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12月8日付北海道新聞夕刊に、小型犬ブームの陰に見える動物遺棄事件、
Xマス安易な購入に警鐘の記事が掲載されました。
栃木県、佐賀県、山梨県など各地で相次いだ小型犬多頭遺棄事件。
背景には、小さいから飼いやすいという小型犬ブームがあります。
数年前なら大型犬も多く見かけましたが、最近はめっきり少なくなってきました。
実際、札幌市動物管理センターに迷子で収容される犬も小型犬が多くなり、
小型犬の放棄も際立って目立ってきています。
小さいから飼いやすい、自宅交配、
世話を出来ないほど飼育する無責任な飼い主による遺棄や
悪質繁殖業者による過剰繁殖や市場飽和で遺棄されている事件は後を絶ちません。
クリスマスやお正月、プレゼントやお年玉にペットをプレゼントする人もいます。
『小さくても命あるもの』の命を尊ぶ教育が出来なければ、
ペットを飼うことが、逆に命を粗末にする教育になる恐れもあります。
安易に飼うことは安易な放棄に繋がっているケースは多く、
飼い主のモラル、ペット業界のモラルが問われています。