2014年12月07日

12/5朝日新聞 小型犬の遺棄問題から

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12月5日付、朝日新聞社会面に掲載された小型犬の遺棄問題。

動物はものではなく命あるもの・・・
多数ではなく大量となっているところに違和感を覚えますが、
こうした事件は、ペットをものとしてしか扱わない悪質ペット業者の倫理観やモラルの欠如、
ずさんな飼育管理等が背景にあり、
幼齢の子犬や子猫、流行種を求める消費者にも責任があります。

昨年9月施行の改正動物愛護管理法により、
業者が売れ残った犬や猫等を保健所に持ち込むことは出来なくなりましたが、
改正前も犬が多数遺棄される事件は日常的に起きていました。

犬や猫は命あるもの・・・
他の商品のように在庫や期限で管理できるものではありませんし、
大切にペットを飼いたい人の需要があって初めて供給されるべきものと思います。

ペット先進国のドイツやスイスではペットを展示販売は禁止されており、
犬や猫を飼いたい人は、保護シェルターから迎え入れたり、
優良なブリーダーに予約をしておきますが、
その際にも飼い主として問題がないか厳しい審査があるそうです。

小さな命を尊ぶ社会は人間にとっても住みやすい社会です。

過去にイギリスのブリーダーが日本人には犬を売るなと聞いたことがありますが、
日本がペットの先進国となる日が一日も早く実現しますように・・・。


posted by しっぽの会 at 12:45 | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12/6北海道新聞「ペットのこころ からだ」

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12月6日の北海道新聞生活面に掲載されている「ペットのこころ からだ」

今回のテーマは「飼い主への攻撃」

みなみ動物病院副院長の南佳子先生は、行動治療の専門医です。

犬で一番多い問題行動は飼い主への攻撃。

札幌市動物管理センターにも、飼い主を噛んだと3歳のメスの秋田犬が放棄収容されています。

札幌市動物管理センターHP
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/syuuyou_doubutsu/houkiken.html

攻撃行動には必ず原因がありますので、
悩まれている飼い主さまは、ぜひヒントにされてください。

家族になった犬たちが、専門医のアドバイスを受けたり、工夫努力することで、
終生家族でいられますよう心から願っています。



posted by しっぽの会 at 11:24 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おめでとう!キキとララがしっぽを卒業しました!♪☆.。.:*・゜

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黒いほうがキキ、白いほうがララの姉妹猫です。

2匹は、今年の6月に滝川保健所から引き取りしたテンの産んだ子猫です。
多頭で放棄されたテンでしたが、
当会で引き取り時には既に妊娠していて3匹の子猫を産みました。
残念ながら1匹は成長できずに亡くなり、2匹の姉妹猫が仲良くすくすく大きくなりました。


飼い主さまは、いつもホームページをご覧下さり
ラジオも聴いてくださっているそうで、猫の見学に来てださいました。

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元気な姉妹でキキのヒゲ模様がカワイイと気に入られ
姉妹一緒にとキキとララを家族に迎えて下さいました

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お家には、保護された先住の猫ちゃんが2匹いらっしゃるそうです

さらに賑やかになりますね

キキの新しい名前は『クッキーちゃん』、ララは『ポテチちゃん』になるそうです

飼い主さま、この度は本当にありがとうございました<(_ _)>
クッキーちゃん、ポテチちゃん、たくさん可愛がってもらってね
どうぞお幸せに・・・


posted by しっぽの会 at 07:39 | 保護猫の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする