しっぽの会 at 08:55 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(株)グリーティングライフさまからご寄付をいただきました!


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6月19日、いつも当会をご支援くださっているステショーナリーグッズの
(株)グリーティングライフさまより300,000円のご寄付を頂戴いたしました

(株)グリーティングライフさまは、
フランスで設立された世界の医療団メドゥサン・デュ・モンドや
世界自然保護基金WWFへの支援を通して、社会への貢献にも積極的に取り組んでおられます。

(株)グリーティングライフHP
http://greetinglife.co.jp/

また、当会がイベント等でチャリティ販売できるよう、
日頃よりたくさんのグッズもご寄付くださっています!

ご寄付やグッズは、
保護した犬猫の医療費や環境を整えるために大切に使わせていただきます<(__)>

来月8月には2016アニマルダイカットカレンダー他、
さまざまなカレンダーも、書店や雑貨店、専門店などで販売されるそうですよ

(株)グリーティングライフさま、本当にありがとうございました



posted by しっぽの会 at 00:17 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする