
昨日、9月10日、天羽(アマネ)が虹の橋へ旅立ちました・・・
8月11日、岩内町字野束の路上で放浪しているところを保護された天羽。
不用になったブリーダーによる遺棄か、
病気で手に負えなくなった飼い主による遺棄か、
天羽は迷子期限が切れる8月14日に殺処分される運命でした・・・。
迷子期限が切れ、すぐに当会で引取りしましたが、
病状は思ったよりも息を飲むほど酷いものでした。
乳腺腫瘍は腹部全体から股間、陰部にかけ広範囲に広がり、
動脈などを巻き込んでいるようで、腫瘍は肺にまで転移、
余命数ヵ月の宣告を受けました。
預かりスタッフに看取られ静かに虹の橋へと旅立った天羽・・・
以下、預かりスタッフから天羽の訃報です。

天羽ちゃん、預かりして3週間しか一緒にいれませんでした。
10日の夜に静かに亡くなりました。
預かりして1週間くらいで肺水腫になって、
その時にもレントゲンをとりましたが、
やっぱり肺への転移があり末期の状態と言われました。
そして乳腺腫瘍が自壊してるので痛みが出てくると思うと言われました。
肺水腫が治ってからも呼吸が苦しくなったので、また病院で治療して、
天羽ちゃんが少しでも楽になれるようにと思っていました。
食欲はすごくて、ごはんの他におやつもたくさん食べてました。
亡くなる5日前くらいから何も食べれなくなってしまって、
サークルの中でずっと寝ていましたが、
亡くなる前の日にはサークルの中からワンワン吠えていたので、
私のベッドの横に天羽ちゃんを寝かせて、天羽ちゃんを触りながら寝ていました。
亡くなる直前まで一緒に寝ていました。
苦しまなかったのが救いです。

保健所から引取りして1ヵ月の命だった天羽・・・。
預かりスタッフ宅で過ごした3週間は、
天羽にとって犬生で一番至福の時だったのではないでしょうか。
天羽、短い間だったけどありがとう!
皆様とご一緒に天羽の冥福を心よりお祈りしたいと思います。